ミスト (2007)
»レビュー
原作に無いラストが最重要
2008/05/25
by
りんぼ
見終わった後に思わず「そりゃないぜ」と唸ってしまった。このラストは原作に無い部分を描いていて、それがかなり衝撃的だ。あまりここで過度な期待を煽ってもいけないと思うのだが、この手の作品の中でもかなり高い完成度なのは間違いない。
このラストについて色々思うところがあるのだが、ここではネタバレになるので残念ながら割愛する。まあ、一見の価値ありとだけ書いておきます。
スティーブン・キングの原作は一時期、凝って読んでいたことがあったが、その中でもこの「ミスト」は結構お気に入りだった。いつか映像化されるだろうとは思っていたが、随分待たされた気がずる。
待った甲斐があったのか、原作ファンにも納得の出来だろう。
この映画はパニックムービーと心理サスペンスの両方の要素を含んでいる。特に、追い詰められた入々がすぐに暴走していく様が恐ろしい。霧の中の存在も恐ろしいが、それと同様に人の狂気の恐ろしさが早事に表現されている。それはまるで宗教の縮図を見ているような気分だった。
昨今のスティーブン・キング原作の映画としては出色の出来と言えるだろう。
それだけでなく、最近見たホラーものとして高評価の作品だ。それは原作の内容もさることながら、その上に積み上げたものが重要だ。今回はその追加部分が見事で、正直なところ原作以上のものになっている気がする。
なかなかこういう成功例は少ないだけに貴重だ。
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.








