ライトスタッフ
『ライトスタッフ』を価格比較。★★★★(83点)『ライトスタッフ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | フィリップ・カウフマン |
|---|---|
| 出演 | サム・シェパード,スコット・グレン,デニス・クエイド,エド・ハリス |
| 発売日 | 2000年4月21日 |
| 定価 | 2,100円(税込) |
価格比較
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amazon.co.jpによる解説
トム・ウルフの世界的ベストセラー小説をもとに『存在の耐えられない軽さ』『クイルズ』などのフィリップ・カウフマン監督が壮大なスケールで描いた宇宙開発秘話。1950年代より始まった米ソの冷戦構造のさなか、アメリカは宇宙開発に一歩先でていたソ連に対抗すべく、マーキュリー計画を推進。7人のパイロット(スコット・グレン、エド・ハリス、デニス・クエイドなど)が宇宙飛行士として選ばれるが、それに背を向けるかのように、初めて音速の壁を破った男チャック・イエーガー(サム・シェパード)は独り自らの記録を超えるべくチャレンジを繰り返していく。
国家に殉じて英雄となるべく訓練を続ける男たちと、あくまでも一匹狼として生きようとする男、ヒーローの姿を対比的に描いた快作。アカデミー賞編集・作曲・音響・音響効果の4部門を受賞。(的田也寸志)
商品詳細情報
| 販売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ |
|---|---|
| 発売日 | 2000年4月21日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
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映画生活ユーザーによる「ライトスタッフ」のレビュー
-
スペースマンが「宇宙人」でなくなる時2008-08-16 by
くりふ
シンプルなつくりだが豊穣。DVDにて、その面白さ、再発見。
冷戦下、ソ連に負けられん、と始まったマーキュリー計画を、
宇宙飛行士たちの「現場」を中心に、史実という記録でなく、
行動する人間たちの感情で繋いで見せた所が、映画的醍醐味。
「宇宙に行きたい」…要するに飛行士たちの想いはこればかり。
それが全体を貫く、構成の力強さに直結していますね。
そしてNo.1を目指す物語なのに、ギスギスしていない。
そこに人生を賭ける浪漫に共感してしまいますが、一方で、
苦労する妻たちの感情をリアルに描くバランス感覚がいい。
一方、政府や計画上層部の人々はデフォルメされてますね。
ソ連に動きがある度、J・ゴールドブラムが「てえへんだ!」と
会議室に飛込むのがパターン化されていて、笑いを誘います。
宇宙飛行なんて、当時まだ未知の領域で、大ごとだから、
関係者らの行動は真剣なのに、今見ると笑っちゃう、
というギャップが描かれる所が、とても面白い。
計画当初、無重力での適正者はサーカスの曲芸師だろう、
と思いこんで、スカウトしようとしてみたり、とか。
開発側と副大統領(当時は上院議員?)の会話も楽しい。
科学者らしく、ロケットに乗せるのを生物体(スペシメン)、
と言うと勘違いされ、「宇宙人(スペース・マン)だとぉ?」と、
返される。今ならスペース・マンでも通じるのでしょうが。
ロケットは機械でも乗るのは人間、というギャップも難儀。
計算されたプランに合わせても、はみ出る部分が必ず出る。
ライトスタッフとして、アメリカ中から厳選された男たちは、
けっこう下世話な闘いを強いられたりもするんですね。
初の打ち上げ時、乗り込んだ後に待たされ過ぎて、
トイレ行きたくなっちゃったどうしよう? なんて局面も有。
ユーモア効かせたプロジェクトX、みたいな趣がありますね。
「宇宙へ行かない最速の男」チャック・イエーガーは、
彼の奥さん含めて、ヒロイックに描かれ過ぎた気もしますが、
ロケット打上げと共に、忘れ去られるであろう事、まで含め、
無常なシンボル、としたかったのかなあ、と思いました。
「パイロットは恐怖を忘れる訓練を受けるけど
妻の不安を取り除くためには誰も何もしない」
…という印象的なセリフは、宇宙飛行士の妻に言わせた方が、
リアルな筈ですが、少々ファム・ファタール入ってない?
