フィクサー
『フィクサー』を価格比較。★★★(64点)『フィクサー』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | トニー・ギルロイ |
|---|---|
| 出演 | シドニー・ポラック,ジョージ・クルーニー,トム・ウィルキンソン,ティルダ・スウィントン |
| 発売日 | 2008年9月26日 |
| 定価 | 3,990円(税込) |
価格比較
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amazon.co.jpによる解説
主人公は一応、法律事務所に所属しているものの、その仕事内容は、大企業にとって不利な情報を隠蔽する「裏稼業」。なかなか日本ではお目にかかれない職業を、ジョージ・クルーニーが人間くささも織り込んで名演する。名うての“もみ消し屋”として知られるマイケルが、巨大農薬会社で同僚が起こしたトラブルを解決するうち、自らの命も狙われる事態に陥ってしまう。
何やら謎めいたオープニングのシーン。そこから時間が溯って、そのオープニングでのマイケルの行動の理由が明らかになる展開は、脚本家として名を上げたギルロイ監督らしい。映画全体は、人間ドラマ、社会派、サスペンスといったジャンルの間で揺れ続け、観る者を戸惑わせる面もあるが、キャストの熱演があらゆる違和感をカバーする。本作でアカデミー賞助演女優賞のティルダ・スウィントンは、農薬会社の面子をかけた悪巧みと、その陰での巨大なプレッシャーをリアルに演じるが、ラスト5分のクルーニーも賞賛に値する。正義と仕事の狭間で悩んだ主人公の決着のつけ方には、クルーニーらしい男っぷりが発揮されているのだ。(斉藤博昭)
商品詳細情報
| 販売元 | 東宝 |
|---|---|
| 発売日 | 2008年9月26日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
映画生活ユーザーによる「フィクサー」のレビュー
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おとなグリコ2008-04-17 by
えんぞ
凛とした立ち姿やしぐさの影には
セリフを練習する彼女、
勝負服をコーディネイトする彼女がいた。
ブラウスの汗ジミや
か細い背中が
その積み重ねたキャリアや現代社会語っていて
・・・泣ける。
いやぁ〜 惚れちゃいましたよ
ティルダ・スウィントン!
「映画観た後 飲んだの?」
「・・・・」
「どうしたの?」
「1000円やるから いけるとこまで行ってくれ」
「迎えに来させておいて 何バカなこと言ってるの
この酔っ払いがっ! 早く家 帰るよ!」
「人生・・・ビターだ。」
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王国と征服2008-07-09 by
のびた
日本でもよく耳にした、薬害問題。
裏に大きな利権が絡み、巨大な権力が介入してくるので、その実態がなかなか見えてこない。いつでも泣くのは、被害にあった、何の罪もない国民だ。
弁護するのが、悪であると知りつつ、自分の利益のために正義を引っ込める弁護士は確かにいるだろう。映画のアーサーは、真実を知ってしまい、農薬会社側を守る立場にいながら、原告側に寝返ろうとする。良心の呵責に耐えきれず、精神に異常をきたしたかのような行動を取る。どうやら、優しい人間に弁護士は務まらないようだ。
アカデミー賞には、ジョージ・クルーニー、トム・ウィルキンソンともノミネートされていたが、結局賞を取ったのは、ティルダ・スウィントン(助演女優賞)だった。マイケルと闘う相手のU・ノース社の法務部本部長カレン・クラウダー役だ。
彼女の演技は、賞にふさわしいものだった。冒頭、脇の下にたっぷりと汗をかいていた洗面所のシーンからして強烈だった。普段は誰の前でも、毅然とした態度をとっているし、スピーチも実にうまい。しかし、裏ではその練習に余念がなく、何度も失敗している様もカットバックされる。彼女は決して鉄の女などではなく、弱いものをたくさん抱えていながらも、それを人前で見せることが許されない立場にいる。彼女は映画の中では悪役ではあるが、とても人間味に溢れている。僕は、一方的に彼女を責める気にはなれなかった。
