ジェシー・ジェームズの暗殺 特別版(2枚組)
『ジェシー・ジェームズの暗殺 特別版(2枚組)』を価格比較。★★★☆(70点)『ジェシー・ジェームズの暗殺』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | アンドリュー・ドミニク |
|---|---|
| 出演 | ケイシー・アフレック,サム・ロックウェル,メアリー=ルイーズ・パーカー,サム・シェパード,ポール・シュナイダー |
| 発売日 | 2008年7月9日 |
| 定価 | 3,980円(税込) |
価格比較
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amazon.co.jpによる解説
ブラッド・ピットがプロデュースし、自ら伝説の大泥棒ジェシー・ジェームズを演じて、ベネチア国際映画祭で男優賞を受賞した一作。冷血な瞳をたたえ、殺しも辞さないブラピの不気味な名演は、彼自身にとっても久しぶりの存在感を示すことになった。犯罪一味のリーダー格であるジェシーにあこがれる、ロバート・フォード。臆病だった彼が、一味に加わったことから犯罪者としてのシビアな心を身につける。ドラマは、ロバートの視点を中心に描かれていく。
最初の1時間は、はっきり言って冗長な展開である。物語をどの方向へ進めるのか、作り手側の迷いが感じられないこともない。しかし、中盤からは、このゆったりとした流れが、ジェシー、ロバート、双方の心境に寄り添うようで、俄然、物語に引き込まれてしまう。ブラピがこだわった小道具や映像によって19世紀末のアメリカ社会がビビッドに伝わり、とくに名カメラマン、ロジャー・ディーキンズがとらえた大自然の映像が圧倒的。ブラピに負けない印象を残すのが、ロバート役のケイシー・アフレックで、アメリカ人にとっての“英雄”を暗殺した後の、ロバートの悲哀がにじんだ演技は高く評価されていい。(斉藤博昭)
商品詳細情報
| 販売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ |
|---|---|
| 発売日 | 2008年7月9日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 2 |
| 形式 | DVD |
映画生活ユーザーによる「ジェシー・ジェームズの暗殺」のレビュー
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ゾっとする存在感!2007-12-28 by
ごましそ
試写会で見ました。
とにかく、ブラッド・ピットの存在感がすごいです。今まで見たことのないブラッド・ピットがいました。すべてを知っている、みすかされているようなあの眼は、ゾッとしました。
あの存在感はすごい!
ストーリーは前情報を一切持たず見に行ったので、話の内容にはびっくりしました。
登場人物が多いので、初め関係性が分かりにくく、途中まで「?」というシーンが続きました。アメリカでは誰もが知っている有名人という事なのでしょうかね?ジェシーとその周りの人間のもう少し分かりやすい相関図的な説明が欲しいところでした。
一緒に行った友達も同様で、結局最終的に見終わってから全部わかったのですが。
静かな緊迫感のあるシーンがあるかと思えば、それを切り裂くような銃撃シーンがあって、緩急が非常にはっきりしています。
全体的には、160分もの間淡々としたストーリーで、見終わった後は疲れました。
しかし、今まで見たこのないブラッド・ピットは見る価値がありました。
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正直しんどかった2008-07-12 by
星空のマリオネット
見方が分かれる映画なんだと思います。
私はこの映画の世界に入っていくことができず、観つづけるのがしんどかった。
芸術性(芸術的な映像美?)を志向した「アメリカ映画」はどうも苦手です。
カメラ(画作り)が先行した溢れるほど潤沢な映像の海で、溺れ死んでしまいそう。
