真夜中のカーボーイ (2枚組特別編)

『真夜中のカーボーイ (2枚組特別編)』を価格比較。★★★★☆(86点)『真夜中のカーボーイ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

真夜中のカーボーイ (2枚組特別編)
85点
監督 ジョン・シュレシンジャー
出演 ダスティン・ホフマン
発売日 2007年8月25日
定価 3,990円(税込)

 

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商品詳細情報

販売元 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 2007年8月25日
リージョン 2
ディスク枚数 2
形式 DVD

関連商品

映画生活ユーザーによる「真夜中のカーボーイ」のレビュー

  • 90点 イギリス人によるアメリカンニューシネマの最高傑作

    2008-02-18  by じょりちょこ

    多くの人がアメリカンニューシネマの最高傑作だと称賛する本作。自分も同感です。
    ニルソンの主題歌も、ジョン・バリーの楽曲も非常に素晴らしい。どちらもその年のグラミーをとっています。
    さっき、Wikipediaで知ったのですが、本作はX指定された最初のアカデミー賞作品になったのだそうですね(以降も出ていない、とか)。しかもMPAAはR指定としたのに対し、配給会社側が自主的にX指定にしたということらしい。
    ダスティン・ホフマンは、大ヒットした「卒業」の後、自分のイメージが固定化されることを嫌って多くのオファーを断り、本作の出演を選んだそうです。ジョン・ヴォイトはこれがデビュー作だったはず。
    ジョン・シュレシンジャー監督もこれがアメリカでのデビュー作です(しかもアカデミー監督賞をとっている)。

    つまるところ、本作は当時、圧倒的な支持を得ていたということになります。映画の内容からすると、保守的な層には支持されないはずのものですから、ひとつにはそれだけ本作の質が高かったということであるし、もうひとつにはそういう時代の気分だったということになるでしょう。

    実際、この映画を見ると、当時を知らない人も、当時のNYにタイムスリップすることができるでしょう。
    60年代末、アメリカはどんな国だったのか。この映画ほど、そのことを教えてくれる作品はそう多くはないと思います。このことは、監督がイギリス人であることにも起因しているでしょう。イギリス人が外からアメリカを見つめた結果、アメリカ人以上にアメリカを鋭く描写することができたのです。

    本作は相当悲惨なストーリーです。しかし、演出・演技・音楽・撮影・脚本いずれもが素晴らしく、観客の心を決して離しません。そして救いのないストーリーの中にも人間讃歌があります。僕は、あのエンディングの後、ジョーが正しく生きていくであろうことを信じて疑いません。

  • 100点 ドブネズミみたいに美しい

    2007-02-15  by 烏賊林スルメ

    ダスティン・ホフマンの演技はやはり素晴らしく(特に後半の方は凄まじい)ダスティン・ホフマンである事を忘れさせるほどだ。
    しかし、この映画で最も印象に残ったのはジョン・ヴォイトの瞳である。
    大都会に一人だけ、誰も自分を知らないし興味もない、とてつもない孤独感がジョン・ヴォイトの青く澄んだオドオドと動く瞳から切ないほど伝わってくる。
    ホフマン演じるラッツォーに対して見せる嬉しそうな照れたような笑顔や、困惑した表情など、どれもが素晴らしい。
    そして、最後に見せるあの表情は心を突き刺しいつまでも胸に残る。
    私は、瞳(表情)だけからこれほど感情が伝わってくる映画は今まで観た事が無かったです。




    余談ですが
    この作品のジョン・ヴォイトはヴィゴ・モーテンセンに似ていると思いました(逆だけど)
    あと前半では「ロスト・イン・トランスレーション」後半は「ノッキン・オン・へブンズドア」を思い出しました。(これまた今作の方が全然先だけど)

  • 70点 「ブエノスアイレス」を思い出す

    2002-12-21  by 未登録ユーザST

     ジョーはテキサスからジゴロになることを夢見て長距離バスに乗り、NYに出る。しかし田舎ではクールなカウボーイのジョーもNYでは単なるおのぼりさんにすぎず、もてないばかりか、都会の抜け目ない連中に有り金をむしりとられてしまう。そんなとき、鼠とあだ名される足の不自由な男(ダスティン・ホフマン)と出会い…。
     このカウボーイ(ジョン・ボイト)が女だったらこの映画は平凡な話になる。田舎から小娘が金持ちの男をものにしようとして上京し、ひょんなことから病気持ちの哀れな男に同情して貢ぐ話ならありがちな話なのだ。不思議な話である。
     ジョーの過去は心象風景として、きれぎれに描かれる。不幸な結末に終わった恋人とのことや、恋多き女だった祖母のこと、ジョーが(ベトナム?)帰還兵であることなどの個人的な記憶であるため、観客は追体験する、といったような共有はできない。ダスティン・ホフマン演じる鼠はゲイなのだろうか?ジョーはなぜ、最後にカウボーイの衣装を捨てるのか?その衣装はジョーのアイデンティティそのものなのに。ジョーの最後の表情がなんともいい。陳腐な映画なら号泣するところだろうが、ジョーはただ困惑したような安堵したような表情を浮かべるのみなのだ。
     それにしても若い時のジョン・ボイトの美貌には驚いた。ダスティン・ホフマンの役は彼が自家薬籠中のものとするところ。
     ふと「ブエノスアイレス」(王家衛)のルーツは案外この映画かもしれない、と思った。

