虎の尾を踏む男達
『虎の尾を踏む男達』を価格比較。★★★☆(74点)『虎の尾を踏む男達』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 出演 | 大河内傳次郎, 藤田進, 榎本健一, 森雅之, 志村喬 |
|---|---|
| 発売日 | 2003年2月21日 |
| 定価 | 6,300円(税込) |
価格比較
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amazon.co.jpによる解説
鎌倉将軍となった源頼朝から逃れるべく、東北・奥州平泉へ向かう弟の源義経(岩井半四郎)や武蔵坊弁慶(大河内傳次郎)、そしておしゃべりの強力(榎本健一)たち。やがて一行は安宅の関を通過しようとするが、そこには義経を捕らえようとする者たちが待ち構えていた…。
歌舞伎の『勧進帳』や能『安宅』でおなじみの世界を、ミュージカル時代劇仕立てで軽やかに、そしてダイナミックに描いた、黒澤明監督初の時代劇。狂言回しとなる名コメディアン「エノケン」こと榎本健一と、名優・大河内とのかけあいや、弁慶と対峙(たいじ)する富樫役の藤田進の見事な腹芸ぶり。太平洋戦争終結前夜に製作された作品のため時間は短いが、その倍以上の充実感を味わえる快作である。なお、本作は戦後GHQの時代劇禁止政策によって理不尽にお蔵入りとなってしまい、1952(昭和27)年にようやく公開されたという、いわく付きの作品でもある。(的田也寸志)
商品詳細情報
| 販売元 | 東宝ビデオ |
|---|---|
| 発売日 | 2003年2月21日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
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映画生活ユーザーによる「虎の尾を踏む男達」のレビュー
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GHQの検閲により公開が遅れた傑作2008-05-12 by
牧坂満
歌舞伎の勧進帳を映画化した作品であり、1945年という厳しい時期に撮られた映画でありながら、映画テクニックを総動員して見事な作品に仕上げられています。
舞台は加賀の国にある安宅の関所を通過しようとする源義経主従7人と強力(ごうりき)が、関所の責任者である地頭の冨樫氏と対峙するお話ですが、歌舞伎というより能の様式を取り入れています。
胆力が座った威風堂々の武蔵坊弁慶を大河内伝次郎が演じており、それを受け止める地頭の冨樫氏を藤田進が、“惻隠の情”を見せる豪放磊落な侍を演じています。猜疑心の塊の梶原氏の手下の風貌はルパンか、漫画「おそ松くん」に登場するフランスかぶれのイヤミのようで小役人を上手く表現しています。
強力を演じているのは日本の喜劇王エノケン。六法を踏むのは歌舞伎では武蔵坊弁慶でありますが、映画では…。森雅之、志村喬、河野秋武などの黒澤映画常連たちの顔ぶれも懐かしく感じられました。
【NHK・BS衛星第二放送】鑑賞 -
盃いらない2007-03-15 by
アキラ
ジャンルに当てはめるとすればこの関所越えはサスペンス。大きな動きはなくても剛力の表情で充分にスチュエーションの面白さが伝わる。伝わり辛い盃シーンはなくてもいいかも。
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原典は能の「安宅」と歌舞伎の「勧進帳」2007-03-06 by
レクター博士
私が知っている限り、歌舞伎「勧進帳」の長唄にこうあります。
「虎の尾を踏み毒蛇の口を、逃れたる心地して〜」
安宅の関を通過した義経を追って、弁慶が後を追います。
無事「抜けた」安堵。義経主従の心持ち、日本人の心です。
ラストのエノケンのアレは歌舞伎の「弁慶飛び六法」を模してます。歌舞伎ファンはここで溜飲が下がりますな。
昭和20年公開でしたが、GHQからクレームを受け、昭和27年にやっと公開された作品。
黒澤監督の日本人のアイデンティティとか、矜持とか、様々な意味が読み取れます。実は、黒澤監督初の時代劇だったんですな。
まあ、古典は深いです。この手のレスはご注意下され。
詳しい方々から「攻撃」されますよ...。感想以前の次元で...。 -
表現力2007-03-05 by
さぶろう
10円レンタル第3弾!黒澤作品でも見落としていた作品でした。感想として、まぁまぁでした。
黒澤作品に一貫として見受けられる迫力シーンは、今回も健在でした。特筆すべきシーンとしては、顔芸とも見られる荷物持ちの表情!今の映画では、あまり見られない表情豊かな演技でした。
黒澤作品では、戦国作品も多々ありますが、題材するにあたって何か基準でもあったのか?ちょっと(素朴な)疑問を感じました。 -
エノケン2005-11-21 by
椎茸
これは「隠し砦の三悪人」の原型なんですかね?
少なくとも全体を覆うストーリーは後の隠し砦の方に活かされていると感じました。
自分としては、終わり方が物足りないというか、「え?終わり?この後どうなるの?」って感じなんですが、まさにそういった気持ち、声に応えた映画が「隠し砦の三悪人」って印象です。
だから展開を楽しむ映画が隠し砦なら、この虎の尾は雰囲気を楽しむ映画だと思います。
義経と弁慶の苦渋が描かれています。
また喜劇王と呼ばれたエノケンこと榎本健一さんを初めて知った映画でした。
もう本当にエノケン最高ですね。
僭越ながら、表情の一つ一つが豊かで歌も上手く、何よりその雰囲気が抜群に光ってました。
またそういった個性が実は努力の賜物という事も知り、もっとエノケンを知りたいと思いました。
もう叶いませんが、個人的にエノケンの豊臣秀吉とか見たくなりましたね、お笑いになっちゃうのかな〜やっぱ。