精神的な要素が強く、善悪の境も不明瞭でハッピーエンドでもない「ヨーロッパ的」な映画を目指す「意欲的」な作品。
しかし、登場する人間達にリアリティーを感じにくいのは、その映像に対する印象と同様です。人工的で作為的。必然性を感じにくいというか。
また、ジェシー・ジェームスを演じるブラッド・ピットや、ボブを演じるケイシー・アフレックに対する監督の視線がねちっこく、ナルシスト的な空気に満ちているのも気になります。
他の役者についても不安顔のアップシーンが大変多く、私は疲れてしまいました。
PS
DVDによる鑑賞でも、漆黒の闇とその闇に浮かび上がる光との妙や、統一された黒のイメージ等の美しさを少しは感じとることはできました。しかし、映画館の大スクリーンで観るのとはかなり差があるのだろうなあと、その点では残念に思いました。
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陰鬱で緊迫2008-08-20 by
misa
全編に流れる陰鬱な空気と緊迫感。
それだけで十分見ごたえがあった。
権力者に必ず付いて回る孤独感と猜疑心を抱えたジェシー。一方ジェシーに対して、憧れ、嫉妬、失望、恐怖と複雑な感情が渦巻いているボブ。
(それがわりとセリフでも語られていて、こういう映画では珍しいけど、分かりやすかった)
ボブがジェシーに対して失望したように、ジェシーもまた、自らに失望していたのではないか。
そして最後は、二人でジェシーを殺したように思えた。
ケイシー・アフレックは、不快さを感じる程、うまく演じてたと思う。
ブラッド・ピットは、複雑なキャラクターをしっかり自分のものにしていた。カリスマの哀愁がヒシヒシと伝わってきて、「カリフォルニア」や「12モンキーズ」の頃のように、汚れ役を無理して演じてる感が微塵もなかった。
円熟して、いい役者になったんだな。
好きな映画とは言い難いけれど、とてもよく出来た映画だった。 -
久しぶりの凄いアメリカ映画2008-01-16 by
チゲちゃん
素晴らしい画面、照明に感嘆した。漆黒の闇が素晴らしい。クローズアップに頼らない久しぶりのアメリカ映画を観た。
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ロングテールな終幕2008-02-24 by
くりふ
何というか、蕎麦湯のような美味しさでした。劇映画で言えば、エンドロールみたいな位置づけの風味。でも、妙に後を引くんですね、これが。
義賊として、メディア上では英雄視された強盗団、ジェームズ・ギャングが、個々のメンバーが孤立してゆく、…というかそもそも、結びつきなどなかったことにより、ゆっくり消え去るのを
ひたすら追いかける、たそがれ映画。
風景にもの言わせる度の高い映画、とも思いました。
四季の変化とドラマの進行をほぼ、同期させていますね。
雪が降り、荒野が白く染まって後が、本領発揮と思いました。
四季の中では死の季節、雄大だが寂しい風景の中、
ゆっくりと自滅してゆくメンバーたち。冷ややかな西部劇。
緑溢れる頃、まだ強盗やってる辺りは、何故か回想ぽく、
かつての栄光を懐古するような画に見えましたね。
そして、遠景の雄大さに反して、手前の人物たちは、
即物感溢れる撮影がされているのが、妙に引っかかりました。
寒中ガンファイトで流れる血の、ゆっくりとした濃さったら!
狭さが反響して返る、室内での薄い足音も耳に残ってます。
ブラピの存在感はさすがでした。時折見せる、
棺で目覚めちゃった死人のような、窪んだ表情と、
背負った罪のせいなのか、浮腫んだ表情、とがよかった。
でも今回はどちらかと言うと、受けにまわった感があり、
やっぱり本作は、暗殺犯ロバート・フォードの物語と思います。
扮するC・アフレックのきめ細かい視線や表情の変化、声、
頭はいいがまだ若い小者、という演技、皆見応えありました。
が、ロバートがジェシーに幻滅してゆく過程が、ちょっと、
描写不足に思った。ジェシーの危険さの方が強烈でしたね。
自分にとってのカリスマが、死神に変貌してしまう恐怖。
…しかし実は、死神本人は死にたがっていたのかも???
