ハウルの動く城 (2004)
»レビュー
ハウルのみに言及します。
2004/11/20
by
りんぼ
キムタクの演技に関しては正直、悪くは無かったという感じです。
まだ上手いという域には達していなですが、かといって作品の足を引っ張るようなことも無かった。
だが、逆にハウルがキムタクで無ければならなかった必然は無い訳で、その点はもう少し考えて欲しかったなぁ・・・
俳優と声優の演技は別なのだから。
それよりもハウルという人物の描き方は圧倒的に不足しているように感じました。
ハウルの目的も、背景も見えずに話が進むものだから、どうしてもハウルに感情移入出来ない。
具体性を見せないで神秘的な存在にするにしては切れ切れの情報が多すぎる。
どっちにしても中途半端なので、ハウルという人物像があまりにぼやけてしまっている。
そして性格も特徴が掴み辛い。
単純な善悪で割り切れないのはいいにしても、もっとどちらかの特質を色濃く出して欲しかった。
もっと自分勝手でわがまま、あくどいこともやってくれた方がよっぽど彼という人物が見えたように思う。
その辺が薄味なのは、ある意味そういう人物像の方が受け入れられる時代だからだろうか?
総じてハウルのキャラ性同様、不透明で曖昧な部分が非常に多かったように思えます。
そのせいか、上映中席を離れる子供の数が宮崎アニメの中ではダントツに多かったですね。
それは意外なようで、ある意味当然という気がしました。
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