アメリカン・ビューティー (1999)
»レビュー
ロマン的イロニー
2004/02/09
by
tyler
この奇妙な映画は、あのカメラの青年がキーだと考えた。彼のもつビデオカメラは物事を自らの持つ絶対的な主観から解き放つ視点だと思う。レンズを通して写されたその事実は主観にとらわれない客観的なものでとらえられている。このカメラというものを通し、青年はロマン的イロニーをてに入れている。この何にも依存しないシニスムに貫かれた視点でとらえみえたものこそ「美」なんだと感じた。そして世俗的なものにとらわれ、唯物主義的な人間たちは奇怪な悲劇を迎えるのだとそう思った。
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