ロシアより愛をこめて (デジタルリマスター・バージョン)

『ロシアより愛をこめて (デジタルリマスター・バージョン)』を価格比較。★★★★☆(85点)『007 ロシアより愛をこめて』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

ロシアより愛をこめて (デジタルリマスター・バージョン)
85点
監督 テレンス・ヤング
出演 ショーン・コネリー,ロバート・ショー,ダニエラ・ビアンキ
発売日 2007年8月25日
定価 1,490円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 2007年8月25日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

関連商品

映画生活ユーザーによる「007 ロシアより愛をこめて」のレビュー

  • 100点 アーマライトAR7は引き継がれた

    2008-04-07  by 牧坂満

     最初に公開された「007・危機一発」を観賞することは田舎の小学生では無理な相談であり、リバイバル公開された「007・ロシアより愛をこめて」が最初の鑑賞になりました。前作の「007・ドクターノオ」はさほどの成功とはいえなかったようですが、音楽が先行した宣伝効果が大ヒットの第一要因となりました。私的には最新作「カジノロワイヤル」を含んだ上で、シリーズ最高傑作として推薦します。

     映画は、屈強の殺し屋グラントに“ロバート・ショウ”を起用しているのが成功の第二要因。それは、オリエント急行の食堂車で、舌平目のグリルを食べるシーンに現れます。この魚料理にボンドは、白ワイン“テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン”を注文するのですが、一方のグラントは、赤ワインの“キャンティ”を注文し不気味な雰囲気を演出しています。流石はイギリス映画と思わせる粋なシーンです。

     オリエント急行内でのボンドとグラントの格闘はシリーズ屈指の迫力、ヘリコプターによる攻撃をかわしながら狙撃用ライフル(※アーマライトAR7=22口径…第三作の「ゴールド・フィンガー」ではティリー・マスターソンが使用。ボンドは“ハンティング用かな、私も同じ物を持っている”と話しかけます)を組み立て反撃に出るシーン、モーターボートでの脱走劇と、見せ場が連続する元祖・ジェットコースタームビーなのですが、成功の第三要因として、ロシアのスパイ、タチアナ・ロマノヴァを演じた準ミス・イタリアの“ダニエラ・ビアンキ”をあげます。モデル出身だけあって、見事なBMI指数を証明する肢体を見せてくれます。彼女の魅力は美女でありながらもチャーミングさを垣間見せてくれるところにあります。完璧に美しく整ったマスクには知性の中に色気も感じさせ、その後にも数々のボンド・ガールが出現しましたが、“ダニエラ・ビアンキ”には遠く及ばないと思っていますが、皆様の御意見をお聞かせ下さい。(※2位は「ユア・アイズ・オンリーの“キャロル・ブーケ”の美女ぶりも捨てがたい)

     また、第四要因として、往年の名女優ロッテ・レーニャの名演、ペドロ・アルメンダリスの生涯最後の演技が作品を支えている事を忘れる訳にはいかないでしょう。余談ですが、マット・モンローが歌った主題歌は私のカラオケの十八番にしています。

  • 90点 アタッシュケース

    2008-04-05  by 夢寝由来

    シリーズ中最高傑作でヒッチコックの「北北西に進路を取れ」に匹敵する出来栄え。
    ショーン・コネリーは当時33歳にしては老けたというか落ち着きすぎた風貌だが身のこなしは機敏で静から動への変わり身や格闘シーンの迫力は今見ても新鮮。
    秘密兵器も後続作品のような荒唐無稽ではなく現実的なのも説得力がある。
    英国出身の先輩ケーリー・グラントが同年「シャレード」でそれまでのダンディな男の集大成を演じた事と本作のコネリーの成功は偶然にせよ見事なバトンタッチになっている。
    ダニエラ・ビアンキと湖炎上シーンの美しさに魅了される。

  • 80点 コネリーの最高作はコレ

    2006-12-16  by またたび

    今更これを最高作というのも恥ずかしいのだが、
    どこをとってもシリーズ中バランスが一番良く取れている作品であり
    どうしても高評価となる。

    「ゴールドフィンガー」もシリーズの要である荒唐無稽さを大胆に導入して
    人気の高い作品だが、ショーン・コネリーのヘアスタイルが
    致命的に格好悪いのでこちらを推す(これは重要)

    加えてボンドガールのダニエラ・ビアンキはあの美貌に子供っぽさと
    大人の色気が共存して何とも言えない魅力を放っていた。
    この人を越える人は今後出てこないだろう。

  • 100点 誘惑のアフロディーテ

    2002-12-17  by えんぞ

    近い将来エマ・ワトソンがやったとしても
    たとえ
    日本を舞台に横山めぐみがでたとしても・・
    ましてや
    いとしのナタリー・ポートマン様やチャン・ツィイー様
    が出演なされたとしても

    やっぱり
    ボンドガールはダニエラ・ビアンキだ!!!

