恋は五・七・五! (2004)
»レビュー
俳句なのに爽やか
2008/01/26
by
のびた
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」等の路線。いやいや入った廃部寸前の部活動をしていくうちに、夢中になっていくパターン。今作は静岡県の高校俳句部という設定(ロケは四国らしいけど)。
勝負を決めにくい俳句大会をクライマックスに、面白おかしく、よく盛り上げてくれたと思う。シンクロは動くし、ジャズは音楽を聞かせてくれる。俳句は聞き手のイマジネーションも重要な為、イメージ・ショットも入れたり、工夫している。ライバル校は、もうおかしな位、敵役といういでたちだが、可愛げもあって憎みきれない。
いざとなると、どもってしまう元野球部員など、定番過ぎて観ていてイライラするが、その解決方法が面白い。杉本哲太のおどおどしながらも、生徒たちを引っ張っていく先生も良かった。
観終わった後が、とても爽やかだ。俳句は楽しむものだ、という結論が、今向きなのかもしれない。個人的には、「印画紙に 写せぬ君の 笑い声」という句が、とても切なくて好きだ。
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