浪花のロッキー さん

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41件中1-10件

  • 70点 なんじゃこれは(0)

    2008年9月4日 to アクロス・ザ・ユニバース

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    (C)2007 Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.

    ダサい。臭い。わざとらしい。恥ずかしい。
    ビートルズにおんぶにだっこの、おままごとミュージカル。

    大上段に振りかぶった割には、楽曲の解釈が一面的で
    古臭くて、わざわざせっかくの普遍性をそぎ落としてまで
    こんな底の浅いシークエンスに当てはめて大袈裟に
    お見立てゴッコをやらかす意味が分からない。
    観客の「なるほど」を引き出しても何の意味もない。
    気の利いたこじつけなど誰も求めていないのだ。
    「そう来たか!」という驚きがほとんど感じられず、
    面映いだけならともかく舌打ちしたくなるような
    レベルの低い絵作りにゲンナリさせられることしきり。
    これに較べたら「アイ・アム・サム」の方がはるかに
    ビートルズの楽曲のニュアンスを的確に把握して
    有機的に駆使していたと思う。出直してきてほしい。
    さすがに「かーぺっぺ!」とまでは言わないが、
    ふんって鼻を鳴らしちゃうレベルだわな。
    こんなもん0点だ、0点!甘えるな!

    でも、いわゆる赤盤時代の歌をシンプルに歌うだけの
    部分はちょっと良かったりもしたのは正直なところ。
    良かったと思った曲は以下のとおり:
    「抱きしめたい」「オール・マイ・ラヴィング」
    「恋におちたら」「夢の人」(←これがピカイチ)
    「ブラックバード」「愛こそはすべて」
    「サムシング」「レット・イット・ビー」
    「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」
    あとおまけでボノが歌う「ぼくはセイウチ」
    この辺各10点で合計おっと100点だけど、
    ダメだった3曲(3曲のタイトルは憶測してね)の分
    −30点で合計70点あげよう。

    ボロクソに言っといて70点もつけるのはわしが
    ビートルズに関してはツンデレだから仕方ないのだ。
    文句あるか。あるなら謝るぞ。ごめん。
    ルーシー役の子が歌も上手くて素晴らしかった。
    サントラは2枚組の方を買おうかな♪

     

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  • 30点 見てきた見てきた!(105)

    2008年8月21日 to ダークナイト

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    TM & (C) DC Comics (C) 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

    面白かったけど、ちょっと長いよね。
    こんなお話なら2時間以内でまとめなきゃ。
    ヒース・レジャーは評判どおり素晴らしかった。
    役得の部分を差っ引いても見事な演技でしたね。
    まあその分クリスチャン・ベールのスカスカっぷりが
    悲惨だったけどね。こいつカッコつければつけるほど
    馬鹿に見えてこない?洒落っ気とかセンスが感じられない。
    あと、悲劇のヒロインにわざわざ老け顔のブスを
    キャスティングしてるのは、演出上の狙いですかね?
    ジョーカーに「美しい」と言わせて爆笑した観客から
    「んなわけないだろ!」と突っ込んでもらって
    重い空気の劇場に爽やかな一体感を呼び込む意図?
    スパイダーマンの彼女もたいがいブスブス言われてたけど、
    正直わし個人的にはキルスティンはスタイルいいし
    そこまでひどくはないよなと密かに思ってたんですが、
    今回の(前回も)レイチェルはちょっとえーって感じの
    アレですね。監督の審美眼はかなりユニークなのでは。
    善悪どうこうって哲学的に扱うこういう寓意ビシビシの
    作品で、ヒロインの面だけ無駄にリアリティー全開で
    逆に違和感があるというのはなかなかに興味深い現象w
    アメコミ系がこの辺おざなりなのは、何か底意が???

