疾走 スタンダード・エディション

『疾走 スタンダード・エディション』を価格比較。★★★☆(71点)『疾走』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

疾走 スタンダード・エディション
70点
監督 SABU
出演 手越祐也,韓英恵,中谷美紀,豊川悦司,大杉漣
発売日 2006年5月26日
定価 4,935円(税込)

 

価格比較

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amazon.co.jpによる解説

西日本のある町で生まれたシュウジは、ごく普通の家庭で幸せに暮らしていたが、兄の精神が壊れ、犯罪に手を染めてしまったことがきっかけで、家族が崩壊。両親にも捨てられた彼は、引っ越してしまった同級生の女の子に会うために上京。しかし、そこでも悲しい現実が待っていた。
重松清の同名小説を『弾丸ランナー』などのSABU監督が映画化。不幸な現実と必死に闘いながら、一緒に生きる人を求めてさまよう少年の姿が痛々しい、苦い人間ドラマ。いつものSABU監督作のような軽やかさはなく、ユーモアは封印。しかし、登場人物たちが苦しみながらも、必死に生きようと前進していく姿には、希望の光も垣間見られる。主演は映画初主演、アイドルグループNEWSの手越祐也。彼が恋する同級生に『誰も知らない』の韓英恵。ふたりを見守る神父に豊川悦司。ほか中谷美紀、大杉漣、寺島進などの豪華な助演陣がフレッシュな主演俳優を支え、脇をガッチリとしめている。見応えある力作だ。(斎藤 香)

商品詳細情報

販売元 角川ヘラルド映画
発売日 2006年5月26日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

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映画生活ユーザーによる「疾走」のレビュー

  • 60点 特殊な事例

    2006-08-08  by 理屈屋

    尖がった背景と尖った個性を持つ人物達が、尖った物語を紡ぎ出していて、それなりに胸に痛みを伴う疾走を見せてくれているとは思います。
    が、尖った背景で見る尖った個性の人達の尖った出来事は、かなり特殊な事例に見えてしまい、「誰にも起こり得る」とは感じられないので、遠くから気の毒だなぁと思いながら眺めてる、という感じがしてしまいました。

    豪華キャストの上に皆さん熱演で、教室で髪を切るシーンとか、暗闇で少年が少女の幻を追って走るシーンとか、良い感じのシーンもあるんですけれど、胸には来るが「グサッ」でも「ジーン」でもなく、「何となく可哀想」という感じなのが残念です。
    とりあえず、中谷美紀さんと韓英恵さんが、抜群の存在感でした。

  • 70点 生へのメッセージ

    2008-05-21  by tommy10

    「誰か一緒に生きて下さい」

    優等生の兄が放火事件を起こし、父は疾走し、母は借金にまみれその後消える。
    そんな壮絶とも言える自らの人生を疾走していくシュウジ。そして一家心中で一人生き残った少女エリの運命とともに、そこからまたシュウジの人生は衝撃の結末へと向かう・・・。

    話が進めば進む程、どこまでも暗闇と孤独は深さを増していくばかり。
    登場する人間は皆不幸です・・・。あまり救いがない。

    2回目はもう観れないけど、なんだかものすごく印象に残ってる映画です。
    終始「死」のにおいが漂う感じなんだけど、「生きる」ことに向かおうとした映画だと思う。
    ものすごい重圧感の中に、生々しいものがあるような。

    個人的に・・・少しだけ出てきた加瀬亮が、ものすごいインパクトでした。

  • 80点 心にずっしり

    2008-01-30  by Caramel

    映画化されるにあたって原作を読むつもりが、あまりにも重く暗い内容に挫折し、映画だけを観ようと気持ちを切換えました。
    近くの映画館でも上映されず、レンタルはいつも貸し出し中でしたが、今日やっと観ることができました。
    2004年に撮影された作品なので、観たいと思ってから3年経っている訳ですが、期待を裏切らない映画でした。
    手越さん演じるシュウジの孤独や絶望がよく描かれていて、内に秘めた寂しさやそれでいて力強い何かを感じ取ることができました。
    黙っていても瞳だけでも伝わってくるような、素晴らしさでした。
    特殊な部落で生活していくことは、それゆえの差別や仲間意識を生んで行くものだと思いました。
    人は、1人でいると弱くても大勢でいると強いと勘違いして弱いものを攻撃してしまうものなんですね。
    韓さんの意志の強そうな、それでいてこわれてしまいそうな瞳にも惹かれました。

  • 50点 うーん・・・・

    2006-01-17  by 未登録ユーザodys

    全体の雰囲気は嫌いじゃないんですが、まとまりがないのがどうにも、ですね。

    原作未読ですけれど、たぶん原作は長いから複雑な筋や枝筋がそれなりに活きているんだろう、と思う。だけれども、2時間の映画ではかえって虻蜂とらずにつながってしまう。浜と沖の対立も、言葉だけじゃなく、具体的なシーンで明示すべきじゃないか。

    一番疑問なのは、語り手ですね。結局語り手は神父なわけだけれど、最初はそれが分からない。しかし神父はシュウジの幼い頃をじかに知っているわけではない。それでいてなぜ幼い頃の彼を語れるのか??

