明日への遺言 (2007)
»レビュー
とても良質の映画でした
2008/03/30
by
のぶさん
とても良質の映画であったと思います。そのためには、小泉監督以下映画を作った人たちと、この映画の素材になった岡田資氏やフェザーストーン弁護人やラップ裁判委員長など、元になった史実が極めて良質であったからだと思います。
他のBC級裁判がそうであったかというと、残念ながらそうではありませんでした。また、陸軍の中でも、岡田氏らアメリカやイギリス組は良識をもっていましたが、ドイツ留学組などのようにそうでない人たちも多かったのは事実です。
また、どの程度かは分かりませんが、当時の日本人が国際法を遵守するという観念が薄かったのは事実です。
映画の大半は法廷のシーンなので退屈する部分は感じられますが、内容の重さ(歴史の重みといえると思います)が、それを感じさせなかったのが見事でした。
とても抑えられた加古隆の音楽もよかったです。音楽が流れっぱなしのアメリカ映画に比べて、「これこそ日本映画」と呼べるものであったと思います。
最後に、今「私は貝になりたい」の撮影が進んでいますが、確かこれは同じ東海軍管区の話ではなかったでしょうか。私は所ジョージ主演のテレビドラマしか観ていませんが、この映画と関連があったように思います。
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.









