マッド・シティ
『マッド・シティ』を価格比較。★★★☆(71点)『マッド・シティ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | コスタ・ガブラス |
|---|---|
| 出演 | ダスティン・ホフマン, ジョン・トラボルタ, アラン・アルダ, ミア・カーシュナー |
| 発売日 | 2007年5月11日 |
| 定価 | 690円(税込) |
価格比較
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621円 (税込)
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商品詳細情報
| 販売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ |
|---|---|
| 発売日 | 2007年5月11日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
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映画生活ユーザーによる「マッド・シティ」のレビュー
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事件はスタジオで作られるのよッ!って感じ。2007-07-24 by
理屈屋
「踊る大捜査線」で有名な、湾岸署の青島刑事の名セリフ「事件は会議室で起こってるんじゃないッ!」っつーのを思い出しましたな。
いやっ、実に面白い映画でした。
博物館の警備員をクビにされた、小心者で、しかも頭が良いとは言えない、更に不器用な男が、結果として館長や博物館を見学に来ていた子供たちを人質にして、銃を持って博物館に立て篭もることになってしまいます。
たまたまその博物館に取材に来ていた、元全国ネットのジャーナリスト(“元”ってことは今は左遷されてるってことなんですけどね)が、犯人の立て篭もっている博物館の内部から、犯行の生中継を始めてしまったから、「どうって事なかったのかもしれない出来事」が、全米を揺るがす大事件になってしまう、というようなお話でありました。
いや、本当にもしあのジャーナリストが出て行って、犯人の男に「まあまあ、落ち付け…」とか言って穏やかに話をしていたなら、きっと「どうってことない出来事」だったんだろうなぁと、つくづく思えます。
立て篭もり事件を「起こさせられてしまう」要領の悪い犯人役にジョン・トラボルタさん、彼を館内から生中継するジャーナリスト役にダスティン・ホフマンさんが扮し、ホノボノと暢気に、けれど次第に出口のない破滅的状況に追い込まれて行く様を、その「ほのぼと破滅」とのギャップが作り出す凄みと真実味とで、緊張感を持続しながら見させられる事でしょう。
「面白ければ良い」と考えていそうなマスコミを許せないと共に、「面白いものを見せてくれ!」と思っている一視聴者としての自分の姿勢を反省させられたりするかもしれません。
意外に社会派な、良い映画だと思いました。
今度から、ワイドショーで「検証しますッ!」とか言ったら、眉にツバつけなきゃね、こんなことなら…。 -
マスコミって・・・2007-07-31 by
僕のなかの雲雀
DVDにて鑑賞。
「事件とマスコミと世論」という事に興味ある方におすすめです。それのひとつの側面を描いてると思いますが、意識的か無意識的かはあるにせよ実際にこういうことが起こってそうな気がします。映画なんで極端な描きかたですが、この側面を視聴者は知ってそして意識することも大切な気がします。
心の内の「良心vsメンツ」ということも考えさせられます。それについて、それぞれの登場人物の比率と変化が描かれてます。
派手なアクションがあるわけでなく、綿密な謎解きがあるわけでなく、ラブロマンスがあるわけでなく、けっこう地味な映画です。
雇用ということに対し雇う側と雇われる側の事情なども描かれてたりしてけっこう真面目な映画です。
「マスコミが世論を操作してるのか」とか「マスコミが小悪を大悪へ発展させるのか」とか思わせる映画ですが、この映画もひとつの側面なので鑑賞者がこれがすべてだとも思ってほしくないなぁとも思うわけで。そうなるとだんだんわけがわからなくなってきました。ごめんなさい。 -
我々が殺した2006-07-11 by
アキラ
篭城犯といえばこんなアイロニカルな作品もあった。とある博物館の人員削減で解雇された警備員が館長に抗議してたら銃が暴発。偶然その場に居合わせたジャーナリストによって彼はテロリストに仕立て上げられる。資本家の不当解雇に抗議する勤勉な労働者として世論を味方につけるが世間は熱し易く冷め易い。視聴率だけを追って互いを媒介するマスコミは正に現代社会に蔓延する熱病の狂気そのもの。犯人を説得すると偽って独占取材をするジャーナリストとしびれを切らし始める警官隊。何でもないはずの事を面白くする為に最悪の方向へ転がす。タイトルの通り狂った都市のシステムがまるで悪い冗談みたいな成り行きでひとりの堅実な労働者を吊し上げさらし者にし追い詰める。
ハリウッド資本でハリウッドスターを使いながらもフランスの社会派コスタカブラスらしいアイロニカルな内容に仕上がっている。『テロリズムとケバブ』にもちょっと似てる。『スペーストラベラーズ』みたいに嫌らしくはない。アメリカンインディアンの人形の上にある天窓に『ミッシング』の死体安置所を思い出す。場の使い方や舞台の美的センスは昔から変らない。労働者は最近の彼のテーマなのかな。この頃はまだ『斧』で完全に消し飛んだ共同意識みたいなものがギリギリ生きてた。正直者は狡猾な世間の食い物にされる。当たり前の事だけに強く共感できる。今の時代に自分が犠牲者になったとしたら誰も耳を傾けなそうで怖い。終わりかけた熱い時代の産物って所かな。 -
ややネタばれ感想。2004-03-09 by
hekusokzaura
ビデオ・DVDのジャケットを見ると、トラさんが扮する立て篭もり犯は、頭脳明晰な切れ者犯人に見えますが、実際の役どころはおつむの弱い小心者です。未見の方は騙されないように。
メディアが事件を報道するのではなく造っていく様は興味深く、ちょっとお間抜けな立て篭もり犯が妙に愛らしいのですが、シリアス路線にしたいのかコミカル路線にしたいのかも少しはっきりして欲しかったです。
某事件とテレ東での放送が重なったので、ちょっと感慨深いものを感じてしまいました。











