ディープ・インパクト (1998)
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アルマゲドンよりこっちが好きですね
2006/02/24
by
myaskovski
実に、人物描写が素晴らしく、私も最後は泣きました。
大統領の最初の演説の時に、演説最中に、ニュース記者の動きや、パイロットの紹介、彗星発見者の動揺などを一度に表現しきってしまう技術の確かさ、宇宙船の人々とニュース番組の中継を行ったり来たりする映像の滑らかさ、隊員の事故死と失明の前後の息づかいなどの描写の見事さなど数え切れないほど魅力があります。
ミミレダー監督の前作ピースメーカでは、最初の10分がほとんど会話無しの映像表現ですが、ディープインパクトでは、最後の地球衝突前後がほとんど映像中心で会話を極度に減らして流れて行きますね。津波の音とバイクの逃げる音との対比など、スピルバーグ総指揮とはいえ、ミミレダーならではの感性ではないでしょうか?
ご都合主義的という批判もあるかもしれませんが、黒澤明のような名監督でもプロパガンダ映画や誰かに都合のいい映画は作っていたので、それだから悪い映画、間違っているとは言えないと思います。ストーリーは、タイタニックやアルマゲドン、インデペンデンスデイなどと共通するところはありますが、人物の描き方によってそれぞれ優劣も特徴もあるのではないでしょうか?
ディープインパクトは、結局、ニュースキャスター、彗星を発見した高校生、宇宙飛行士のこの三つのグループがついにこの映画の中で一度も出会うことなく終わるという独自の描き方があります。他の映画だと、協力関係か敵対関係か何らかの形で接触をもちそうな人たちをわざと結び付けないところもこの映画の面白さだと思います。
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