  • 80点 なんともいえない気持ち

    2007-10-18  by あとちゃん

    いい映画だと思います。

    見終わった後は、なんか切ないというか、なんともいいようのない気持ちになりました。

    ジョーとラッツォの関係がすごい不思議な感じです。もともと自分を騙した相手と、段々奇妙な友情を育んでいくんですが、その感情が病気の男に対する同情ってゆうものともまた違うような感じがして、すごい不思議な感じがしました。

    あとよくつくりこまれている感じがしました。過去の回想や、夢とか、想像なんかのシーンが作品の所々で効果的な役割を果たしている感じです。

  • 90点 移民の国

    2007-09-07  by 月踊り

    主題曲にニルソンを使ったのは大成功。主人公の雰囲気を表現するのにホントぴったりでした。
    ちょうどこの時代のN.Y.はアングラ(死語ですね、アンダーグラウンドの略です)な音楽が跋扈していた時で、そういう音楽を使った方が当座のイメージは出たかもしれないんですが、英国人のジョン・シュレシンジャー監督はあえてそれを避けたんですね。
    余談ですが、ビートルズのメンバーもニルソンのファンであると公言していましたね。米国人よりも英国人に支持される何かがあったんでしょうね。

    この映画はN.Y.の雑種性が一つのテーマになっています。主人公のような国内からのオノボリさんもいれば、ラッツォのような移民もいます。住人の総てがストレンジャーもしくはアウトサイダーと化した街では、ティファニーの前でクロワッサンをパクつくような優雅な幻想など無くなってしまった事も示唆しているのです。

    ラッツォはマイアミへと向かうバスの中で死に絶えますが、これは汚いけれど餌には事欠かないN.Y.という街でしか生きられない、文字通りのドブネズミのような人間の象徴として描かれていたわけです。

    かつて大西洋を渡ってアメリカに辿り着いた移民たちは、まず自由の女神に迎えられました。そのお膝下であるN.Y.という街はいわば希望の象徴でもあったのですが、いつしか生き辛い街にもなってしまったんですね。

    その生き辛さはN.Y.だけでなく、アメリカ全土、いや世界中に広がるのであろうという予感を持ってこの映画は終わります。
    そしてその数年後、的中してしまった予感を同じような方法論で描いた映画が作られました。
    『スケアクロウ』という作品です。

    また余談に戻りますが、この『真夜中のカーボーイ』という邦題、“COW”ではなくて、敢えて車“CAR”をイメージさせるために“カー”にしたんだそうです。あんまりセンスのいい意訳とは思えないですよね。

  • 100点 切ないけど、何か暖かいものを感じました。

    2007-07-27  by もこみち☆

    皆さんのレビューを読んでいる内に、なんか懐かしくなったので、DVD借りてきて、また、見てしまいました。

    ダスティン・ホフマンの「リコ」最高です!!!ジョン・ヴォイトの「ジョー」もヨイです。

    見ているうちに、「リコ」に自分の姿がダブって見えて来たり、「ジョー」が自分の昔の姿に見えたりしました。

    人間て誰しも、明るく輝いている時があったり、絶望の中を這いずり回っている時期があったり、色々ありますからね。

    ラストは、確かに切ないけれど、救いようの無いものではなく、暖かく優しい製作者の気持ちに包まれているような、何かを感じました。。。

  • 100点 泣けるラスト

    2006-09-01  by マーク太郎

    切ないラストシーンがいつまでも心に残っていました。
    DVDで見直すとかなり細部を忘れていましたね。
    主題歌もよかったな。
    テレビの「傷だらけの天使」のラストってこの映画と
    なんか感じが似てると思います。蛇足だけど

  • 100点 カーボーイはあのあと…

    2006-05-07  by 未登録ユーザひろひろ

    前半、つらいシーンが多くて、最後まで見ていられるか心配になった。

    いっしょに見ていたウチのやつは「バカなこと考えてないで、額に汗して働けよ」なんて怒鳴ってた。

    ダスティン・ホフマンの「明るい妄想」は笑えたなぁ。(あれがなかったら、見るのやめてたかも)

    パーティーのあたりから、テンポが速くなり、「いいぞ」という感じに。

    マイアミって、ホントにいいところみたいだけど、カーボーイはあのあとどうしたんだろうか。そういうことをマジに考えさせられる映画だった。

  • 80点 心に残る映画

    2004-07-18  by にゃんこ

    オープニング、颯爽と都会での生活への希望に胸膨らませて旅立ってゆく主人公。とっておきのカーボーイスタイルに身を固めて歩く彼の姿は自信に満ちていて、メインテーマと相まって風のような疾走感を感じますね。無鉄砲で怖いものなんてないって感じで。今観てもすごくオシャレ。
    それと対照的なNYでの生活。孤独の中で身を寄せ合う温もりはなんて有り難いものなのだろう。
    光と影をここまで切なく浮き彫りにされてると、観ていて本当に切なくて胸が痛んだ。
    でも見終わった後は決して不快ではなく、何か不思議な感情を残してくれた。きっとずっと忘れない映画だと思います。
    ダスティン・ホフマン素敵です。

  • 100点 有名な主題歌もとても良い

    2004-05-03  by 未登録ユーザマイルス

    暗いシーンも明るいシーンも空気感がとても好きでした。新しいのばかり見ているからかもしれませんが、映像が新鮮でした。とても切なくなりました。ダスティン・ホフマン切ないです。

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