人間の証明
『人間の証明』を価格比較。★★★☆(73点)『人間の証明』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | 佐藤純彌 |
|---|---|
| 出演 | 松田優作, 岡田茉莉子, ジョージ・ケネディ, 鶴田浩二, 三船敏郎 |
| 発売日 | 2006年10月20日 |
| 定価 | 3,455円(税込) |
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商品詳細情報
| 販売元 | 角川ヘラルド映画 |
|---|---|
| 発売日 | 2006年10月20日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
関連商品
映画生活ユーザーによる「人間の証明」のレビュー
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森村誠一版「砂の器」?2008-04-29 by
夢寝由来
森村誠一の原作も読んでいるが正直いって彼の作品は松本清張や横溝正史の影響下にあるのを越して亜流に思えてしまう。ブームだった勢いと豪華キャストでヒットしているが2004年にリメイクされたTV版の方が(現代にアレンジした無理を差し引いても)ずっとよかった。
監督の腕が悪いせいか松山善三の脚本を生かしきっていないというか謎解きのサスペンスも主人公の動機も今ひとつ伝わってこない。
岡田茉莉子は暗い戦後を引きずっているにしては10歳若すぎて説得力に欠けるし(原作は京マチ子か高峰秀子くらいの年齢設定だろう)、刑事は松田優作も若すぎて原田芳雄くらいの年齢でないと合わない。
三船敏郎は当時やたら特別出演という肩書きの助演を続けていたがそれは脚本が気に入ったからとか映画に賭ける情熱ではなく三船プロ経営とサイドビジネス投資のためだったように思う。
ジョージ・ケネディ刑事と鶴田浩二捜査主任が地味ながら良い味をだしているから70点。 -
エラリー・クイーンとエドワード・ホック2008-06-23 by
牧坂満
映画はニューヨークマンハッタンの鳥瞰撮影から始まりますが、当時、全盛期の角川映画の意気込みが感じられるスケールの大きいシーンです。国際的に通用するサスペンス・ミステリー映画の誕生なのですが、ここでも「戦国自衛隊」や「野性の証明」のようにプロデューサー角川春樹の影響力が悪影響しています。小説・音楽・映画のコラボレーションを謳い文句にした角川商法によって、不必要なまで長いファッションショーのシーンが音楽と共に何回も登場してくるのです。監督が俊英、佐藤純弥(「新幹線大爆破」や「男たちの大和」)であり、元・日活の名カメラマン、姫田真佐久(「戦争と人間」や「トラ・トラ・トラ!」)等優秀なスタッフを起用しているだけに残念です。ハリウッド映画でも折角の名スタッフを揃えながら、ディノ・デ・ラウレンティスがプロデュースすると暗さばかりが目立った映画になるのと同じような傾向が角川春樹にあると思いますが皆様のご意見は如何でしょうか。
夢寝由来さんが原作者の森村誠一を評して、松本清張の亜流を言われていますが、正しい評価です。森村誠一は青山学院大学の学生時代から文章力を強化するために、松本清張の小説を丸写ししてきたと語っています。本作品もプロットは「砂の器」であり、ダイイングメッセージの“ストウハ”も推理小説では、エラリー・クイーンの「Xの悲劇」の他、エドワード・ホックの「大鴉殺人事件」でも定石のように使用されてきました。死ぬ間際に被害者が必死の努力で意思を伝えようとするものですから、自ずからメッセージは簡潔・単純なものになっており、意味不明な言葉がミステリーをより謎めいたものにする作用があります。映画は角川春樹の人脈・遊び仲間の賜物のような豪華キャストであり、意外な場面で意外な人がカメオ出演もしていますので、そちらの方も楽しんで下さい。
殺人事件が発生しているのにも関わらず、麹町警察署という所轄だけで事件解決に当るという描写は日本刑事ドラマの悪しき省略演出であり、観客たちは既に「踊る大捜査線・シリーズ」によって、警視庁本庁からキャリア警察官が出向いてきて全権指揮を執ることを知っています。捜査会議で一ノンキャリア警察官の棟居刑事が自分の主観を述べるなんて絶対にありえないことも観客たちは知っています。リアリズムを追求するならば、これからの映画では「踊る大捜査線」を見習って貰いたいと思います。大戦で心に傷を負った登場人物たちを丁寧に描いた演出にも好感が持てる力作です。
