手紙 スタンダード版

『手紙 スタンダード版』を価格比較。★★★★(77点)『手紙』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

手紙 スタンダード版
76点
監督 生野慈朗
出演 山田孝之,玉山鉄二,沢尻エリカ,吹石一恵,風間杜夫
発売日 2007年4月27日
定価 3,990円(税込)

 

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手紙 スタンダード版 まとめて売る

amazon.co.jpによる解説

弟の大学の学費のために盗みに入った邸宅で、誤って女性を殺してしまった剛志。千葉の刑務所に服役中の彼の唯一の支えが弟の直貴から来る手紙。しかし、兄が受刑者というだけで、差別され、仕事も転々とし、恋人にもふられ、夢さえ打ち砕かれてきた直貴。兄を思いながらも、その存在の大きさ、罪の大きさに彼は押しつぶされそうになる。そんな彼が所帯を持った。守らなければならない妻、子どものために、直貴はある決心をした。
直木賞作家・東野圭吾が描いた小説をTVドラマでおなじみのヒットメイカー生野慈朗が映画化。加害者の家族を主人公にする大胆な試みだが、登場人物の心情にきちんとよりそい、ときには心にグイグイと入り込む演出は、罪を背負って生きる兄弟のドラマに見るものを釘付けにする。陰のある役がよく似合う山田孝之が、兄への思いと妻と子への愛の間で苦しむ直貴を熱演。意外にもさわやかなイメージの玉山鉄二が受刑者の兄を淡々と演じながら、最後で泣かせてくれる。ひとりの人間の犯した罪により、家族がどんなに苦しむか。そこから生まれる差別との闘いのドラマは確かにヘビーだが、弟の怒り、哀しみ、諦めなどの感情がうなりをあげて見る者の感情をゆさぶり、目が離せない 。まさに感動作だ。(斎藤 香)

商品詳細情報

販売元 日活
発売日 2007年4月27日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

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映画生活ユーザーによる「手紙」のレビュー

  • 90点 罪と罰

    2008-08-21  by メイプルタウン

     私が好きな作家の東野圭吾の同名小説の映画化です。光市の母子殺害事件での弁護が社会問題化した中で加害者側のプライバシーについて真剣に考えさせられる作品です。殺人犯の身内が受ける社会的差別に光を当てて、一族郎党までも犯罪者扱いをした封建社会と何ら変わらない現代を痛烈に批判しています。自分自身は犯罪者ではないのだが、会社をリストラされ、恋人にも去られ、夢も希望も喪失した青年の屈折と再生を情感たっぷりに描写しています。快楽のための殺人ではなく、誤って人を殺害してしまった犯罪行為、玉山鉄二が難役をコナシ、山田孝之、沢尻エリカも頑張っています。

  • 100点 自分のために赦しを乞うな、自分のために誰かを憎むな

    2006-12-09  by 理屈屋

    「手紙」、素晴らしい作品でした。
    強盗殺人の罪で無期懲役の刑を受けている兄を持つ、弟が主人公の物語です。
    心優しく、真面目で頭も良いこの主人公は、強盗殺人犯の弟というレッテルのために人生を台無しにされてしまいます。

    強盗殺人なんかした兄が悪い。
    本人の人柄を見ないで、殺人犯の弟というレッテルを貼る世間が悪い。
    差別なんて醜い行為をする、人間というものがそもそも醜すぎる…。

    主人公の青年も、観客である私も、絶望的にいろいろなことを考えさせられます。

    でも、作者は「そうじゃない」と言ってきますね。
    加害者は、被害者や遺族のためでなく、自分のために謝っている。
    被害者の遺族は、被害者のためでなく自分のために犯人を憎んでいる。
    主人公の青年も、自分のために世間を憎み、兄を憎み、被害者に謝っている。

    被害者の息子を演じた吹越満さんのセリフが感動的でしたね。
    「もう、いいじゃないですか。終わりにしましょう」
    知らず流れる涙に気づきませんでした。
    人間はそもそも、愚かで貪欲で無知で不合理な存在です。
    合理的に考えて、それらの欠点をなくそうとしたり、改善しようという努力は必要だと思いますが、
    実際の問題はそれでは解決しない、と作者は言ってきます。
    悲劇が起こってしまったら、加害者であろうと被害者であろうと、結局、関わった人の全てが、傷ついているのではないですか?と言ってきます。


    自らの愚かさと、人間や世間の愚かさを受け入れるのだ、そして忘れなさい。
    加害者が自らが起こしたその悲劇を受け入れて、誰かに何かを訴えるのではなく自らの罪をただ自ら見つめ認める事だけが、被害者への最高の謝罪ですよ。
    そして被害者も、その悲劇そのものを忘れてあげることが、自らのためでもあり、加害者への最大の赦しですよ。
    自らのために人を憎んではいけない。
    自らのために人に許しを請うてもいけない。
    愚かな人間というものを受け入れ、そして赦し、悲劇そのものを忘れなさい。
    それが自分自身や、何より愛する人や子や子孫にしてあげられる唯一のことではないですか?