    最後に本当に正直に本音を言ってみるけどちょっと
    この映画、いろいろ褒められ過ぎだよね。
    よくできた深刻ぶりっこのマンガでしかないじゃん。
    もっとちゃんと本格的に重いの見た方がいいよ。

     

    共感:12人

     

  • 10点 見たけどさ・・・(0)

    2008年8月20日 to バットマン ビギンズ

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    (C)2005 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

    悪くはないけど、ちょっと子供っぽいよね。
    カッコつけてウダればウダるほど寒々しい。
    前のバートンバットマンのこの一言、
    「おまえがおれを作ったんだ」を、
    グダグダ無駄に引っ張って2時間超に
    仕立ててるだけで、まあうまくいってれば
    うまいやなーって褒めてあげてもいいけど、
    うまくいってないから褒めてあげないんだからねっ。

    なんかオタク系の外見ケレンミだけで引っ張った
    中身スカスカ猫の毛玉ウンコみたいなバットマンだね。
    前のバットマンは一見オタクテイスト満載で
    その実人間の嫌な暗部をえぐってた文字通りの
    重い暗黒面だったのに対して、前のよりワサワサ
    金掛けてロケしてる割に分かりやすくて底の浅い
    暗黒面ぶりっ子ってか見た目重視のガランドウ蝙蝠。

    まあ正直残念。ダークナイトに期待。

     

    共感:3人

     

  • 80点 おもしろいよー(0)

    2008年8月11日 to ウィッカーマン

    噂は聞いてたので、DVDでうっかり買っちゃったよ。
    アマゾンで申し込むときにケイジ兄さんのリメイク版と
    間違えないように何度も念入りに確認したのは秘密だ。

    で、見たんだけど…ホラーというよりブラックユーモア。
    失踪した12歳の女の子を捜索するためある島に来た
    おまわりさんが、いろいろ不条理な目に合わされて
    島からも出て行けなくなり、挙句に最後は…みたいなお話。
    DVDのジャケットのでかい人形がウイッカーマンな。
    追い詰め方とか罠の伏線とかちゃんと練れていて、
    かなり怖いんだけど笑ってしまうというか笑うしかない。
    ライフ・オブ・ブライアンなんかよりよほど危険な
    キリスト教批判…というより、悪趣味なこき下ろし大会で、
    イギリス人は加減を分かってるくせに面白がって
    悪ノリするからタチが悪いやね。見習わなきゃ。
    主人公は結婚まで純潔を守ると誓った30過ぎの
    童貞の真面目な警察官でしかも熱心なクリスチャン。
    この設定の時点で何をかいわんや、絶対確信犯なのに
    非難されたら「そんなつもりはなかったさ」と
    戸惑う(振りをする)脚本家や監督はさすがだ。

    ラストはこれ以上ないバッドエンディングでもう
    ドツボもいいところなんですが、そこに至る過程が
    キッチュでエッチで(・∀・)ニヤニヤ(*´Д`)ハァハァって感じ。
    ミュージカルかと見紛うばかりに全編登場人物たちが
    歌いまくりで、最後にはクリストファー・リーまで
    ニコニコ笑顔で歌ってます(美声!)。ドラキュラ伯爵は
    貞子みたいな女装までしてノリノリで微笑ましい。
    おねえちゃんの裸もバンバン出まくりでエロコワオモロー。
    上映時間は短いけど中身は濃くて、一筋縄ではいかない
    歯応えもあって、たいへん充実していてお得ですよ。
    ケイジ兄さんには申し訳ないけど、こっちだけ
    見といたらよろし。つーかケイジ兄さんの方だけ
    見て頭に来た人はこっち見て機嫌直してくだせえ。
    などというとわしは両方見たようだが実はわしは
    こっちしか見てま千円。だってわしは、映画生活の
    満足度ランキングを信用してるからw
    文句あるか?あるなら謝るぞ。

    しかし真面目なクリスチャンが見たら激怒なのかな。
    誰か敬虔なクリスチャンを自認される方、
    これとかライフ・オブ・ブライアン見て、
    感想聞かせてくんなまし。

     

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  • 90点 何十年ぶりかに見たよ(1)

    2008年7月29日 to 妖怪百物語

    子供の頃、雨で野球が中止になるとよく怪獣映画を
    放送していて、それがとても楽しみだったんですが、
    そこにときどき混ざるのが、このシリーズとか
    ゴケミドロとかマタンゴとかガス人間とか、
    子供にはちょっとあんまりなトラウマ系特撮映画でした。
    この百物語も、ラストの百鬼夜行が怖くて怖くて、
    ピーヒョロヒョロ泣いていたら、ママンとパパンに
    「おまえはいい子だから妖怪は来ないよ」と
    優しく宥められた純真無垢なロッキーちゃん五歳。