    また、語り手はもう少し映画全体に介入すべきだろうと思う。でないと語り手がわざわざナレーションをする意味がない。

    私が語り手にこだわるのは、この映画に統一感を与えることができる可能性は語り手にしかなく、しかしその語り手の設定に中途半端さがあるからこそ、全体の出来映えがイマイチになってしまったと考えるからです。

  • 70点 何だかんだ言って、、、、

    2007-09-21  by KINOKO

    個人的に手越くん好きなのでみてみました。ストーリー的には後半あたりは作り物感があって(当たり前?か)個人的には、んー・・・だけど、最初のあたりなんかは、なにが起こるのか静けさにどきどきする感じがあってよかった。こういうちょっと暗いような重いような映画は好きです。 なんだかんだいってラストも、感情入れてみて泣く(少し)こともできたし。まあまあよかったです! 

  • 100点 手越の演技

    2007-04-29  by 未登録ユーザ美帆

    いつもより手越の演技がよかった!!
    内容が重かったけど、涙を流しながら見た。
    胸が大きく動く、映画でした。

  • 80点 印象深い映画

    2006-06-04  by 龍太郎

    観終って時間が経過しても、たくさんの映像が思い浮かぶ。それぞれの登場人物のキャラも立っている。好きです。

  • 80点 孤独が人を殺す。

    2006-01-27  by Setsu

    この映画に出てくる少年・少女の不幸は、小説・映画・ドラマで頻繁に扱われ、正直、またかという感じがしたし、展開も読める感じがした。しかし、こういったことに感受性が鈍化している自分に怖い気もした。平凡で穏やかな家庭が、不幸に陥っていくことは他人事ではなく、誰にでも怒り得ることなのだ。そして、不幸で孤独な人間に世の中は冷たいのだ。
    私事だが、どうしようもない親戚がいて、縁を切りたいと思っていたが、やはり優しくしてあげようと思った。

  • 90点 強い「ひとり」と弱い「ふたり」

    2006-01-27  by 未登録ユーザサキ

    半年ほど前に原作を読みました。あまりに辛く重いストーリーですが、個人的に心に焼き付いて忘れられない作品になりました。
    映画化にあたって、いくつかのこれは映像化不能では?と思わせる場面や、残酷な運命に巻き込まれていくシュウジの細やかな心理描写、一応最後に明かされるはずの語り手は一体誰に?などの不安もあり、あまり過剰な期待はせずに観にいったのですが、想像以上に良かった。スクリーンで観れてよかった、と心から思いました。
    下の書き込みで誰かが仰るとおり、殆どは原作の力による所でしょうが、かなり原作に忠実に、世界を壊すことなく上手くまとめていたので、映画は映画で非常に楽しめました。
    ただ、聖書のフレーズやシュウジとエリの会話、二人がつながりそうでつながれない切ないもどかしさをもっと脚本に練りこんでほしかったかな。

    キャストについては文句なしです。
    誰一人ミスキャストがいないなぁと感心。
    序盤ではシュウジとエリのちょっと棒読みの台詞回しが気になりましたが、時間が経つにつれて気にならなくなりました。感情移入してしまったからかもしれませんが…。

    シュウジを演じた手越裕也がとても良かった。ジャニーズと聞いた時点でちょっとナメてましたが、スタイルも良く、少し物憂げな目付きといい、落ち着いた喋り方といい、すごくスクリーン映えする子だなぁと思いました。
    それから、アカネを演じた中谷美紀の妖艶な美しさと女の気丈さ、強さを感じる演技に心を打たれ、豊川悦司演じる神父さまの優しさや凛とした佇まいに癒されました。
    韓英恵は原作で感じたエリのイメージにピッタリでした。凶器の様に尖ってて強く見えるけど、本当は計り知れないくらいの大きな孤独を心に隠し持ってる。そんな彼女がシュウジの隣で流した涙に私ももらい泣きしてしまった。
    強いひとりと、弱いふたり。
    まさにその言葉がぴったりの、忘れられないシーンでした。
    シュウジの「疾走」が行き着く末をみなさんも見届けてはいかがでしょうか…。

  • 80点 非現実のような現実

    2006-01-19  by 未登録ユーザちょき草

    重い内容だと聞いていたので何度も躊躇した末に原作を購入、読んだ翌日にこの映画を観た。原作にあって映画にないところを補完しながら観たが、制約が多い中それなりに忠実に作ってあったと思う。
    シュウジは実在のある人物をモデルにしていると思われるので(ネタバレになるかもしれないので詳細は省きます)、実はある程度現実的な話である。私はそのモデルである人物と同じ年で同郷なので、その人物と同じ学校に通っていた友人がいる。友人からその人となりの断片を聞いた事もある。そういう余計な要素があるからか、シュウジは勿論、その人物の事を考えながら観ていたら涙が止まらなかった。現実は物語より重いし過酷だし孤独だし混沌としている。
    シュウジ役の手越くんの佇まいと表情には心打たれた。私が原作からイメージするシュウジには合致している。原作のシュウジは優等生の兄に劣等感を感じる事も妬む事もなく、自分なりに勉強を頑張って結果を出すし、黙々と走って結果を出す。そして、家族思いの優しい少年だ。だから辛い。エリ役の韓さんのキリっとした声にもひかれた。中谷美紀とトヨエツも良かった。特に中谷さん演じるアカネには救われた。中谷さんは美人で白くて細いのに肝っ玉母さんの様だった。
    手越くんと韓さんは演技云々以前に存在感や佇まいがスクリーンで映えると思った。特に初演技(だったかな)の手越くん、まだまだ可能性を秘めていると思うので期待している。

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作品情報

(C)2005 『疾走』 製作委員会