オペラ座の怪人 (2004)
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完璧な移植?
2005/02/01
by
りんぼ
「シカゴ」のように、舞台を丸ごと映画に置き換えてしまうというのが今の流行なのかもしれないが、「シカゴ」同様、やはり終始違和感を拭い切れなかった。
また「オペラ座の怪人」は今まで自分が見てきた「ミュージカル映画」とは別物のように思える。
少なくとも私は今までここまで完璧に舞台を模写した映画は見たことが無い。
しかし、舞台劇そのものの臨場感とは圧倒的に違うように思える。
やはり実際の歌劇と異なるのはそのライブ感かもしれない。
自分は生声と録音の違いを聞き取れる程の耳は持っていないが、それでも整いすぎた歌声には逆に魅力を感じない。
もし、これが普通の映画で歌も挿入で使われていたのなら、何の違和感も無いのだろうが、ここまで完璧に舞台を再現してしまうと、どうしても本物の舞台の感覚が思い起こされてしまう。
そこに奇妙な違和感が発生するのかもしれない。
音楽に関しては評価出来ます。
荘厳なものから、現代風のアレンジまで幅広く、聞き応えは十分。
しかし、問題なのはそのテンションが常に高い所で維持されることだ。
やはり、感動するためにはテンションの上げ下げが必要だと思うのだが、映画での音楽を含めた全体のテンションは常にトップギアのままだと思う。
この状態で見続けるというのはかなりの体力を要する。
そのため、付いていけないと思うことがしばしばあった。
映画の中で一番感動したのはオープニングのモノクロからカラーになるシーン。
また、シャンデリアの落下シーンなど、映画的な部分ばかりだ。
やはり、映画の手法と舞台の手法は根本が違うので、その辺はもっと考えて欲しかった。
これだと、舞台を見れば十分ということにもなりかねない。
色々と問題点ばかり書いたが、それらを差っ引いても完成度は高い映画です。
豪華さと音楽だけでも楽しめることは楽しめます。
まあ、やりたいことは非常に良くわかるが、もう一つアイデアが欲しかったってところですね。
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体力の無い者は覚悟して見なければ
2005/02/05 by
ゆんたん
> しかし、問題なのはそのテンションが常に高い所で維持されることだ。
> やはり、感動するためにはテンションの上げ下げが必要だと思うのだが、映画での音楽を含めた全体のテンションは常にトップギアのままだと思う。
> この状態で見続けるというのはかなりの体力を要する。
はい。本当に。体力のないワタシは本当に疲れました。仕事帰りに見に行く映画ではありませんでした。アメリカ人はパワーあるから、2時間以上もハイテンションが続いても疲れないんだろうなぁなんて、見終わった後に思いました
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