    で、もう優しかった両親も鬼籍の人となって、
    しかもけっしていい子ではなく汚れちまった
    ロッキー・メタボア・アラフォー。
    もしかしたら妖怪に連れて行かれるかもとちょっと
    ビビリつつ懐かしくケーブルで再見させていただきました。
    ママンパパンぼくを守って。

    いやーよく出来てる。これ確かガメラと同時上映で
    完全に子供向けのはずなのに、物語に妥協がないのね。
    百物語の最後にお祓いをしないと怪異が起こるという
    言い伝えと、冷酷な寺社奉行と悪徳商人が岡場所を
    建てるために古くからある社を壊し、長屋の住民を
    追い出す…つまり地上げ騒動の顛末が絶妙にメタファーに
    絡み合って、陰影に富んで見応えたっぷりの本格的な
    怪談に仕上がっていますよ。しかも出てくる妖怪が
    どれも存在感たっぷりでビジュアル的にも怖くて楽しい。
    CGじゃこのやばい存在感は出ないよな。
    そういえばうちの兄貴はこれを友達と劇場に見に行ってて
    劇場パンフ=水木しげる先生執筆!のノベライズならぬ
    忠実なビジュアライズコミックをお土産に買ってきてくれて、
    そこに全部の妖怪の写真と説明がついてたのを夢中で
    暗記した記憶があるが、なぜ暗記したんだろ、おれ。
    ちなみにそのマンガ本の後ろ半分はガメラ対バイラスの
    マンガ(絵は一峰大二先生!)だったような…

    まあそれはともかく。

    クライマックスの因果応報カタルシスを盛り上げるため、
    前半で善人がバンバン殺されるのも見ていて清々しい(?)し、
    高田美和もめっちゃ可愛くて寺社奉行が手篭めに
    したくなるのも無理はないって感じ。手篭めこそ
    出てこないが策略で手篭め寸前あーれー、みたいな
    描写は出て来るんだよ。子供向けなのに。いいのか。
    大目付の隠密みたいな役で出てくる藤巻潤と高田美和とは
    確か「大魔神」でも組んでたよね。懐かしすなー。
    最後は、宴会の余興で百物語(語るのは先代の
    林家正蔵!こぶ平じゃないよ)をやったのに
    お祓いをしなかったからか、お社を倒したからか、
    大挙して現れた妖怪が寺社奉行を取り囲み迫ります。コワイヨー。
    「妖婆・死棺の呪い」の換骨奪胎ですな。実に天晴れ。
    しかも逃げようとして障子を開けたら、巨大な顔だけの
    妖怪「大首」が哄笑しながら見下ろして…コワイヨー。

    で、もうひとつ肝なのが、妖怪はビビラせ追い詰めるけど、
    けっして自分たちでは手を下さないのな。錯乱させて
    自刃に追い込んでしまうわけです。つまり、超自然的な
    力で因果応報なわけではなく、悪事を働いたことへの
    良心の呵責で自分の神経を追い詰めただけという
    メタファーとも解釈できますねん。実際藤巻潤は
    寺社奉行が誰もいない場所に話しかけてるのを
    目撃するけど、妖怪自体は最後まで見ないしね。
    真景累が淵の「真景」と「神経」を引っ掛けた
    円朝のセンスをきちんと踏襲しているわけですね。
    リチャード・ドナーが自分の監督した「オーメン」を
    「不幸な偶然で精神的に追い詰められた外交官が
    自分の子を悪魔と信じ込んで殺そうとする話」と
    あっさり言い切ってて唸らされたことがあるけど、
    けだしよくできた怪談は安易にスーパーナチュラルに
    走らず人間の精神の深淵に恐怖を求めるもんなんでやんす。
    聞いてるか江原に三輪。人心誑かしてると連れてかれるぞ。

    で、ラストはわしのトラウマ=百鬼夜行。
    丁寧にオーバーラップしたスロー映像で、
    妖怪が棺桶三つお神輿にして担いであの世に大行進。
    ちゃんとスタントマンをメイクしてるからか、
    派手にトンボ切ったり側転切るのもいて、
    それが白々しさではなく迫力になって視覚効果満点。
    正直幻想的なイメージで、怖いというより感動した。
    大人になってトラウマ克服だよ。よかったねー。

    他にも語りの部分を映像化した二つのエピソード
    (土ころびとろくろ首)が魅力たっぷりで怖い。
    しかも語りの映像化に過ぎなかったはずのものが
    後半実は実在していて悪人を恐怖させる…という
    演出の妙というかサービス精神はもうね、感涙です。
    本当にこんなの子供向けで作ってたんだなあ。
    すごかったんだなあ日本映画って。先人に脱帽敬礼。

