アイリス
『アイリス』を価格比較。★★★☆(73点)『アイリス』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | リチャード・エア |
|---|---|
| 出演 | ジュディ・デンチ,ジム・ブロードベント,ケイト・ウィンスレット,ヒュー・ボナヴィル |
| 発売日 | 2003年6月25日 |
| 定価 | 4,935円(税込) |
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商品詳細情報
| 販売元 | 松竹 |
|---|---|
| 発売日 | 2003年6月25日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
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映画生活ユーザーによる「アイリス」のレビュー
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年齢によって評価が分かれるのはいたしかたないかも2004-08-25 by
倉島穂高
私は今のところ、アルツハイマー病の患者さんの身近で過ごした経験がありませんので、アイリスが「言葉を失っていく過程」をもう少しじわじわ&じっくり描いてほしかったという不満が残りました。郵便屋さんのエピソード以降がいかにも唐突かつ急転直下な感じで、間を想像で補うにはあまりにも私の知識や経験が不足していました。同様にラストも若干飛躍しているので、おそらく製作者が意図的にそうしているのだと思いますが、一般の素人衆に伝えるためのもう一工夫がほしかった気がします。「言葉の喪失」という着眼点には意表をつかれ、そのおそろしさに震えつつも、現実の一端なりと知りたいと強く感じましたので。
この映画、ぜひとも映画館で観たかったのですが公開中はどうしても都合がつかず、ようやくDVDで観ました。特典映像の中にインタビューが入っているDVDは、役者の力量がよりいっそうわかるところが嬉しいですね。ジュディ・デンチの天衣無縫な痴呆の演技も素晴らしかったですが、顔もイメージも全然違うケイト・ウィンスレットの芝居とちゃんとつながっていて全く違和感がないうえに、地のデンチ本人ともまったく別人。今まではどちらかというと個性派役者と認識していたのですが、実はバリバリの演技派だったのですね。
私は最初のうち、若きジョンもジム・ブロードベントが演じているのかと思いました。途中で別人だと気づきましたが、このそっくりぶりはブロードベントの演技力によるものだろうと思いきや……若きジョンを演じたジョン・ボナヴィルという人、地は全然別人!! 化けてたのはこの人のほうでした。
それから、いかにもお似合いの組み合わせに見えるデンチ&ブロードベントのプロフィールを読んで仰天。ブロードベントのほうが15も若い!
横で観ていた11歳の次男坊のコメントが笑えました。
「結婚すると毎日キスできるの〜? お父さんとお母さん、全然してないじゃん」
「じーさんとばーさんが愛し合ってるの〜? なんか、恋愛って感じが全然伝わってこないんだけど……」11歳でこの世界を理解するのは、いくらなんでもムリかしらね(兄貴がいるのでハダカや濡れ場にはとっくに免疫ができてますが)。5年後か10年後にぜひあらためて観てほしい。老眼と寒いオヤジギャグが進行中の父ちゃん、冷え性と物忘れが悪化中の母ちゃんにとっては人ごとではないのじゃ。
そういえば、海軍の虫のジョークは『マスター・アンド・コマンダー』にも出てきましたね。耳で聞いてもさっぱりわからず、今回DVDの英語字幕で読んでもチンプンカンプン。ギブアップしてアメリカ人の知人に説明してもらい、"lesser evil"という言い回しを知りましたが……おやおや、『レッサー・エビル』って映画がありませんか?(私は未見ですが) 『レッサー・イーブル』だろがっっ!! -
感情の暴発と星空の下2004-07-15 by
茶々
地味な映画かもしれないが、少し泣いてしまった。
若き日のアイリスが「人は言葉に制約されている。グレイヴィーを取ってくれる?」というシーンがむちゃくちゃかっこよくてそこからグイグイ引きこまれていった。だからこそ、病気によって言葉を失っていく過程が空恐ろしい。
夜中、寝室で突然感情を暴発させる旦那様のシーンが真実だと思った。どんなに大切な肉親でもつい、ああいう風に怒鳴りつけてしまう時が誰にでもあるのではないかと思う。
このぐちゃぐちゃとした感情を吐露させた後で、星空の下で夫婦が笑い合うシーンには本当に涙が出てきた。参った。ぐちゃぐちゃをひっくるめての「愛」なんだなぁ、と思ったらシクシクと泣けてきた。
良い映画でした。 -
老後の夫婦の愛し方2006-12-31 by
トラップ
