ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 (2004) »レビュー

やや太目のセレブによるセレブな恋愛のウダウダ

30点 2006/02/16 by 未登録ユーザ ヘビメタさん

1.感想
きついねえ。確かに僕は個人的に太めのRenee Zellweger好きなんですけどね。明らかに僕はこの映画のターゲット層にマッチしていなかったんでしょうな。ホラーが嫌いなのに「死霊のはらわた」見ちゃった感じで、自分から的外れなところに飛び込んでおいて文句を言うのも気が引けるんですけれども。ツタヤの半額クーポンで見れたことが幸いでした。

2.典型的「女の子向け映画」
Pretty Princessでも思ったことなんですけど、こういう「女の子向け映画」って恋愛や表層的な事象にばかりフォーカスしてしまって、背景とか背後的な事実関係に甚だしく無関心なんですよね。たとえば、Brigetの彼であるMarkは英国の人権派弁護士(ソリスターになるのかな)?な訳ですが、そうであればもう少しrespectが欲しかったな。少女漫画なんかでもたとえばハンサムな「実業家」っていう肩書きと高級車だけがクローズアップされたりするけど、なんだかそういう虚構的世界が女の子には人気なのかな。きっと、その背景にある泥臭い努力とかstruggleとか、そういうのは見てしまうとはまりにくくなるからなんでしょう。ちょうど、男性が「あやや」の血のにじむようなレッスンシーンなんか見たくないように。

3.Brigetは世の恵まれない女性に夢を与えられるのか?
不思議だったのは主人公Brigetの映画における位置づけです。デブでブスで馬鹿な女として多くの恵まれない女性に夢を与えるのかと思いきや、太っていてもやっぱり不細工からは程遠いし、職業もテレビ局のアナウンサー?だったりするので、そこら辺は微妙にセレブってたりして、イマイチ分かりにくい。元彼もえらいイケメンで、例え彼がいい加減な男であるにしても、そんな男によりを戻そうと言い寄られるのは(本来の)恵まれない女性とは大違いなわけです。それじゃあ「やや太目のセレブによるセレブな恋愛のウダウダ」ってことになっちゃう。

4.演技
Renee Zellweger、いいんじゃないですかね。彼女に関しては微妙な表情とか、ちゃんと「愛すべき」Brigetを演じていて良かったと思います。ネットで調べたんですけど、彼女ってTexas出身なんですね。ということは、もともとはコテコテの南部アメリカ訛りだったはずで、その彼女がよくぞロンドンっ子の英語で演じきったもんだなと思いました。言うなれば、鹿児島出身の女優が生粋の京女の役をやるようなもので。本物の英国人が見たら、やっぱり違うなって部分があるのかもしれないけど。

5.まとめ
シリアスな映画をお好みの貴殿には間違ってもお勧めできません。まあ、部屋に女の子を呼んで、スパークリングワインでも空けながら、ソファーでいちゃいちゃしたい貴殿にはお勧め。画面に釘付けにはならないので、自由においたが出来ます(笑)

 

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