    ダイモンが出てくる方の妖怪大戦争と
    東海道お化け道中も見たんだけど、
    これはまた別の機会に。

    あー長くなってる。すんません。
    シャマランの「ハプニング」(←最低最悪)に
    対する鬱憤をここで晴らしてしまったような。
    最後まで読んでくれた人ありがとう。

     

    共感:7人

     

  • 10点 まあ一言で言って・・・(3)

    2008年7月28日 to ハプニング

    画像
    (C)2008 TWENTIETH CENTURY FOX

    「ざわわの恐怖」?

    シャマランこんなことばっかりやってたら、
    監督としてというより、人間としてダメなんじゃないかな。

     

    共感:6人

     

  • 70点 いいよいいよー!!(0)

    2008年7月7日 to ぜんぶ、フィデルのせい

    画像
    (c)2006 Gaumont-Les Films du Worso-France 3 Cinema

    新文芸坐で「パンズ・ラビリンス」の
    同時上映がこれだったのねー。
    正直見ようか見まいか迷ったので
    ここのレビューを読んでみたら、
    まあインディージョーンズの新作ごときに
    ウハウハして☆五つも献上するような
    お調子者の痛いレビュアーならともかく、
    信用できる誠実なレビュアーの方々の
    評価が軒並み高めでね評判上々なんでね、
    こりゃ見といた方がよかんべと早起きして
    6時半の回を見に行きました(夕方のね)

    いやー見て良かったでゴワス。いい映画だ!
    レビュアーの皆さんありがとう。
    常にむすっとしてるアンナが大人びて見えて
    実はものすごく繊細にやっぱり子供だったり
    きっちりお姉ちゃんだったり健気だったりで
    見てて飽きない。あっちの子役は達者やねえ。
    弟のフランソワもマイペース無邪気に見えて
    実は家族の中の一番下の存在=末っ子として
    ムードメーカーという大切な機能を果たしてて、
    このおもろーな姉弟に比べておとんとおかんが
    むしろ余裕のない頭でっかちギクシャクなのも
    にやりとさせる大人の味付けですな。上手い。
    まあ作品の感想については他のレビュアーの
    方と共感しまくりなのでそちらを参考に(おい)

    一個私がすごく気に入った台詞があったので
    それを紹介しますね。弟のフランソワが朝、
    お姉ちゃんのアンナに二段ベッドの上から一言、

    「起きてよ!みんなで日曜日しようよ!」

    日曜日しよう=レッツ・サンデー!…何か良くない?

    パンズラビリンスもちゃんと期待通りだったし
    こういう思わぬ拾い物もできたし、おれ今日、
    けっこう、充実の日曜日したよなあ←こう使う

     

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  • 80点 見てきた見てきた!!(0)

    2008年7月7日 to パンズ・ラビリンス

    画像
    (C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

    劇場で見逃してDVDで観るのも癪で未見のままでした。
    縁があったらどこかでまた掛けてくれるだろうと
    映画の神様に毎日お祈りを欠かさなかったら、
    たいしたもので願いが通じて、このたび
    マイニューシネマパラダイス:新文芸坐さんが
    二日だけ上映してくれることに…ありがとう神様。
    ありがとう新文芸坐。ビバ・池袋。祝・副都心線開通。

    で、もうワクワクしながら見に行ったんですが、
    期待通り!いやー素晴らしかったね!たまらんちんですよ!
    怖いし痛いし暗いし悲惨なのに、見終わったあと
    充実感で顔がほころんで(・∀・)ニヤニヤしてました。
    辛い現実からの逃避はフワフワ夢の御殿ばかりじゃなく
    カウンターとしてドロドロジメジメオーコワの悪夢回廊で
    バランス取ることもあるというか、脳内に整理つけるのが
    第一目的だから見たいものオンパレードの真逆が
    容赦なく襲い掛かってくることもあるんよね。コワー。
    あの大尉がデフォルメじゃないかと思うくらいに
    悪逆非道に徹しているのも実に利いてますね。
    スペイン内戦の忌まわしい記憶が結実体現された
    リアルなデイメアとしての絶対悪に対抗するのに、
    あれくらいどぎつくてダークな幻想に逃げ込むしかない
    少女の袋小路な心境がもうね、可哀想で可哀想で、
    もっといじめられろと…い、いや、もうやめてあげて!と
    何度心をヒリヒリ痛めたことか。いやホントにホント。

