ミスティック・リバー
『ミスティック・リバー』を価格比較。★★★☆(68点)『ミスティック・リバー』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | クリント・イーストウッド |
|---|---|
| 出演 | ショーン・ペン, ティム・ロビンス, ケビン・ベーコン, ローレンス・フィッシュバーン |
| 発売日 | 2005年4月22日 |
| 定価 | 1,500円(税込) |
価格比較
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amazon.co.jpによる解説
悲しみと苦しみに満ちた傑作サスペンス。少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、3人の運命が改めて交錯する。
ジョー役のショーン・ペンを筆頭に、脇役に至るまで俳優たちの演技は圧倒的だ。なかでも容疑者となるデイヴ役のティム・ロビンスと、その妻マーシャ・ゲイ・ハーデンの “抑えた”熱演がすばらしい。ショッキングな描写を音楽やカメラワークで美しく転化させるなど、監督イーストウッドの手腕には随所で感心させられる。「もし、あのとき…」という、ある一瞬での後悔が、その後の人生を支配する。そんなあまりに切なく、胸がかきむしられる本作のテーマは、デニス・ルヘインの原作を読めば、さらに深く心に突き刺さってくる。(斉藤博昭)
商品詳細情報
| 販売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ |
|---|---|
| 発売日 | 2005年4月22日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
関連商品
映画生活ユーザーによる「ミスティック・リバー」のレビュー
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ドストエフスキーを思わせる名作2008-04-10 by
牧坂満
硬くて冷たいハードボイルドタッチの映画で、クリント・イーストウッドの重厚な演出による名作。幼少の頃の友人たちは歳月を経て、青年になった人間たちの構成の妙と少女の殺人事件の謎に迫っていきながら、人間たちの悲劇を描いています。
息が詰まるほどの人間ドラマであり、警察組織による犯罪捜査劇でもあり、ミステリー解明劇としても一級品ですが、終盤で、殺人を犯した人間に救いはないのだろうかという「罪と罰」を彷彿とさせるドラマへと変貌するのです。
「ミリオンダラー・ベイビー」の終盤でもこれと同じような重厚なドラマへと変化を遂げていくのですが、このようにイーストウッドの数々の作品はドストエフスキーを思わせる名作なのです。 -
圧倒的な演出。2005-06-04 by
ekoeko
ちょっとばかり気になって、
イーストウッド監督についての本を読んでみたんですが、
この人、“職人”なんですね。
しかも、抜きん出た腕をもった。
つまり、
予定された予算と、予定された制作期間で、
しっかりと映画をつくってしまう、という意味で。
ですから、ワン・テイクが基本。
あるカメラマンだったか、撮った場面がちょいと気にいらなくて
取り直しをイーストウッドに提案したところ、
イーストウッドは軽くそれを受け入れたんですが、
できあがった映画を見たらファーストテイクが使われていた、
というハナシがおもしろかったです。
『ミスティック・リバー』でも、
興奮したショーン・ペンがテーブルをたたいた拍子にコーヒーがこぼれて、
すわっていたみんなでそれをふき取るシーンがあるんですが、
コーヒーがこぼれたのは予定外、
それでもイーストウッドはそのシーンを採用したそうです。
それと、
予想はしていたんですが、
照明には気を使ってるみたいですね。
などなど、というわけで、
この映画も演出は圧倒的。
ただし、
こいうシリアスなものより、
たとえば『ミリオンダラー・ベイビー』だとか、
『ガントレット』だとか、
『許されざる者』だとかの
ファンタジー系の映画のほうが
個人的には好きですね。 -
痛く悲しい名作でした。2004-12-11 by
めっと
これほどまでに、孤独や心に負った傷を持ち続け、皆生きているんだ、とストレートに心に響く映画はなかったです。
そう、誰だってそんな傷を一つや二つ持ってるはず。だからと言ってそれを癒してもらうために誰かに理解を求めたりしないで、ずっと心に閉まった感情があるはずです。間接的に彼女に甘えたり、酔ってみたりしてまぎらわしても口外しない感情。
デイブの存在はそれを幼い時の性的暴行により端的に表してくれました。現実にこのような事件はアメリカでも日本でも多くなってきて、そういう経験のない僕たちはたぶん想像もできないほどの苦しみを抱えている人もたくさんいるのでしょう。結婚して子供まで作った妻にでさえ心を開くことができないほどの苦しみ。
