王妃の紋章 デラックス版

『王妃の紋章 デラックス版』を価格比較。★★★(63点)『王妃の紋章』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

王妃の紋章 デラックス版
62点
監督 チャン・イーモウ
出演 チョウ・ユンファ,コン・リー,ジェイ・チョウ,リウ・イェ,チン・ジュンジエ
発売日 2008年9月26日
定価 3,990円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 ジェネオン エンタテインメント
発売日 2008年9月26日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

映画生活ユーザーによる「王妃の紋章」のレビュー

  • 50点 母ちゃん部屋覗くなよ〜

    2008-04-15  by アキラ

    基本的には『紅夢』みたいなドロドロ路線なんだけど、ワイヤーアクションあり派手な合戦ありと相変わらず欲張りまくった内容。経済自由化と香港返還以後あっさりと商業映画路線に切り替えた第五世代。前世代と比べ実力は低いのに政治的な理由で巨匠に祭り上げられたカイコーやイーモウは確固としたスタンスがなく元々娯楽嗜好が強いので『HERO』以降のCG使いまくりなアクションへの移行は当然の成り行き。軽く香港映画を見る感覚で楽しめます。ただ同じレベルの物を撮れる監督は香港にも大陸にもいくらでもいるって程度。かつて何でもありな香港市場で凶暴な輝きを放っていたツイハークみたいに没個性の大量娯楽さえも凌駕するエネルギーはありません。香港と同じ土俵に上がる事で現れる大陸の巨匠とされた作家たちの馬脚。

    表面的には実に壮観な映画でした。話としても多重に仕掛けられた近親相姦とかクーデターと菊の刺繍とか、なかなかトリッキーに作り込まれていて飽きさせません。話の大筋は王である父の策略でトリカブトを呑まされ続けた王妃による瀬戸際の抵抗っていう完全に信頼関係が崩壊した家族の何とも血腥い諍い。この王の存在は何とも不気味です。武道に長け力では敵わない上に絶対的な権力者で腹黒い策略家。夫に毒を呑まされ続けている事を知ったところで抗えない。圧倒的な権力で緩やかに嬲り殺しにされる何とも残酷な状況です。この王のように狡猾で残酷な人間は実際の世の中にもいるのでしょう。ただ予想外の事態に陥ってからの彼の言動は不自然な程に無慈悲過ぎます。力技で誤摩化していたが冷静に考えれば彼自身の利害にすら反する虐殺。

  • 70点 笑える大作。

    2008-04-21  by 冬眠

    お話に深みは全くないが、その空虚さが美術の絢爛さを強調して楽しめる。
    監督らしい、色の洪水はまさに眼福。
    (コン・リー以外の)主要人物すべてにカンフーの嗜みがあり、ともするとバトルシーンへ突入、無意味に華麗なアクションに大笑い。
    武侠映画…というよりも単なるサービスかな。
    ぼーっと観るのに最適の、オモシロ大作。

  • 70点 せまる〜ショッカ〜〜♪

    2008-05-02  by 倉島穂高

     えっ、カテゴリがアクションアドベンチャー?! わはははは、そう言われればそうくくられても仕方ない面も……しかし、一応チャン・イーモウの手がけた時代劇なのにねぇ。まあとにかく、人海戦術で物量作戦で極彩色でボヨヨンボヨヨンで、わびさびの倭人の感覚ではついていけなくて頭がくらくらします。すべてが過剰なこの中華感覚は、映画館の暗闇の中の大画面で眩暈とともに観なければ価値がありません。
     やはりコン・リーはチャン・イーモウに撮らせるのが一番美しいですね。ちょっとメイクが現代的すぎる気はしますが。そしてますます山口百恵に似てきたような。黄金の甲冑に身を固めたチョウ・ユンファはまるで勝新太郎。ストーリーはありきたりだし脚本の練りこみもいまひとつですが、この両者の存在感と演技、そして贅沢なビジュアルで十分にチケット代の元はとれます。
     私としては、すべてが終わってからの後始末のシーンが好きですね。高校の世界史の先生が「近代以前の中国史は大局的に見ると大きな変化はほとんどなくて、同じ流れの繰り返しなんだ」と言っていましたが、確かにそうなのかも。とっさに「かたつむり枝に這い、神、空にしろしめす……」という詩が頭に浮かんじゃいましたもん。王家の人々それぞれの人間としての苦悩なんか、神の視座から見ればどーってことない些事であると思えば、たいして深みのない演出と描写も案外ふさわしいのかもしれません。
     ふざけたレビュータイトルの理由は……この映画を観た同年輩の方ならおわかりいただけますよね?