    映画自体が入れ子構造でどのような解釈も拒まない
    懐の深さがあるのも魅力。完成度の高い映画はどれもそう。
    ストーリー通り、地下:御伽の国から地上:現実世界に
    滲出してきたファンタジーとしてもよく出来てるし、
    結局全部オフェリアちゃんの現実逃避な脳内妄想でした、
    でも成立するし、実はスペイン内戦も含め、悲惨な現実と
    思われていることがただの出来の悪いファンタジーで、
    パンが跋扈するあの王国こそがリアルなのかも、とか…
    乱歩先生の言葉「うつし世は夢 夜の夢こそまこと」を
    理想的に…というより否応なく体感させられる、
    ある意味危険な、禍々しい残り香がたまりません。

    しかし手のひら目玉はちょっとヤバイなあ…
    今夜夢に見そうだな〜((;゚Д゚)

     

    共感:7人

     

  • 0点 えー… (0)

    2008年6月29日 to ランボー 最後の戦場

    画像
    (C) 2007 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GMBH & CO.KG IV

    なんでこれの満足度がわれらがインディーより上なんだ。
    全く、ゆとりはちゃんとした映画をちゃんと見てないから
    こんなはったりナルシズムに騙されて高評価つけるんだ。
    わしは納得できんから0点つけて平均下げちゃる!!
    …いや、ガチで0点にするよー。つまんなかったもーん。
    こういう大人げない振る舞いを何ら躊躇せずわしに
    やらせてしまえる時点で今回のランボーはダメダメにゃり。

    情勢も政局も二の次に、頭の悪い白人(含むランボー)が
    狭い箱庭で黄色いミンチを大量生産しているだけですよ。
    別に非道でも残酷でも、面白かったらわしは許しますが、
    なんかもう無理矢理でご都合主義で中途半端で、
    そのくせどーでもいいヒロイズムやナルシズムは
    シコシコ余念がなくて鬱陶しいことこの上なく、
    まあ考えようによっては80年代のB級馬鹿アクションの
    再来と言えなくもないが、再来すんなっての。

    大体オープンスペースで戦ってるのに、この閉塞感は
    何やねん。本当もうゲームなのな。空間把握力が弱過ぎ。
    なんでクライマックスで主人公が据え置きの機関銃の
    前から一歩も動かへんねん。同い年のロッキーは
    フルラウンド戦ったんやぞ。動かれへんねやったら
    最初から出てくるなっちゅーねん。手抜きしなはんなや。

    つまりリアリティーもセンスもおまへんねん。
    なんでそういうのがないかっていったら、
    作り手に知性とかしゃれっ気がないからやねん。
    その昔「ハンバーガーヒル」という映画があってね、
    なんでこんなタイトルかって言ったらベトナム戦争で
    激戦があった丘の話で、アメリカ軍の兵士が
    「この丘はおれたちをミンチにする」って言ったんだって。
    そこで文字通りズタズタにされる兵隊さんも、
    こういう描写のハシリの「プライベート・ライアン」も、
    視覚のえぐさはあくまで戦争の悲惨さを伝えるものだった
    わけです。それでもやり過ぎだと批判はあったわけです。
    もひとついうなら「スターシップ・トゥルーパーズ」ね、
    あれで凶悪なバグにおもちゃみたく引きちぎられる兵士も、
    実はバーホーベンならではの軍政に対するシニカルな
    風刺だったのね。英雄譚とか軍記なんて所詮悪趣味な
    マンガでしかないよ、というヨーロッパインテリ視点ね。

    しかしさすがランボーは違うね。アホ全開ですわ。
    てめえをかっこよく見せることしか考えていない。
    いや、それが悪いと言ってるわけではないよ。
    でもいかにかっこつけても、何も考えてないんだこいつ…
    と馬脚が見えちゃったら、むしろ逆効果でしょ。
    スタローン節を聞かせれば聞かせるほど鼻白んじゃう。
    ハウ!私、ランボー。ミャンマーで、悪い軍人、殺す。
    スターロン、嘘つかない、あるよ。ポコペン。
    アルバトロース!