内容が内容だけに評判にはならない映画だと思うが老後の夫婦の愛し方の一つを見せてもらえた。誰でも年をとり、夫婦であればどちらかに面倒を見てもらわなければならない。それができなければ施設に入る。日本でも同じような展開になると思う。若き日のアイリスがあんなに元気で輝いていたのに言葉を失ってしまうという現実。夫の方も認知症になりつつあるという怖さ。だれもがいずれ体験することになる年老いた生活。若き日と老後の生活を交互に映し出すのは対比がよくできていいと思う。ケイト・ウィンスレットは全裸の姿を見せる力の入った演技だが、予想以上に太めだったのにはびっくり。ロンドンの市街地と郊外の緑と海岸などとても綺麗に映し出されているのが印象的。ジュディ・デンチのボケ老人演技もすごい。
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永遠の純愛2004-09-06 by
アキラ
このケースは深刻です。進行のスピードが早く
記憶だけでなく言葉までも失ってしまいます。
『アカシアの道』という作品がありました。
こちらの症状は比較的軽く、記憶だけを失っています。
しかし、その方が本人にとっては幸せかも知れません。
『パーソンズ』というアメリカの老人ホームで日本人が撮った
有名なドキュメントで一人の老人が独白します。
「一番辛い事は老いる事じゃない。若い日々を覚えている事だ」
とても印象的なシーンです。この作品ではこういった苦しみを
視点を介護する側の夫に置いて過去を重ねる事で描き出しています。
全体的なイメージとしてはロンハワードの『コクーン2』に
似ていて、ジェームスホーナーの曲がピッタリとハマっていました。
「決して離さないよ」「お前なんかいらない」見事な純愛映画です。 -
痴呆症の話ではありません2004-05-23 by
サクラ
女流作家としてのアイリスの話でしょう。もちろんアルツハイマーになるのですが。なんか、みんな観点がちがう…。「言葉」の重要さについても再認識する映画だと思います。それ以上に愛という行為が崇高なものであると気づかせてくれます。なぜならときに愛は言葉を凌駕するからです。台詞の端々やスピーチの場面では、アイリスの知性と潔さを感じました。自分たちもあんな夫婦になりたいな。死が二人を別つまでは一心同体、決して離れることはないというアイリスの言葉に深く感銘を受けました。ストーリーはやや退屈だけど、台詞はすごくいい!ただ、構成は若かりし頃7:老後3くらいの割合でよかったのに、と思います。もっと若くて奔放なアイリスを見たかった。
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娯楽ゼロの映画2004-03-20 by
正太郎
「ひどい映画」とまで言わないけど、とにかく退屈だった。(ケイトには申し訳無い・・・。)少なくとも、若者が観る映画ではない。人生を終わりかけた人にはうってつけの映画だ。(ひどいコメントだが許してくれ。)助演男優まで貰った割には・・・・オスカーのいい加減さが分かった映画。
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うーん2003-11-13 by
ボン・ジョンジョビ
はっきり言ってつまらない。
近親者にアルツハイマー患者がいる人のための映画でしょう。 -
魂の行方2003-02-09 by
レクター博士
仮名側之丞さんのように、祖母がアルツハイマーでした。
施設を2度程訪ねましたが、孫である私が分からず、
母と私の顔を見くらべ、「まあ、ソックリ!」と笑って
いたのが可笑しくも有り、哀しくも有り・・・。
私の手を握った祖母の手の温もりは忘れられません。
それと私の名を呼ぶ声、「笑い声」。
こんな体験をしている方は、この映画を全く別の「視点」
をもって観られると思います。
「言葉」は表現のための道具。でも、「愛」を感じる
何気ない「日常の営み」の積み重ね。
それがとても大事なのではないでしょうか。
しかし、「言葉」を奪われたアイリスのもどかしさ、
その哀しみはあまりに重い。
でも、言葉では表現しきれないものを「映像」が
見せてくれました。
とても皮肉なことですね、これは。
最後のスタッフ・ロール前の2カットで、涙がこみ上げてきました。
全く予想もしない表現で、ある種のショックでした。
今日観たばかりなので、未だに心の中で消化しきれていません。
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ジョンに拍手2003-02-08 by
石のかけら
すごい感動するわけではないのだけれど、あとに残る映画でした。観終わって、カフェでお茶を飲みながら、ふとこの映画のことを考えている自分に気付くといった感じです。
ジョンが良かったですね。アイリスのことをどうしても愛してやまないジョンの綺麗な青い瞳が忘れられません。
ただ、アイリスが・・・・。私には彼女の魅力がいまいち分からなかったんですよね・・・。だからこの満足点なのです。 -
妻と夫の時間2003-01-30 by
SWING
過去と現在を交互に絡ませて、1組の夫婦の人生を、上手に表現した作品だと思います。夫のうぶな生真面目な性格と、妻の奔放で天才的な性格の対比が、よく出ています。老年期にアルツハイマーになった有名人の妻を見守る夫の感情が、青年期の尊敬をこめた愛情から、慈しみの愛情に変わっていくのが、画面から感じられました。イギリス映画の名作だと思います。









