NANA (2005)
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どうにも決まらない
2008/09/29
by
Baad
DVDにて。
監督さんは頑張っていると思ったのですが、キャスティングのちぐはぐさ、美大生のファッションのあまりにあまりのだささ、ナナとレンの恋の進み方の描き方の不自然さ辺りが良い部分の足を引っ張ってしまい、全体的には今ひとつ決まらない作品になってしまった様に思います。
特に、松ケンの配役ははずれもいいとこ。彼が出てくるだけでブラストがコミックバンドに見えてしまったり、重要な場面がたんなるお笑いシーンに見えてしまったり。これは演技力以前に配役した人が悪い。今まで見た映画ではハマっている役が多く気付かなかったんですが、売れている様に見えるのは、どんな役も文句言わずに引き受けてくれてそこそこ演技力があるから便利に使われているせいなのかな〜、とちょっと気になってしまいました。
原作は読んでいないのですが、矢沢あいの漫画は2つぐらい読んでいますから、原作に忠実な映画化であり、なおかつそれなりに独自性を出そうと頑張っていることは判るのですが、構成とか衣装のスタイリングはもうちょっと原作と離れてもよかったかな〜と思います。
折角宮崎あおいがいい演技をしても、彼氏と彼氏の新しい恋人の演技とファッションセンスがあれでは、奈々だけじゃなく、3人そろってうっとうしいというか、下手すると奈々がいちばんまともに見えてしまう。ナナの方の恋は平凡過ぎてわざわざ回想シーンで分けてみせる必要もない様に思いましたし。松田さんや宮崎さんと中島さんとの演技力の差がありすぎて、格好がいいはずのナナのインパクトが今ひとつ弱く感じられました。
2を見てからもう一度見たのですが、松ケンの出ているシーンを除けば、こちらの方が丁寧に作ってある風ですし、中島美嘉の歌う挿入歌もこちらの方がいいくらいなのですが、細部のちぐはぐさが気になって、あまり楽しめませんでした。
でも、宮崎あおいさんは本当に可愛かったです。
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