彼女もまた、会社の被害者であるように感じた。
マイケルもアーサーも、人間としての、良心をたくさん持っていたために、みな苦悩する。
これが本来の人の姿であると信じたい。
そして、エンディングの彼の表情に、観客は何を読みとるのか…。
PS マイケルが見た、三頭の馬は、子供の読んでいた、『王国と征服』という本の中の挿絵のイメージ。アーサーも赤い表紙のこの本のことを子供から聞かされていて、そして、会社の秘密を暴く大量にコピーされた資料の表紙も赤。マイケルは、子供に救われたのだろうか。また、『王国と征服』という本の内容もどんなだったのか、とても興味深い。 -
よく分かんなかったです。2008-05-25 by
lp
何とも面白みの無い映画に思いました。
ストーリーに関しては、内容を追いかけるのに必死で、作品を通して訴えてる事はよく分かりませんでした。内容も何と無く程度しか掴めませんでしたし。
たぶん、次々に登場人物の顔と名前の一致が自分の中で追いついていなかったからかなぁ?所々で「今名前の挙がったコイツは誰だっけ?」とか、「この人何の人だっけ?」みたいに思う事がありましたし。あるいは、シーン同士の関係がよく分からなかったからかなぁ?何れにせよ色々とよく分かりませんでした。
ラストの駆け引きも、あまりスゴイとは思いませんでした。
あと、ストーリー全体を通して、主人公のやってるフィクサーがどんな物なのかっていう所に、実感が湧きませんでした。主人公を観てても、その仕事の良点や悪点が、イマイチ分からなかったです。
話のテンポが良くないのも×。
キャストに関しては、出演している多くの俳優と女優の中でも、トム・ウィルキンソンが素晴らしい演技を披露していたと思います。
以上のレビューを読んで頂けたら分かると思いますが、私には分からない所がかなりたくさん残った作品です。かなり消化不良。
鑑賞後は正直「何だったんだ、これは?」って思いました。 -
見事な序破急!映画の醍醐味!2008-05-01 by
テステス
うーん面白かった!ジェットコースタームービーのようなカタルシスではないが、映画っていうものの味わい深さをしみじみ堪能できる逸品です。クルーニーの演じる役はいつも事前は「凄腕のヒーロー」のように宣伝されますが、実際に見てみると悪く言えばヘタレ、よく言えば等身大の生身の大人ですね。そこが実に魅力的です。ご都合主義的に配置された善玉・悪玉はおらず、登場人物の描きこみが丹念で、一人ひとりが背負っている背景世界がしっかりと感じ取れます。演技力も素晴らしい。監督はちがうようですが、「アウト・オブ・サイト」「オーシャンズ12」にも似た時系列の逆転があります。でもその二作に痛めつけられた者にしたら、今度のはずっとわかり易いものです。一時間以上かけて冒頭の爆破シーンにたどりついてからの、一瞬にして着く決着、フィクサーの真の凄み、たっぷりとした余韻には、構成の見事さと洗練された演出の妙がにじみ出ています。本当にいい作品でした。
ただ一つ宣伝方法には疑問が。地味で売れないからといって、「オネアミスの翼」みたいに実際と違うストーリーを喧伝するのはやめて欲しいなー。 -
オーシャンズシリーズ同様最後は痛快、しかしシリアス2008-04-30 by
一映画ファン
ジョージ・クルーニー演じる弁護士は、どちらかといえば、悪徳弁護士。何となくそこがオーシャンズ・シリーズを彷彿とさせる。
確かに前半は、謎だらけの展開で、正直言って眠たくなる部分も多いが、後半にその謎の一つ一つに答えるというストーリーになっている。
大企業不正の追求という社会正義とは正反対の、金のためなら何でもするはずの男が、命をねらわれるにおよんで...というところが、とてもリアルで、何でこちらの方がハリウッドではうけないのかと、不思議な気がする。
結局複雑なストーリーだと、視聴者は拒否反応を示すのだろうか。でも最後はシリアスだけど痛快で、やっぱりジョージ・クルーニーはこれでなくっちゃと再認識させられた。いい映画だと思う。 -
可もなく不可もなく・・かな2008-04-20 by
summergirl