    シリーズ最高傑作は揺るがない!

  • 60点 古さは否めない

    2008-03-04  by boon

    007の過去最高傑作という評判を聞いていた分がっかりしました。
    歴史的には素晴らしい出来だと思いますが、いかんせん古い。現在のアクション、サスペンス映画に慣れた目には、残念でした。

  • 90点 二作目の功績

    2007-02-26  by りんぼ

    第一作目の大仰さに比べてリアリティがあり、なかなか面白かった。目的がソビエトの暗号解読器の奪取という、実にスパイらしい作戦に加え、復讐という内容もあって盛り沢山だ。
    当時は冷戦時代ということで内容もタイムリーだったのだろう。しかし、ソビエト自体を悪にするわけではなく、裏に秘密結社を配置したり、ヒロインもソビエトのスパイだったりで配慮している辺りは時代を感じさせる。
    今回のヒロインははなかなか美人で魅力的だったし、スパイ同士の腹の探りあいみたいなところも良かったのだが、欲を言えばもう少し彼女の中の葛藤などが見たかった。まあそれもこのシリーズにはそぐわないものなのでしょう。こういうところはシリーズを通して言えることではありますな。

    この映画で特筆すべきは実は小物だったかもしれない。
    特種アイテムが非常に効果的だったのも007的にポイントが高い。ライフルにしてもアタッシュケースにしてもここぞという場面で使ってこそ価値が出るものだが、この映画ではどれも印象深い活躍をしている。この特種装備の内容も作品の方向性に大きく関わっているのだ。
    今回はそのアイテムに対抗して刺客の方もワイヤーという必殺武器を用意している。そういうところも含め、刺客との決闘は見所である。全体としてそれらの設定に無理が無い辺りが良い。
    007シリーズはどうも見せることを重視して、リアリティに欠けるところがあるが、本作はかなりリアル指向だ。そういうところから生じる盛り上がりというものもある。それはやはり諜報活動に力点が置かれていたからかもしれない。
    クライマックスのアクションシーンもリアル指向を崩さずに迫力のある内容になっている。今見ても、凄く良く出来ていることがわかる。この辺は娯楽作品はかくあるべしの見本とも言えるだろう。

    シリーズものの特徴として二作目が上手くいくとシリーズは続くという気がする。映画の二作目というのは一作目を引き摺る可能性が高い。その点、この二作目で一作目以上の面白さを引き出したことが007シリーズ長寿の原因の一つになったように思う。

  • 80点 確かにおもしろい

    2007-01-23  by pandara

    2006年12月20日、DVDレンタルにて鑑賞。
    007シリーズでは、この作品が好きという話を聞き、鑑賞しました。
    シリーズ後半のスケールを大きくしたが、内容は漫画ネタ的なものと比較し、狭い世界ではあるが緊張感や素朴な秘密兵器に好感がもてた。
    ボンドガールのビアンカさんも確かに魅力的な女性でした。
    ロバート・ショーも敵役を好演し、ラストまで一気に見てしまいました。
    何よりもショーン・コネリーが若々しく、晩年のシリーズを見たことがある程度の私には新鮮でした。
    この映画が私と同い年とは・・・(大脱走と同じ63年の映画ですな)

  • 80点 おもしろい

    2007-01-04  by デュークコリア

    007シリーズ第2作。前作がSF映画だった?ので今回はその後のシリーズを占ううえでも期待して見た。
    結果は、期待以上の出来。まさにスパイ映画、諜報合戦。
    ディテールにもこだわり、飽きさせない内容である。
    ただし、暗号解読器なるものが、今の時代から見ると本当にちゃっちい。こんなもので、諜報合戦をしていたのかと思うほど。今だったら争奪しなくとも自前で造れそうな代物。
    それと、少なくとも2度、命拾いをしているボンドに運で生き延びているのかと少々がっかり。その後のシリーズを見ていないのでなんともいえないが、ゴルゴ13のように状況判断能力に長け、絶対的な強い存在ではないのかも。その方が人間味があり、現実感もありいいのかもしれないが。
    なにはともあれ、第1作で拍子抜けした部分もあったので、今回は満足度も大。ボンドガールの美しさにも◎
    【DVD鑑賞編】

  • 90点 極上の007は異色作??