というイエーガーの美人妻(バーバラ・ハーシーがいい!)が
呟くことで、シンボリックに、少々儚く、響くのでした。
ビル・コンティの音楽は力強く、とてもよいですが、
クラシック曲に助けられてるところも多いですね。
ホルスト「惑星」が鳴り響くと、まあ興奮しちゃいましたが。
全体に、シンプルな作りに対し、情報はけっこう多いので、
色んな切り口での見方ができる映画ですね。
NASAの打上げ記録映像の使い方もうまくて、
新規の特撮シーンより、そちらの方がよかったなあ。 -
クロサワふりかけで何とか持った映画2004-09-20 by
for the xxx, not for the xxxxx
映画の原作は、米ソの宇宙競争をかなり批判的に描いているらしいが、映画を表面的に見た限りでは、それは分からない。
映画の最初の1時間は、最速をめざすパイロット達が、宇宙を目指すようになるまでの変化を描いて息もつかせない。 しかし、つばぜり合いを続ける男達をカッコ良く描くと、どうしても黒澤タッチになる。と、言うよりもこの映画はあちこちに黒澤やジョージ・ルーカスを意識した跡があり、客寄せ色、サーガ(英雄伝説)色が強く、誤解の元ではないか。 1例として、宇宙飛行士のスカウトにまわるJ.ゴールドブラム他1名のコンビは、まさしく彼らのC-3PO/R2-D2、又は千秋実/藤原釜足 風の凸凹コンビである。 米ソの宇宙競争を、最初は子供の喧嘩のような単純な視線で見、それを冷ややかに見下すイェーガーは、米国で冷戦を皮肉ったと評判になった黒澤「用心棒」の桑畑三十郎のようでもある。
しかし映画はそれほど単純でもないなと感じさせる。 最も優等生だったE.ハリスの最大の反抗も、相手が個人のエゴのレベルだった時までであって、自分が最大の英雄になった瞬間から、彼を含む7人は(まだ飛んでない者まで)、国の意志を体現せざるを得なくなるし、それによって7人は御利益も得る。 国家的有名人であり、五輪の金メダル選手以上の存在である。 しかし今度は宇宙飛行士同士で競争が始まる気配である。
サム・シェパード演じるチャック・イェーガーがカッコ良いと、かなりの人が言うが、そうは思えない。最後まで見ると、単なる時代遅れの悲哀を味わっているとしか思えないからだ。 早い段階で、国家の考える「ライト・スタッフ(正しい資質)」を持たないと判断され、彼のチャレンジに誰も関心を持たなくなる。 結局、マスコミの関心を引いて予算をもらってその中心に入るのが、ヒーローであり、イェーガーはほんの一瞬だけのヒーローだった。そしてそれは7人の宇宙飛行士にも言えることだと、映画は言いたかったようだ。 -
傑作です!2004-07-24 by
kanhisa
これは傑作です!「アポロ13」や「スペースカウボーイ」なんかと一緒にしないで欲しい。特撮に関しては現在の目で見ればちとつらい部分も!
ただし、国家のための「ライト・スタッフ」と自分自身のための「ライト・スタッフ」に選ばれた7人の宇宙飛行士達、宇宙に行きたくても行かなかったイェーガー(朝鮮戦争でもエースパイロット)。まだケープカナベラル時代IVカットのさわやかなアメリカの青年パイロットのかっこよさと言ったらありません!この7人を演じた役者達もほぼ全員大スターに!彼らの光る演技もさることながら演出もサビが利いていて非常にええ!いくつかあげると、アランシェパード=スカイホークの着艦シーンやイェーガーのマッハ1&マッハ2記録更新のシーン(B−29に吊るされてブームで降りるのだ)、自分が行きたかった月に向かって吼えるシーン、ゴードン・クーパーが記者に囲まれ一瞬イェーガーを振り返る場面、舞台を見る飛行士達がイェーガーNF−104の墜落シーンとオーバーラップする場面などなど思わずうなるような場面の作り方はとにかく良く出来ています。
X−2生還の場面やNF墜落後の生還場面はかっこよすぎてただ涙!クルーのリッドリーも良いし
彼に「You've Gatta Beamer」って、う〜〜〜ん!最高です。女性にはきっと判らないでしょう。男の子はみんな飛行機大好きなんだから!
