セルラー (2004)
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この電話が切れたら私は終わる…
2005/11/22
by
理屈屋
携帯電話を非常に上手に使い、コミカルでありながら緊迫感やら緊張感を高めた、一瞬たりとも気の抜けない、ハラハラドキドキの一級のコミカル・サスペンスに仕上がっていますね。
脚本を書いた人の緻密さ、アイデアの豊かさ、発想の斬新さを感じます。
理由も分からず誘拐され、殺害の恐怖に怯える生物の教師で主婦のキム・ベイシンガーさん。
彼女が恐怖と緊張感を担当してます。
「この電話が切れたら私は終わる…。」このコピーはダテではないです。
そして、訳も分からず、自分の携帯に電話をかけてきた女の救助に走らされる大学生役にクリス・エバンスさん。彼がコメディ担当です。
ヘナチョコな軟派大学生、走る!って感じです。
この役割分担と緩急のコンビネーションがかなり良いです。
そしてそんな中、観客も事情を知らされずに事を見守らされます。
犯人達は一体何物なのか?なぜ彼女は誘拐されたのか?
大学生の彼は次々に求められる救助の要請に応えられるのか?
訳がわからないながらも話がポンポンと進み、次々にクリアしなければならないハードルが提示されるので、「つまらないな〜」とか「わからないな〜」などと考えている暇がなく、お話にどんどん引き込まれてしまいます。
そして次第に明かになる敵の正体と誘拐の理由。
ピンチ、ピンチの連続の後で、遂に迎える対決の緊張感。
んー、面白かったですね〜。良く出来ていました。
ちょっとした設定や展開に文句をつけられないこともないですが、ちゃんと事情があって、考えてそうしているように思われるので、それなりに納得が行きます。
久々に作りに満足させていただいた、緻密な作品でありました。
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