11歳の時の事件により三人の友達は終わってしまったのだと思います。そしてそれぞれがいろんな傷を負って大人になっていき、そして最後に気づいたのではないでしょうか。本当なら11歳のときまで人生をリセットできたら、というような事をショーンが言い、別れていた妻と再会する。ジミーもそのまま生き続ける。
閉ざした心を開いてもいいんじゃないか、という存在が周りにはいるじゃないかと。 -
完成度の高いサスペンス映画2004-01-12 by
ケークン
「ミスティック・リバー」とは、何と言い得て妙なタイトルをつけたものである。喜怒哀楽をすべての見込み滔々と流れてゆく川、その川は人生そのものでもある。
この映画は、少年時代という過去が投影した人生を歩む3人の主人公のそれぞれの歩み方を、3人の芸達者の俳優を使って描ききっている。その意味で、この映画はミステリー映画の形態を取りながら、実は、それを遙かに超えた3人の思い過去を背負った人生を描いている。ショーン・ペンのおぞましい過去を徐々に表してくる演技、ティム・ロビンスの押さえたすべてから隔絶した演技、ケビン・ベーコンの過去を捨て去って生きようとする演技、すべてが見事である。
クリント・イーストウッドのメガホンは、こうした彼らの演技を最大限に引き出しつつ、空からの俯瞰映像やスタディカムで寄っていく撮り方で、川や街の中の人々を撮って、この作品の雰囲気を作ってゆく。
この映画は、決して感動出来るとかいうような映画ではないが、人生の重さとでも言えるものを重厚に描いた非常に完成度の高い作品である。 -
まっすぐに目を合わせないアメリカ人2005-02-05 by
よしかず
気になっていた作品ですが、今頃になってやっと見ました。見終わった後、何なんだこれは!?という悶々たる思いにかられ、ここの他の人の感想を読ませていただきました。
確かに、とても丁寧に作られているが、単なるミステリー、娯楽作品ではないことは一目瞭然。しかし、この何とも言えない不快さは、一体、なんだろう?
9・11以後のアメリカを覆っている雰囲気というものを想像してみないと、とてもこの作品の価値を理解することはできないように思います。それは、多分、現実の不条理さを直視しているということではないでしょうか。正義とか、善意とか、そういうものでは割り切れない現実の不可解さ。無垢の人間に対して、取り返しのつかない罪を犯してしまったかもしれない。しかし、いくら苦しくとも、生きていかなければならない。愛する者を守るために。全ては、神の御心のままに。
迷いながらも、戦争を支持せざるを得ないアメリカ人の悩みや苦しみというものをこういう形で表現したのだとしたら、極めて優れた作品であると言えるし、アメリカで高く評価された理由も理解できます。
しかし、この作品を見終わって感じるのは、そうした現実に対する怒りではなく、自己欺瞞的な現実肯定です。苦しいだろう、辛いだろう、だけど、仕方がないんだ。神は、全ての罪を許されるだろう。私には、そうしたメッセージが感じられました。多分、それが、私をこの上なく不快にしたのだと思います。
いろいろな意味で、優れた作品だということは認めます。しかし、はっきり言って、嫌いです。 -
秀作だが私は嫌い。二度と観ない2007-11-01 by
mmi
無実の男を殺したと告白したジミーの妻が言い放つ言葉。
「あなたは王様なの。あなたがしたことは正義なの」
何でそんな台詞言える?あなたの妹の旦那ですよ?愛する者を失ったばかりでよくそんな台詞が吐けるものだ。
幸せそうなジミーの妻と、今にも泣き崩れそうなデイブの妻の対比。
描きかけのデイブの名前。
どうして、デイブにひとかけらの慈悲も与えてやらないんだイーストウッドさんよ。
触ればヒビが入るほどの脆い正義と、トラウマを背負った弱い人間は、生きる価値もないのでしょうか? -
結末がねぇ・・・2007-08-20 by
CM
DVDで観ました。
内容は思ったより悪くないんですけども、何だか後味の悪さを感じてしまいました。
とはいえ、役者さん達がいい演技をしていたので70点。 -
達者な奴ら2006-10-11 by
鯛
内容、展開ともに特筆するものはないものの、監督、役者の確かな力量のおかげで精度は高まっている。
好感は持てるが、ちょっと淡白にまとめ過ぎではないのかな。 -
飽きずに観れる2006-05-10 by
minami
すごい豪華キャスト。
個人的には妻役の3人が印象的。
ジミー、ブッシュ -
暗さが最高。2006-05-10 by
倫敦塔
予定調和を排斥した、リアル感が最高です。
イーストウッド監督には、この調子で暗さ全開の映画を撮り続けて欲しいです(明るい映画は他の人に任せて)。















