ルードヴィヒ 神々の黄昏 (1972)
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共感・大いなる勘違い
2005/08/09
by
るりしじみ
とても印象深い映像です。
19世紀のドイツ、バイエルンの王に即位したときルートヴィヒは18才。王としての重圧が、この青年を苦しめる。孤独の中、次第に常軌を逸してゆく。
行きつく先は・・・。
はぁ〜、切ない作品です。ストーリーに感動するというより、主人公の非常に個人的な切ない精神状態を味わう醍醐味があります。
「ベニスに死す」でもそうでしたが、なんかこの監督の立てる主人公ってとても共感してしまうんですよね。うんうん、そうだよね、わかるわかる・・・と思ってしまいます。そこがとても不思議!
それと関係無いんですけど、作曲家ワーグナーの奥さんってコジマって言うんですね、面白い名前だったので印象にのこってます。
ルートヴィヒが生まれ変わったら絶対ヴィスコンティのような映画監督になると思う。
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Re: 共感・大いなる勘違い
2005/08/10 by
レクター博士
るりしじみ様。
>作曲家ワーグナーの奥さんってコジマって言うんですね、面白い名前だったので印象にのこってます。
二度目の妻でワーグナーより24歳年下、フランツ・リストの娘。
ワーグナーの弟子で指揮者のビューローから奪ったのです。不倫〜。
ドイツのバイロイトという町に二人のお墓が有ります。
ワーグナーが建てた祝祭劇場と1876年から続く音楽祭が現存してます。
今年は初の日本人指揮者大植英次氏が「トリスタンとイゾルデ」を振ってます。
> ルートヴィヒが生まれ変わったら絶対ヴィスコンティのような映画監督になると思う。
> 「ベニスに死す」でもそうでしたが、なんかこの監督の立てる主人公って
> とても共感してしまうんですよね。うんうん、そうだよね、
> わかるわかる・・・と思ってしまいます。そこがとても不思議!
う〜ん、来てます...。(なんのこっちゃ!) -
レクター博士様!
2005/08/12 by
るりしじみ
コジマさんって不倫で結婚してたんですか〜!
ま、また知識が増えてしまった。ありがとうございます。
初の日本人指揮者というのもなんだか凄そうですね。
ヴィスコンティの映画はこの世界観が合うか合わないか、どちらかですね。私にはとてもよく合っていました。他の作品もいずれ観ようと思っています。 -
追加情報
2005/08/16 by
レクター博士
るりしじみ様。
ワーグナーの曲に「ジークフリート牧歌」というのが有ります。
これは、コジマの誕生日の朝、当時住んでいた家の階段に、
密かに友人のオーケストラ・メンバーを集めて演奏させたのです。
長男ジークフリートを出産した年でした。音楽史的に初演です。
後に4部作のオペラ「ニーベルングの指環」の3番目の「ジークフリート」に
組み込まれています。今日、単独曲として演奏されます。
これは映画にも描かれていましたよね。史実です。
妻にとって、こんな最高の「プレゼント」はありませんよねえ。 -
追加情報ありがとうございます!
2005/08/21 by
るりしじみ
ジークフリートのいきさつは凄くドラマチックなんですね!
この映画でのコジマさんの印象はとても有能なマネージャーといった感じに見えました。
ルートヴィヒと対照的なワ−グナーへの愛情表現としての演出を感じました。
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