    そういうメッセージを強く感じます。
    知らない間に感動の涙が溢れ流れていた、素晴らしい作品でありました。

  • 80点 見て良かった。

    2007-08-14  by ラブアゲイン

    これは良作です。

    俳優達の抑えた演技もGOOD
    (僕個人は、沢尻エリカにますます惚れそう。)

    ドラマ的にあいまいな所があるが、原作を読んでみようと思う。

    全体的には、非常に真摯にまとめられてて満足。同じようなテーマの映画は古今東西あるだろうが、こういった作品の方が、映画の鑑賞眼の基になるだろう。

  • 100点 良かったです

    2007-12-24  by 未登録ユーザ太郎

    賛否両論あるけど、会長は差別を認めてるんじゃなくて、大きい差別から小さい差別、この社会を生きていく以上、差別から逃げるわけにはいかなって事を言いたかったんだと思う。

    コンパで優しくされる子されない子、それだって顔面差別だし。でも人間はどうしても可愛い子と仲良くしたいという気持ちが働いてしまう生き物だからね。
    この映画のレビューでも意見が分かれるように、色んな価値観の人がいるんだ。
    でも、みんなこの世界で一緒に生きてる。
    合わない人や場所、辛い自分の境遇から逃げるんじゃなく、それを受け入れて自分を持って生きると人生楽しくなると思う。

  • 70点 差別された時の決断

    2007-05-27  by ハヴィエル

    原作を読んでる上での感想としては、惜しいな〜という感じです。

    全体的な雰囲気は良いのですが、物語の展開がちょっと雑な気がしました。まあ、時間の制約があるのである程度はしょうがないとは思いますけど。

    それとこれが決定的なんですが、原作では終盤に弟が兄への手紙と共に、ある決断をするんですが、それが見事にカットされています。正直、この決断(行動)がこの物語のキモであると原作を読んだときに思ったので、その辺が非常に残念です。手紙だけでそれが伝わると製作者は思ったのかもしれませんが、あれだけではそれまでの弟の心情とさほど変わりはないでしょう。

    ただ、ミュージシャンという設定を漫才師に変えたのはまあ良かったんじゃないかと思っています。
    ラストをミュージシャンの設定で、まとめるのには映画として難しかっただろうし、逆に言葉を使える漫才師だからこそ、中々感動できるラストになったと思いますしね。

    でも、やっぱり原作を読んだときのような衝撃は、味わう事は出来ませんでした。

  • 100点 素直に感動した。

    2007-06-17  by みるる

    最初自分の学費の為に犯罪を犯し刑務所送りになった兄から逃げていた直貴が周囲の励ましによって兄の存在を認め、自分の家族を大切に思う姿に泣かされました。
    山田孝之さん、沢尻エリカさん、玉山銀二さんをはじめとする俳優さんたちの演技も素晴らしく、より感動できる作品になっていると思います。

  • 90点 号泣

    2007-01-08  by こわれもの

    刑務所での慰問の場面で号泣してしまった!兄貴の演技はなかなかGOOD!

  • 0点 関西弁に違和感あり

    2006-11-16  by 未登録ユーザゆんこ

    沢尻エリカの関西弁がどうも終始気になり映画に集中できませんでした。
    どうしてあのようなへんなアクセントなんでしょうか。
    せっかくの良い話がだいなしです。
    泣けるところもあったけどやっぱり関西人の私としては受け入れがたいものがありました。

  • 10点 もっと気合をいれて映画作成に取り組んでほしかった。

    2006-11-18  by 未登録ユーザ秋吉隆

    この作品は冒頭から沢尻エリカがわかいすぎるため原作を知っている
    人たちの多くに違和感を与えてしまったと思います。

    原作では沢尻エリカの役は髪が短くて少し太めで・・・冒頭で
    はかわいい女の子は登場しません。監督は「何をしても不細工に作れ
    なかった」と言っていましたが日本の映画界では不細工メイクもでき
    ないほど技術が低いのしょうか? あのようにマスカラとファンデー
    ションもして口紅もぬっちゃったらもともとかわいい顔だからかわい
    くなってしまうのはあたりまえです。


    原作では髪の長さも短くてかわくないというイメージです。おさげ髪
    しちゃったらかわいくなっちゃうでしょ。服装ももっとあか抜けないものを選んでほしかった。

    すっぴんで髪も短くして役になりきるというくらいの女優根性も見せ
    てほしかったです。監督もそうさせるべきだったと思います。

    ここでハリウッドと日本の差がでてしまったと思います。
    日本映画界の更なる向上を願っています。

  • 90点 映画館で初めて泣いてしまった

    2006-11-13  by ジンジャー

    「〜三丁目の夕日」でも、「フラガール」でも感動はしたけど、涙は出ませんでした。(出そうにはなったけど…)
    しかし、「手紙」のラストは涙が止まらなかった。
    決して爽やかな感動ではないのですが。

    重いテーマを扱っているので、もちろんいろいろ考えさせられました。主な役者もそこそこ見ごたえのある演技をしていたと思う。

    しかし正直、全体的に感情移入はできなかった。(ラストを除いて)
    あまりに脚本、演出に不自然さを感じてしまったため、映画序盤で、どこか冷めた目で見てしまい、途中眠くなったりもしました。

    しかし〜!慰問のシーンは良かった。兄弟二人の表情、演技は見ごたえありました。血が逆流した感じでした。
    あのシーンの玉山君は、役者の域を超越してる感じさえしました。(褒めすぎかな)
    ラストのおかげでかなり点数甘めです。

    多くの人に薦めたりはしませんが、予告などを見て何かを
    感じた人には是非見てほしいと思います。
    忘れられない作品になるかもしれません。

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作品情報

(c)2006『手紙』製作委員会