ミスティック・リバー (2003)
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ドストエフスキーを思わせる名作
2008/04/10
by
牧坂満
硬くて冷たいハードボイルドタッチの映画で、クリント・イーストウッドの重厚な演出による名作。幼少の頃の友人たちは歳月を経て、青年になった人間たちの構成の妙と少女の殺人事件の謎に迫っていきながら、人間たちの悲劇を描いています。
息が詰まるほどの人間ドラマであり、警察組織による犯罪捜査劇でもあり、ミステリー解明劇としても一級品ですが、終盤で、殺人を犯した人間に救いはないのだろうかという「罪と罰」を彷彿とさせるドラマへと変貌するのです。
「ミリオンダラー・ベイビー」の終盤でもこれと同じような重厚なドラマへと変化を遂げていくのですが、このようにイーストウッドの数々の作品はドストエフスキーを思わせる名作なのです。
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