ミュンヘン (2005)
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空虚
2007/11/24
by
星空のマリオネット
この映画から作り手の情熱や信念の存在を感じとることはできませんでした。
眠くはなりませんでしたが退屈。
ただ、2時間半を越える長い映画に対し気持ちが入っていかなかったのにもかかわらず眠くならなかったのは、監督の技術力のおかげだとは思いますが。
昔から延々と続くテロ。ラストシーンの遠景に小さく見えるワールド・トレード・センター。
「テロはこれからも何の解決策もなく続き、大きな悲劇をもたらし続けるだろう。生身の個人を飲み込みながら・・・」という暗示なのでしょう。
そんなことだけを描くためにわざわざ映画なんか撮らなくてもよいのに、と思ってしまいます。
暗殺、怒りや苦悩や懐疑や恐怖といった感情、個人と国家の確執。これらをそれらしく巧みに繰り返し写していきますが、観ていて虚しさを覚えてしまいます。雰囲気を出そうとしている映像からも、単調な音楽からも、湧き上がる「エネルギー」を感じとることは、残念ながらできませんでした。
こういう重いテーマを扱っているだけに、余計にそう感じたのかもしれません。
この映画は何かを創造したのでしょうか?
観る人によって捉え方や感じ方は異なると思いますが、私にはこのように見えてしまいました。すみません。
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