  • 60点 画面は豪華、中味はドロドロ

    2008-08-24  by のびた

    絢爛豪華な城の内部と、華やかな、を通りこして、成金趣味の金キラなコスチューム・プレイ。衣装とセット代だけでも、もの凄くお金がかかっていそうだ。そんな衣装を着た役者たちが大勢、右往左往するものだから、画は綺麗であることは間違いない。胸から上をやたらと露出した、女性たちの群れ。王と王妃の金の衣装と黄金の甲冑。王一族のテーブルを映す、俯瞰ショットの絵模様。長くて豪華な絨毯。一面に敷き詰められた菊。圧巻。

    外の景色を映しだした、数少ない大自然のショットもすばらしい。

    また、『HERO』以降、監督のチャン・イーモウお得意のアクション・シーンも見応えがある。剣と剣のぶつかり合う、火花散るシーンや、剣が金銀の鎧の上を滑るシーン。日本の忍者のような刺客たちが、医者一家の隠れ家を襲う時の、ロープを滑り降りるアクション。金と銀の大群が、城中でぶつかり合うシーン。その後の死体の山を見事な位に手際よく片付け、元通りにしてしまうシーンには驚きを通りこして、あきれてしまった。いずれもやり過ぎな位、見応えがある。

    しかし観終わった後の、この虚しい気持ちは何だろう。やはり物語がドロドロし過ぎているからだろうか。

    中国の古語に「外は金銀宝石、中はクズ」という言葉があるらしい。そのままじゃん。というようなこの古語にならってこの映画は作られたようだ。

    エンディングのゆったりしたメロディも、いい曲なんだけど、この映画のラストにかけるにはそぐわないような印象を受けた。

  • 60点 谷間映画

    2008-05-06  by GOGO夕張

    谷間、谷間、谷間、谷間、谷間、谷間、谷間、谷間、谷間、谷間…この倍、いやこの何十倍は谷間が出てくる。

    胸の谷間だったり山の谷間だったり谷間を連想させるシーンがわんさか。
    これは谷間映画である。

    高級ソープのサイトへクリックしてしまいドロドロした昼ドラを思わせる展開へ。

    ゴールデンウィークにレイトショーにおれは一体何を観ているんだと終盤笑えてきた。

    かなり大味の映画だけど視覚的にも飽きる事なく楽しめるんじゃないかな。

  • 80点 王家の争い・・見応え充分!

    2008-04-30  by kokoloko

    王の位を維持することって、考えただけでぞっとする・・毎日気を抜けない・・

    たとえ血の通う家族にも・・

    誰とも信頼関係が結べない。そんな悲劇が身に沁みました。

    酷評だったから心配でしたが、私は気に入りました。豪華絢爛。何もかもが整っていて美しかったです。コン・リーも美しかったし、表情もよかったです。チョウ・ユンファの冷血ぶり、ジェイ・チョウの主題歌もよかったです!見応えありました。