    というわけで、頭も飛ぶ飛ぶ腕も飛ぶ。ヒャッホー。
    もうモンティ・パイソンか筒井康隆かと思うくらい
    人体パイ投げこれでもかなのに、それをドラマや
    ブラックユーモアに昇華する感性が欠落しているから、
    今回効果さん頑張ったねー、という感慨しか残らない。
    技術の進歩に作り手のセンスがついてかなかった典型。
    スターウォーズの新しい方の三部作とかと一緒。
    いかに豪華で迫力満点でも、CGなんか映画を
    観終わったらすぐに忘れちゃうのに、そっちに
    気合を入れ過ぎて、肝腎の演出や演技プランまで
    CGに引っ張られ、出来上がってみたらハラホレヒレハレ。

    去年のロッキーファイナルが良かっただけに、
    ランボーのこのトホホぶりはボンジュールだね。
    でもまあ元々ランボーってこういうノリだったけどね。

     

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  • 100点 君たちはなんで泣かないんだ(12)

    2008年6月26日 to インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

    画像
    TM & (C)2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization.

    わしは泣いたぞ。あのラストは泣くところだぞ。
    正気に戻ったエレファントマンが
    レイダース封切り鑑賞世代の感慨を
    過不足なく代弁してくれてたじゃないか。
    わしはあの台詞でホロリと来た。
    あれだけで20点上乗せですよ。
    「最後の聖戦」の馬に乗って夕日に向かって
    去っていくシークエンスも当時泣いたが、
    今回はこっちも歳食ってる分涙腺さらにユルフン、
    しかもわしらは列席の栄誉に浴してるんだよね。
    ずっと観てきて良かったね良かったね。
    いろいろあったけどわしら幸運な世代だよね。
    劇場でいい歳こいたおっさんおばはんが、皆
    同じくすぐりのところで受けてるのもいいよね。
    あのお猿あのときのあのお猿と同じお猿だよ、みたいな。

    「スターウォーズのジョージ・ルーカスと
    未知との遭遇のスピルバーグが手を組んで、
    『失われた箱舟の襲撃者たち』という
    超大作を製作中。第二次大戦を舞台にした
    アクション満載の冒険映画。来夏全米公開。
    主演はスターウォーズでハン・ソロ役を
    演じたハリソン・フォードが大抜擢」

    このニュースを、ロードショー誌の枠外情報で
    知らされたときの当時の映画少年たちの興奮。
    幸せだったよなあ。あれから四半世紀を経て、
    同じスタッフキャストでシリーズ最新作だぜ。
    あの頃の未来にぼくらは立っているのかなぁって感じ。

    もう、これに関しては今さらお話とかアクションとか
    脚本とか、どーでもいいじゃん。たかが映画だし(おい)
    真面目に酷評してる無粋なレビューもあるけど、
    …お子チャマねえ…オッパイ飲みたいの!?
    60過ぎのお爺ちゃんが頑張ってるんだよ〜。
    点数入れてあげてよ〜会場も応援してるよ〜。
    大体最近のあの手のああいうのはどう作ったって
    あんな感じだしさ。過剰なCGと無駄な畳み掛けと、
    狙い過ぎてドンデン返らずむしろ類型的なオチ。
    お宝も一見派手だけど実はテーマといい正体といい、
    私見ではサンカラ・ストーンよりかなり貧弱だし。
    むしろアリさんとかお猿さんとか、ジェダイの復讐の
    森林チェイスばりのありえない車上バトルだとか、
    そういう腐っても微妙にフックのある、だてに
    ヒット連発してまへんでー的なスピ&ルーカスの、
    これもジイ様の気概や風情をニヤニヤしながら味わえっての。

    若々しいハリソン・フォードやほっそりしたカレン・アレン
    見たかったらレイダースのDVD見りゃいいんだよ。
    とっくに還暦過ぎて白髪頭のよれよれインディーや、
    すっかり貫禄ついた肝っ玉母ちゃんのマリオンに、
    21世紀の封切り館で再会できて、しかもあのフィナーレ。
    昨今流行のタームの短い三部作シリーズでは
    まず味わえない、自分の人生と重ね合わせて
    振り返ることができる稀有のヒーローだね。
    これを映画鑑賞の醍醐味といわずして何というか。

    しかしダラボンどんな脚本書いてたのかな〜

     

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