    2002-12-17  by 未登録ユーザMの隠し玉

    007シリーズ2作目。【注1】

    ソ連大使館の若い女性館員が暗号解読機の持出しを条件に西側亡命を希望している、との情報をつかんだ英国諜報部は敵の罠と知りつつ007号をイスタンブールに派遣する。しかし、解読機とロシア美女ともに英国への脱出を謀るジェームス・ボンドの前に立ちはだかったのはソ連諜報機関でなく、宿敵である犯罪組織スペクターの刺客達だった・・・。
    と云うプロットは007シリーズの諸作中ではかなり地味ではあります。”世界破滅への陰謀”とか”大都市破壊へのカウントダウン”を巡る攻防みたいな禍々しいものでなく、今となれば何ともショボク見える携帯型暗号解読機【注2】の奪い合い。設定に合わせる様に展開する活劇場面はほとんど渋いお造りで、このシリーズが初作から少なからず身につけていた稚気あふるるSF的趣向があまり見られない【注3】のも大きな特徴でした。
    シリーズ内ではかなり異色作と思えるこれをベスト1とする輩【投稿者もそのひとり】は古参のファンに多いのですが、近作から見始めた観客には大いなる違和感を持たれるかも知れません。実はこのギャップこそがここまで命を永らえたこのシリーズの幸運でもあり不幸でもあるわけなのですが。

    イスタンブールを舞台にした、ソ連側との丁々発止のやり取りは、ボンドの任務をバックアップする地元裏世界の実力者クリム【注4】の存在を含めかなり本格スパイ小説の雰囲気に近いものがあります。深夜に密かに東側エージェントのアジトを襲い、窓から逃亡しようとする敵をクリムがボンドの肩を借りて狙撃する場面は、原作イアン・フレミングをも越えてジョン・ル・カレや高村薫の”弧高なるエスピオナージックな男の匂い”!?さえ感じさせたではありませんか。
    このどちらかと云うと重たいサスペンスが続く前半の静から、オリエント急行を駆使した脱出行をきっかけに一挙に活劇場面が連続する後半の動への転調も鮮やかで、このシャキシャキしたドラマ運びはシリーズの後続作品にはない面白さ。殺し屋グラントとボンドとの対決で全編を支配するスペクターの陰謀が明らかになり、続くふたりの狭い列車コンパートメント内での息をもつかせぬ死闘へと続くクライマックスの展開は、あのアタッシュケース【注5】の扱いを含め作り手たちのディテール技が見事に冴えわたり、この一篇が007のみならずスパイ冒険映画に於ける極上の一品であることの証明ともなりました。

    -----------<*>----------------------------------------<*>----------------
    【注1】1964年の日本初公開時の邦題は”007/危機一発”<これ変換ミスではありません(笑)>でした。 原題直訳の今のタイトルはリバイバル公開時に改題されたもの。

    【注2】旧型のタイプライターを革ケースに納めた様なシロモノ。だいたい情報の電子化が進んだ今、こんな装置など過去の遺物。この映画が作られた頃が暗号解読機なるものを巡るスパイ戦が存在し得た最後の時期だったかも。

    【注3】第1作の”ドクター・ノォ”('62)には怪獣型の水陸両用巡視艇みたいの!が登場しました。また、第5作の”007は二度死ぬ”('67)で宇宙ロケットの打上基地が舞台となってからは、シリーズの宇宙志向は高まるばかりで、ついに第11作”ムーン・レイカー”('79)ではスペース・シャトルを駆って無重力の宇宙ステーションでの大アクションへ。中東でセコセコと諜報戦をやっている本作とはエライ違いであります。

    【注4】007登場人物中で最も印象が強かったひとり。どうやら国家に縛られず独立してスパイ業を営んでいるらしく、豪放磊落な性格の好人物ながら、どこかダークな諜報世界で飯を喰ったきた人間の抜け目なさ、ウサンクササをさり気なく感じさせる、巧いキャラクタ表現。扮するは名優ペトロ・アルメンダリス。
    もうひとり印象的なワキ役は今回の陰謀を画策したスペクターの幹部で扮するはヴァラデク・シェイバル(Vladek Sheybal)。このひとの風貌がロシヤのプーチン現大統領になんとなく似ていて、氏が出て来た時、”アレ、これってあのスペクターのひとじゃ〜ん”と独りウケしておりました。

    【注5】映画が大ヒットしてこのアタッシュケースは一躍話題となりました。いわゆる<スパイ映画に於ける
    新兵器>のハシリ。その後に続々と登場した「何だコリャ!」と思わせるとても実現不能な珍兵器に比べればなんとも素朴なお作り。でも、その数々の仕掛けがこれほどに効果的に使用された小道具もなかったでしょう。

    【1963年 イギリス テレンス・ヤング監督】

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