【劇場名不詳】劇場鑑賞
【民放地上波TV】鑑賞
【BSフジ】鑑賞 -
むぎわら帽子のジョニーは死んだ2006-08-31 by
アキラ
松田優作主演ハードボイルドの中では好きな部類に入る。原作の力だけど。黒人男性ジョニーが殺された事件を調べてゆくと戦後のGIによる日本人女性強姦事件が背景に現れる。沖縄じゃつい最近も(5年位前だったかな)こんな暴行事件があった。今も昔も駐屯米兵は日本人を人間とは思ってないのだろう。安保粉砕が叫ばれたのは遠い昔の事だが、日本人の意識が変化しようとも鬼畜米どもの意識は全く変わらないのだろう。どう弁解しようが俺たちの慈悲で生かされてる豚どもって事だろ。甘い顔して裏で何云ってる事やら。他人事でも同族の女性が異種族に辱められるって腹立たしい。歴史上異種族との交わりが少なかった日本人だからその意識が強いのかも。
クライマックスの情景がやけに『復讐するは我にあり』に似てるなあと思っていたらやっぱり撮影は姫田カメラマンだった。むしろこっちの方が成功してるかも。霧積峠を舞うむぎわら帽子は骨を捨てるストップモーションなんかよりよほど印象に残る。ただ松田優作が云いたい放題やりたい放題なのは今作では違和感あり。会議室ではこの件の捜査員が何十人もいるのに完全ワンマン。憶測を先走らせたり筋に関係なく差別を批判したり。美味しい所独り占め。本来なら刑事って役所はもっと地味に仕事する。現場100回で聞き込みして回ったりって所が省かれて大胆な推理と派手な追っかけとアクションのみ強調。この内容だったらもっとリアリズムを狙って欲しかった。 -
随分遠くにきたものだ。2004-08-05 by
いずい
ちょうど今、テレビ版でリメイクさているので、映画版を鑑賞。
設定が70年代的で非常に面白く感じた。松田勇作演じる刑事の生い立ちは
なんと浮浪少年!
こういうところに、リアリティを感じる。
まだまだ黒人差別が根強いことを窺わせる描写も、今のアメリカとの違いを
思わずには射られない。
大滝秀治が出てきたりと、細かいところで楽しめる映画。
作品自体は悲惨な終わり方だが・・・ジョージ・ケネディ演じる刑事が少々可哀想。
一昔前の古くささが、逆に好ましく感じたかな。
70〜80年代なんてほんの少し昔、と言う感覚だったが、
こういう映画を見ると、凄く昔のことになったのだと妙に納得。
作品の出来は、岡田茉莉子に難があったか。他はなかなかいい味を出していたが、
最重要人物のキャスティングをミスした気がしてならない。焼け跡から這い上がった
女性の強さを彼女の演技からは感じられなかったのが残念。
リメイク版では70年代に起きた悲劇を軸に、物語が進んでいるようです。
そうだよなあ、70年代の30年前は50年代だけど、04年の30年前は70年代なんだ。 -
角川映画、栄光の時代2004-09-01 by
三郎冠者
余談から書いてしまいますが、関西ではアテネオリンピック女子マラソンのライヴ中継の裏にテレビ放送していました(関西テレビ<フジ系列>)。わたしは、映画の方を録画して先日見ました。
現在放送中のテレビ版は今は見ていません。初回を見た時点で、そのテンポ感がわたしの波長と合わなかったからです。
さて、本編。大きな期待をして見たのですが・・・・・今一つでした。その最大の原因は、今となっては話の筋じたいにかなりの稚拙さを感じ、感情移入がしずらかったことです。もっとも、作者の折り込んでいるメッセージについては共感しますが。
しかし、キャスト面ではすごいと思いました。松田優作を始めとして、端役に至るまで万全のキャスティングがなされていたといっていいでしょう。とくに、ジョー・山中は秀逸です。
当時の日本映画にあっては、かなり気合の入った製作であったと思います。スタッフ面でも力のこもったものです。
最後の方の帽子のシーンはとても印象的です。そして、作者の言いたかったことが込められていると思われる最終シーンも。
なお、ファッションショーのシーンの長さには参った。あの時代の雰囲気を伝えるには有用なのかもしれないが、退屈だった。 -
いい映画だ2004-03-23 by
kenzo☆
ジョー山中のテーマソング・・・
母への思い、息子への思い、
そして松田優作演じる刑事の生い立ち・・・
それぞれに感情移入してしまい、
涙腺ゆるみっぱなしだったなあ