「ラジオフライヤー」もお勧めです。しかし60年代のアメリカってなんてカッコよかったんでしょう!これ以来現在までこんなカッコいい映画にはお目にかかっていません。 -
音楽と映像2007-04-25 by
トラップ大佐
脇役でも光る俳優たちが総出演みたいな感じ。前半は間延びした感が少しあったが後半からは締まってきて一気に見れた。宇宙から見た地球を始めとする景色の映像は良かった。マッハを超える話も良かった。長い割りにはエド・ハリスが無事に戻ってくるシーンがなくちょっと残念。それにしてもやはり長い。エド・はリスはいつもこんな役だがあの顔とヘルメットがすごく合っているのかな。若き日のデニス・クウェイドが見れたが彼は「ファミリーゲーム」の父親役がぴったりだと思う。音楽はホルストの「惑星」が使われるなど映像とうまくあわせていた。
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シネマスクエア東急2006-06-02 by
January
公開当時一緒に行った人はとても感動していたのですが、私はイエーガー格好良かったくらいの感想しかなくて。
10年以上経ってからTVで見たら、こんな話だったんだぁ・・・
ちょっと見直しました。
当時はまだ現在のような高価な椅子を導入しているところがあまりなかったので、よく椅子の宣伝をしてました。
でも、首のところがちょっと疲れたなぁ。 -
カッコイイ男の話2004-10-06 by
理屈屋
カッコイイ男たちの話です。
理屈抜きでいいです。
私の今まで見た中で5本の指に入る作品です。
飛行士になれなかったイェーガーが
あまり出てきませんが主人公だと思っています。
ただ、長いことは長いです。 -
速さに憧れる男たち、それを見守る女たち。2004-06-22 by
ゴロにゃ〜ゴ伯爵
恐らく男の浪漫(恥ずかしーっ)をメインに据えて、裏テーマがそれを見守る女たち。確かに飛行機及び宇宙には子どもの頃憧れました。というか、まさにマッハ(スピード)重視でしたから、映画にも登場人物にもハマルはずと思いきや・・・ダメでした。
宇宙飛行史の萌芽期ダイジェストみたいで、シーンの断片で感情移入できなかった。なんとか、DVD特典に書かれていた歴史を見てついていけた。リアルタイムでこの時代に生きてその雰囲気を体感していると感慨深いかもしれません。
「女って怖いな」というのがこの映画を観終わって、最初の感想でした。冷静に計算してる。「自分の夫を出世させてセレブな生活を送ってやるわ」という感じが出てて、「ほほう」と頷きました(男っぽくて熱い女性も登場しますが)。
小学生の時、足の速い男子がもてましたが、今では意味が分かりません。当時は確かに「足速いって、格好良い。」と思ってました。女子も足の速い男子は格好良いという認識。
少年時の速さに対する絶対的価値をそのまま大人になっても持ち続ける、まさに「少年の心を持ったまま」大人になった男たちのお話。とすると、私はもはや「少年の心を忘れた」者なのか(笑)。「少年の心を持った人が好き」と言う女性は公私にわたって存在していますが、本音なのかは分かりません。少なくとも、この映画にも登場する「強かな」面を持っていそう。 -
アポロ13楽しめたなら見て!!2002-09-14 by
なんちゃってダニエル
あまりぱっとした印象のない映画ですが、
良いですよ。アポロ計画が持ち上がる以前の、
人類を宇宙に上げようとし始めた頃の、
アメリカの宇宙飛行士の物語です。
193分と長いですが、その時間を持て余してはいません。
アポロ13を見て楽しめた人にはぜひこちらも見ていただきたい!!