  • 70点 見所は美術と衣裳とコン・リー

    2008-04-19  by vivie

    昔の作品と比べれば貶したくもなりますが、まあ、これはこれで楽しめる張芸謀の娯楽映画でした。冒頭の、ほしのあきちゃんみたいにオッパイを露出した女官の群れに始まり、次から次へと繰り出される物量作戦、わたくし的にはちょっとツーマッチな印象も受けましたが、まあ、見世物としては一見の価値ありかも。

    正直、最近の張芸謀作品にはガッカリすることが多いので、それほど期待はしていなかったのです。お目当てはズバリ、チョウ・ユンファとコン・リー。かっての亜州影帝と亜州影后の初共演、見逃すわけには行きません。さすがに二人とも貫禄たっぷりの好演でしたが、特にコン・リーは素晴らしかったですね。演出も大味で特に感動することもなかった本作ですが、コン・リーが見せる様々な感情の表出には共感するところもあり、最後には泣かされてしまいました。長男を演じるリゥ・イエも好演。「頭文字D THE MOVIE」で面白い味を見せたジェイ・チョウは、今回、可もなし不可もなしでした。

    アクションもどこかで見たようなシーンの連続で、わりと大味だったのは残念ですが、とにかく、贅を尽くした美術と衣裳が素晴らしく、料金の元は取れたかなという感じです(笑)。

  • 60点 あっけに取られるチャン・イーモウの怪作

    2008-04-22  by ちょし

    目に痛いくらいの極彩色、主演二人の濃過ぎるくらいの演技、唐突かつ必然性のない派手なアクション、そして寄せてあげる胸のオンパレードと金と銀の甲冑のせめぎ合い。全てに目を見張った。
    評価以前に、これは劇場で観るべき映画。お金を払って損をしたとは思わない。

    はっきり言ってストーリーはオリジナルが戯曲であるから舞台向き。本来ならセリフの妙や演技の駆け引きが見所なのではないだろうか。(確かにユンファもコン・リーも素晴らしい演技だったが、何だかゴテゴテの装飾でそれが薄まってしまったような気さえするのだなあ。)
    それをここまで絢爛豪華に映像化したのはチャン・イーモウ、資金力に物言わせて力を見せ付けたかったのか、はたまた北京オリンピック前の打ち上げ花火か。
    深読みすれば、母国に対する彼の複雑な愛憎の現われとも言えるのか。
    いや、多分、「やっぱりコン・リーはオレが一番美しく撮るのさ」と言いたかったのに違いない、と思う。

  • 60点 大画面で観なくちゃ

    2008-04-22  by バグース

    「HERO」「LOVERS」が割と好みだったのと、西安(昔の長安)を旅行した後で壮大な城壁に感激した事もあり、これは観なくちゃ。。と、大画面劇場を選んで鑑賞。(大正解でした)

    豪華な衣装と絢爛たる宮廷風景は期待通りで、バストアップした大勢の女官や戦闘場面はド!迫力があり、ストーリーの凡庸さを補って、マズマズ満足した。

    チョウ・ユンファやコン・リーを始め、俳優陣の
    為り切り度はかなり高く、ご当地作品では生き生きしている。
    何時もの事ながら、物量作戦による壮大な場面を見るだけでも価値があり、劇場で見るべき作品。

    ツッコミ処が多々あり、これを発見する楽しみがあるので、面白いですよ。おまけの60点。

    蛇足:中国人は皆カンフーの達人か?

  • 80点 骨肉の争い

    2008-04-20  by Tutsik

    大いなる陰謀を見に行きたかったが、家内がこちらというので鑑賞。
    華麗な映像で見応えがありますが、個人的には骨肉の争いで大勢の人間を巻き込んで死なせた虚しさが強くて......。人生の歯車が狂うと、どんな不幸が待ち受けているのかと言う印象を強く受けた。
    結局誰が悪いのか家に帰ってから考えたが、切っ掛けは勿論国王、でも周りの人間もそれぞれに生き方を少しずつ間違っているなあ。
    日本映画には無いスケールと映像美を見て、ちょっとその差に悲しくなった部分もあります。

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