コウノトリの歌 (2001)
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ベトナム戦争の真実は何処?
2005/11/05
by
オーウェン
ベトナム戦争をベトナム人の視点から描いた映画。非常に目新しいし挑戦した精神は評価したいが、内容は単なる青春ものみたいで的外れ。
戦争シーンが明らかにセットで撮ってることはバレバレで、リアリティは一切なし。過剰な演出でドラマ部分にも興醒め。
大体戦争当時の映像を間に挿入されるのが、まったく理解できない!実際の映像使うんならドキュメンタリーで充分なのだから、映画にする意味がない。
ベトナム戦争を正面から捉えるには、現地の人間でもまだ傷跡が癒えていないのかと落胆。
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Re: ベトナム戦争の真実は何処?
2007/11/08 by
くるるん
いまさらですが、オーウェンさんの意見にちょっと疑問。
> 戦争シーンが明らかにセットで撮ってることはバレバレで、リアリティは一切なし。過剰な演出でドラマ部分にも興醒め。
今のベトナム映画界の現状をもし知ってくださったら、これがすっごく頑張った映像だということを理解していただけると思います。ここ何十年、映画にお金をかけられる状態ではなかった国なんですから。生活するだけで精一杯だったんです。
> 大体戦争当時の映像を間に挿入されるのが、まったく理解できない!実際の映像使うんならドキュメンタリーで充分なのだから、映画にする意味がない。
これは映画の意図をまったく理解していらっしゃらないですね。
実際の映像は、「いかにベトナム人が勇敢で素晴らしい闘いをしたか」というプロパガンダ映像なんです。本人もそういってますよね。そしてそういう映像はベトナム人にとっては見慣れたものだった。
しかしその映像の実態の裏は・・・もっと悲惨なものだった。その落差を表現するためだったのです。北の国旗が掲げられる。その影で、旗を持ったまま死んでいった兵士を描いたこの映画は、すごい勇気の必要なものだったと思います。現在のベトナム共産党一党支配の政治的状況下において。
> ベトナム戦争を正面から捉えるには、現地の人間でもまだ傷跡が癒えていないのかと落胆。
落胆?
私は逆に驚き感動しました。
よく、現在の、共産党政権が、この映画を許可したなと。
すごい進歩です。
今まで、英雄的な話ばかりだったでしょう。
それが、英雄の哀れさを描いたこの作品を作った人たちの勇気はすさまじいものだったと思います。正直、政治的には非常に苦しい立場に追いやられてしまっていると思います。
ベトナム映画の真実とは何処?というタイトルですが・・・一度、『映像の世紀』(NHK)の「民族の独立」の章を見てみてください。
映画って、お金をかけて、豪華にリアリティあふれる映像があればいいんですか?それが進歩ですか?私はそうは思いません。人々の心をいかに描いているか、というのが、一番大事だと思います。
アメリカ製のベトナム戦争映画のリアリティの素晴らしさだけしかわからないのであれば、どうぞそちらをごらんください。
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