ところで、チャック・イエガーも実在人物なのでしょうか?? -
カッコいいとはこういうことだよっっっ!!2002-09-15 by
倉島穂高
何年も前から観たい観たいと願いつつ、めぐり合わせが悪くてなかなか出会えなかったこの作品をようやく観ました! いや〜〜〜〜〜、これは語りだしたら止まらなくなっちゃいそうだ。『アポロ13』、『スペース・カウボーイ』、それからついでに『紅の豚』を先に観ておいて、かえって深く深く味わえたように思います。
サム・シェパードって……かっけーーーーー!(思わずセガレの口真似) 今まで私が見た中では、『赤ちゃんはトップレディがお好き』とか『ロンリー・ハート』のあたりが一番若かったと思うのですが、いずれもくたびれた田舎のおじさんという印象だったもので(『ソードフィッシュ』では見るも無残にシワシワだし…)、んもう脳天ぶったたかれたみたいにしびれました。妻役のバーバラ・ハーシーもかっけーーーーー!
でも私はやっぱりエド・ハリスが好き好き大好き! にこやかで饒舌でいつも鼻歌うたってる彼の、妻に対する深い深ーい愛情にはホント泣けます。オレについて来いというタイプの男は嫌いな私ですが、あれくらい懐の深い男になら、導かれ守られるのにやぶさかではございません(って、そんな男が私ごときにハナもひっかけるわけないけど)。
スコット・グレンという役者は、無駄口は一言もきかない、ジョークなんてもってのほか、それどころかニコリともしない…という印象を抱いていたのですが、どうしてなかなか、へっぴり腰に思い切り笑わせていただきました。顔は貧相なのに鍛え抜かれたガタイがすごい。
あああああ、私は役者が好きなので、ひとりひとりについて書いていたらとんでもないことになりそうなのでやめておきます。フィリップ・カウフマンって、私にとっての運命の映画『クイルズ』を撮った人なんですよね。キャラクターをくっきりと立たせるのがうまい監督なのでしょうか。
『オーシャンズ11』で、ドビュッシーの「月の光」をバックに、男たちが満足げにほほえみ交わすシーンが素敵だと思ったら、なーんだ、元祖はこっちだ。ただ、メインテーマ(?)がチャイコフスキーのバイオリン協奏曲のパクリみたいで(アレンジとはちょっと違うような……)、そこだけ妙に気になってしかたありませんでした。
とにかく、男って本当にバカよね。だから愛しいのよね。 -
宇宙も空も青春のシンボルだった頃2003-05-14 by
仮名側之丞
『2001年宇宙の旅』は別格として(笑)。
劇場で見て、ビデオで見て、どちらも大満足。
ユーモアでスタイリッシュで皮肉が効いて、ホロリとさせて。何でもありですね。
イェーガー(サム・シェパード)はちょっとした仕種やウィットがいいですね。アクシデント後、超音速にチャレンジするのに、「ちょっとそのモップの柄貸して」ですから。
一般的な能天気さんは口の大きなデニス・クェードですか。 パイロット訓練時の○○採集(!) で、隣のエド・ハリスの鼻歌が気になると一緒に鼻歌を歌うくだりは、今でも笑えます。 パイロットのスカウトにジェフ・ゴールドブラムが居るなんて贅沢です。
宇宙計画自体が冗談みたいなテンポで、あれよあれよと進んでいく映画なんて初めて見ました。 エド・ハリスの妻への思い遣りもいいですが、悔しがるジョンソン副大統領を皮肉たっぷりに見せていて、いい感じです。
アメリカそのものの青春時代を描いた感じの映画かな。 出だしの死の音速ってのがまたロマンですな。イェーガーの成功以降は誰も死なないでしょ。 時間は3時間あるけど、あっと言う間で。
それこそ『アメリカン・グラフィティ』とかSWのジョージ・ルーカスなノリですよ、これは。