テーマもフィクサーの視点ということも良いのに、ラストまでの展開がもたもた気味だったのが残念でした。
ジョージ・クルーニ−は相変わらず渋さもあり、クールで人情厚い男をきっちり表現していてカッコ良かったです。
また製薬会社幹部役のティルダ・スウィントンがクルーニ−以上に光っていたのでは。キャリアウーマンであるけれど、常に周囲の評価を気にし、完璧を目指し、同時に会社の問題を解決するために苦悩し、最終的には最悪の結果を招いてしまった一人の女性。彼女の存在があってこそ、ストーリーがキュッと引き締まっていると思います。彼女の役柄が男性に替わっていたら、よくある大企業のボーイズクラブの不正隠しなんてつまらない作品になっていたので。 -
眠い時は2008-04-16 by
ss
眠い時には観てはいけません。
前半で睡魔が襲います。
話がわからなくなったため途中退場しました。 -
人生はかっこよくもないし、淡々としてるのさ2008-04-15 by
April
ジョージ・クルーニーの地味っぽさは見事。セクシー俳優の片鱗もなし。地はこういう人なのかもね。確かにかっこよくもないし、エンタテイメント性にも欠けるかもしれないけど、最後のクルーニーがにっと笑うシーンには、私は、軽く爽快感を感じました。八方塞の人生。巨大で、強いものに巻きとられようとしている孤独な男が、最後に喰らわす反撃は、セクシーでもおしゃれでもないが、平凡な人間の気概を感じさせてよろしい。
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特異な弁護士役がおもしろいが2008-03-05 by
豊作
「フィクサー」というと日本語では「陰で糸引く大物」みたいなイメージがあるが、映画はもっと地味である。原題は主人公の名前である「マイケル・クレイトン」。映画の冒頭でそうした役回りを示す逸話が出てくる。彼が夜遅く事務所からの電話を受けてクライアントの家にいってみると、今、車で事故を起こして現場から逃げてきた、何とかできないかというもの。何かミラクルを期待するクライアントに、すぐ現場に戻って処置をするように、時間が経てば経つほどあなたは深刻なトラブルに巻き込まれますよ、と諭す。
彼は「自分のやっていることは"janitor"みたいなものだ」と繰り返し自嘲気味に語る。検事との丁々発止のやりとりをする華のある法廷弁護士ではなくて、人には気づかれない地味な汚れ仕事。とはいえ必ず必要な役回り。早く足抜けしたいんだが、それにしても小金がいる。だから次の仕事に手を染めざるを得ない、という矛盾。(janitor=ビル・アパート・学校などでちょっとした修繕をしたり、掃除をしたり、ゴミをすてたりする管理人。学校だと「用務員」と呼ばれるひとがこれにあたる)
そういうおもしろいキャラクターなんだが、本筋の犯罪サスペンスはいかにも凡庸で通俗、ありがちな安易さで落ちがつく。そこは娯楽なのでしょうがない。
ジョージ・クルーニーは「オーシャンズ」などでみたが、ちょっとおちゃらけた二枚目役だった。こちらは、人間や社会のどろどろした汚い部分を抱えながら苦悩するという、大まじめな役回りを好演していた。タクシーに乗り込んだ彼の顔をドアップで延々写し続けるラストのシーンは、印象的だった。弁護士業のなかでも特異な役回りに光を当てて、キャラクターを立てたことがおもしろかった。
豊作@Buffalo, NY -
何かもみ消したっけ?2008-07-26 by
ynkjp777
機内にて「主演ジョージ・クルーニー」「フィクサー=もみ消し屋」という宣伝文に惹かれ鑑賞。冒頭の爆破シーンはスリリングなサスペンスの展開を予感させるのに充分。否が応でも気持ちが高まったのだが、時間が経つにつれ、話の展開がどんどん私の期待値から離れて行き、主人公の別れた妻やら兄弟やらが出て来た時点で誰が誰だか分からなくなり。。。
「フィクサー」というのは邦題だと知ったのは後のこと。原題は主人公の名前そのもの。一人の弁護士の生き様を描いた映画だとすれば、家族の話が出てくるのもうなずける。邦題「マイケル・クレイトン」では宣伝しにくいのは理解できるが、かと言って「どんなもみ消しをするのだろう」と変に期待させるような題名を付けるのもどうかと思う。