ロバートがプレゼントを渡される時の、あのセリフ…。
季節は巡り、冬が終わっても、元強盗団たちに春は来ません。
メディアが演出した英雄たちの末路は、哀しいもの、でした。 -
ブラピ2008-02-02 by
GOGO夕張
完全に物語に飲み込まれた。
途切れる事のない緊張感がすごく心地良かった。
この映画の製作にも名を連ねているリドリー・スコットの「アメリカン・ギャングスター」のレビューで『骨太で見応え十分。』と書いたがいやいやこちらの方が凄かった。
グループの中での男の棲み分けもしっかり出来てるし個々の人間がしっかり描写されている。
映画的においしいとこであろう箇所で終わらずラストも流れ続けあまりにも良すぎるブラピにどちらかと言うと陰を潜めてしまっている感もあるケイシー・アフレックが活きてくるとこもいい。
おそらくこの映画においてその後の部分が大切であったのだろう。
そして上記でも述べたが何と言ってもあまりにも良すぎるブラピ。
確かにここに出てくるのはブラピなんだけど今までのブラピでない。
(決して今までが悪いって訳では全然ない。)
ジェシー・ジェームズという人物は知らんが何か憑依してるんじゃないかと思う程。
今後もこれからシワが増えていくブラピの演技に目が離せない。 -
今年の映画初め2008-01-19 by
vivie
今年は1月も半ばを過ぎての映画初めでちょっと面目ない気分。しかし、年末に見た予告編の映像と音楽に心を奪われ、公開を心待ちにしていた本作、期待通りの秀作で良い年明けになりました。
「映画は光と影の芸術である」ということを如実に思い出させる開巻の夜のシーンから、素晴らしい映像の連続。もともと荒涼たる風景は好きな方なのですが、文字通り画面一杯に広がる荒野に魅了され、途中で退場した人が画面を遮った時には舌打ちしそうになりました(笑)。
ストーリーはいたって単純。観る人によって様々な捉え方ができるようで、みなさんのレビューを面白く拝見しましたが、鑑賞中に私の頭に浮かんで来たのは「祭りのあと」という言葉。かっては強い絆で結ばれていた男たちの間に生まれる疑心暗鬼、華々しい時期を共にしたからこそ生まれる強い愛憎・・・・。はなよさんはジェシーをロックスターに例えていますが、私は一世を風靡したあと落ち目になっているロックバンドを連想しました。
おすぎが週刊誌の短評欄で「結局、作り手が言いたかったのはラスト15分のことだけでしょう」と述べていましたが、その15分に起こることは、消費の速度が違うだけで、今現在、起こっているさまざまな事象にも共通するところがあり、私も大変興味深く観ました。西部開拓時代のならず者の話であっても、現在とシンクロするところがあるという感じです。さらに言うなら、登場人物の心理も自分と全く無縁のものではなく、共感するところがなきにしもあらず。で、おすぎの言葉はさらに「2時間40分は長い」と続くのですが、わたくし的にはここは「異議あり!」。ひとつの主題が変奏されて繰り返され、次第に緊張感が高まって行く語り口や、キャストの素晴らしい演技もあいまって、すっかり引き込まれた2時間40分でした。
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心理戦2008-01-13 by
椎茸
題名で既に述べられてる通り、ブラピが演じたジェシージェームズという無法者の末路は知っていたし、想像の範囲を超えない内容ではあったけど中々楽しめました。
ケレンミがあるワケでも無く〜淡々と主要人物の関係と心理描写が描かれてて、異様な緊迫感が伝わってきました。
ジェシーに対する羨望から嫌悪と変遷していくボブの描写も自然で、こういう奴いる〜って妙に納得してましたw
ボブはヘタレで子供のくせに憧れだけは人一倍凄くて、平気で人を裏切る冷徹さを合わせ持つ最低な男だけど、彼なくして物語が成立しえなかったと思うとチョッと複雑ですね。
それと個人的な印象としてジェシーが放つ緊張感は凄いんだけど、もう少し伝説の悪党たる所以の描写が欲しかったですね。
仲間でありながら常にそこには疑心暗鬼と殺し殺されるという心理戦が巻き起きてて、心休まらない日々だな〜って感じです。 -
陰鬱な空と音楽、そして。。2008-01-12 by
taru
2時間40分もの長編映画ですが、その長さを感じさせません。画面上で何が起こっているという訳でもなく、終始陰鬱な空と音楽が続くのですが、しかし主演のブラッド・ピットが出てくるだけで、ピリピリした異常な緊張感が画面に走ります。
ただ、この映画は異常な退屈さと紙一重で、このピリピリ感を感じ取れない人には途方もなくつまらない映画だろうと思います。そして実は、このピリピリ感以外この映画には観るべきものは何もありません。
子供が観ても退屈なだけですし、間違ってもデート映画にはなりませんので、彼女を誘うのは止めておいた方がいいと思います。 -
心理サスペンス2008-10-13 by
如月遙
アメリカの伝説的な犯罪者との事だけど、
全然知らなかった(汗)
ストーリーや登場人物などを
よく把握できないまま観ていた。
予備知識を入れてから観た方が
良かったかなっと思った。
ジェシー・ジェームズを暗殺した
ロバート・フォードという人物、
薄気味悪い雰囲気が、最初から
ずっと嫌だった。それだけ演じている
俳優さんが上手という事かもしれないけど。
心を読まれているのか、いつか殺されるのか、
会話の間の沈黙からも、息が詰まるような
空気が流れ、ハラハラするシーンが
いくつもあり・・・観ていて緊張した。
やっぱりブラッド・ピットっていいな。
すごい存在感。どの役でも強烈な印象を残す。






