SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ スタンダード・エディション
『SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ スタンダード・エディション』を価格比較。★★★(59点)『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | 三池崇史 |
|---|---|
| 出演 | 桃井かおり,伊勢谷友介,クエンティン・タランティーノ,伊藤英明,小栗旬 |
| 発売日 | 2008年2月6日 |
| 定価 | 3,990円(税込) |
価格比較
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amazon.co.jpによる解説
三池崇史監督はいつでも壮絶なパワーで映画を作りあげているが、その中でも本作は相当に気合いを込めたのがわかる。なにしろかなり本気で“マカロニ・ウエスタン”しちゃっているのだ。とにかくマカロニをやりたいがための土壌作りからしてスゴイ。まずキャスト全員に台詞を英語で覚えさせ、舞台を荒野にある町のイメージで見せたいがために、山形県の山奥の原野にオープンセットを建設してしまったのだから。もう棺桶からガトリング銃や、『続・荒野の用心棒』のテーマ曲を日本語で北島三郎に歌わせてしまうとか、本当にやりたい放題し放題。でもそれだけではなく、登場人物を壇ノ浦の戦いから数百年後の平家と源氏の末裔という設定にして衝突をくり返しているという設定にしていたり、建物や衣裳にしっかり“和”テイストを盛り込んでいたり。もうそのマカロニと平家物語=時代劇の融合っぷりがオリジナルな世界観を生んでいて相当に面白いのだ。三池監督の映画バカぶりが素直に抽出された作品だと言えるだろう。個人的にハマったのは源氏ギャングを率いる源義経役の伊勢谷友介のカッコ良さ。実際、女性編集者&ライターでこれを観て彼にゾッコンになった人も多いそう。女性は楽しみに観るべし!(横森文)
商品詳細情報
| 販売元 | ジェネオン エンタテインメント |
|---|---|
| 発売日 | 2008年2月6日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
映画生活ユーザーによる「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」のレビュー
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足長の上に190センチ級の長身が必要不可欠2008-04-18 by
牧坂満
イタリア製西部劇が全盛期の頃に、東映任侠映画界が高倉健を主人公にして、オーストラリア完全ロケを敢行した「荒野の渡世人」や藤純子主演の「日本女侠伝・真っ赤な度胸花」等を“味噌汁ウエスタン”と銘打って公開されていますので、“スキヤキウエスタン”は三番煎じと言ってもいいでしょう。何故に三番目かと云いますと、“味噌汁ウエスタン”以前に、アメリカ製正統派西部劇をイメージした日活映画の無国籍アクション映画を“鍋焼きウエスタン”と呼んでいたからです。更に高倉健主演の「網走番外地・シリーズ」の「吹雪の闘争」や「大雪原の決闘」、「決闘零下30度」は完全に西部劇そのものでした。
今回の三番煎じになるこの映画は、大量生産されたイタリア製西部劇へのオマージュになっています。特に“ジャンゴ”という名前はイタリア製西部劇ファンならば血沸き肉踊らせた経験があるように、数多くの作品でこの名前が使用されています。
時代考証など全く考慮に入れずに、設定・美術・衣装デザインも荒唐無稽の面白さに輪をかけたような英語の台詞が、混沌をかき回して奇想天外なエンターテイメントに仕上げています。但し、私の主観がかなり入ってしまいますが、日本人にカウボーイ・ガンファイターの役は似合いません。かつて、アラン・ドロンがフランス映画界からハリウッドに進出したときもそうでしたが、カウボーイ・ガンファイターは、足長の上に190センチ級の長身でなければなりません。それにガンベルトをかっこよく見せるためのヒップの筋肉の盛り上がりも必要となるのです。
アラン・ドロンも180センチ級の長身でありますが、Gパンが似合う、ゲイリー・クーパーやヘンリー・フォンダの敵ではありません。よって、「レッド・サン」に出演したときは、スリーピースのスーツ姿でした。だから、日本人には着流しスタイルが一番似合いますので、ウエスタンはご勘弁下さい。 -
タランティーノと桃井かおりが・・・2008-06-16 by
ゼーン
伊藤英明が上半身脱ぐシーンがあるのですが、どうせならこの10秒の為にバッチリ鍛えて欲しかったです。
と、こういう展開はうまくいきそうで、ダメになってうまくいく、そのダメなときに
主人公がもっとやられないと盛り上がりません。
観た感じは泥汚れなのですが、面白さを回転数で稼ぐ感じがして、トルクで蹴散らす感じがあったほうがよいと思います。
悪者2組、主人公、桃井かおり、クエンティン・タランティーノではちょっと時間が足りないのではないでしょうか。
しゃべってるのは英語ですが、久しぶりに日本映画を観て面白かったです。
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「ダメだなぁ〜」と思うところが随所に2007-10-07 by
理屈屋
けっこう期待して見に行ったんですけど、「ダメだなぁ〜」という感想になりました。
マカロニ・ウェスタンでなくスキヤキ・ウェスタンってことなんですが、「どこが?」って印象が強いです。
「西部劇への憧れ」のようなものがあまり感じられませんでした。むしろ「スキヤキ」の方の自意識が強すぎるのでは?という疑問を感じました。
「これが好ッきゃねんッ!」という思いとその勢いで作って欲しかったですね、ウェスタンを。
そういう意味では、伊藤英明さんのガンマンはまずまずカッコ良かったのは気に入りました。
でもそれ以外は「ダメだなぁ〜」と思った個所の方が多くて、その代表が、暴力シーンとエッチシーン。
まず生理的に「ダメだなぁ〜」と感じてしまいました。私はキル・ビルを見て「うひょ〜、カッチョイー」とか思った人間なので、単に暴力シーンと言っても、どこか微妙に違うのでしょうねぇ。敢えて表現すると本作の暴力およびエッチシーンは「艶めかし過ぎる」という気がします。
源氏と平家が初めて対峙して、向こうが見えちゃって「ヤバイよ」みたいなシーン(あえてリアリティのない暴力シーン)のようなのは非常にいい感じでしたよ、ああいうシーンがもっと欲しかったですね。
木村佳乃さんもエッチなシーンで頑張っていられましたが、それらの全てがなまめかし過ぎて、ストレスを感じてしまいました。
たぶん、「おぉー、カッチョイー」って所まで、もう一息ってところに来ているのでしょうが、現状では、このような作風に挑戦したことは、失敗だったのでは?と私には感じられました。
こういうメチャメチャな作りで人を感動させたり泣かせたりするのは、普通の物語でそうするよりも遥かに難しいものなんだろうなぁ〜、作り手に深いテツガクが必要なのだろうなぁ〜、という思いを新たにする結果となりました。 -
もったいない2008-07-16 by
ugruins
根本にあるもの(実際にはないものなんだけど)は良いと思うが、味付けに失敗した印象。
無駄に長い尺と面白みのないキャスティング、後はこの監督に毎回感じる、あと一歩突き抜けきれてない半端な演出が原因かな?
嫌いじゃないけど、面白いとは思わなかった。 -
「‘アキラ’か、懐かしい名だ・・・。」2008-06-05 by
名画座の怪人
中盤のタランティーノのギャグには笑った。(^^♪
英語でやる必要なんて全然ないので音声は日本語で。それぞれの俳優さん本人が自分の声をアテレコしているのに映像と微妙にずれるのがチョット楽しい。
回想シーンの色使いがケバケバしい感じでなじめなかったがモノクロよりましだろうか?
前半は退屈な展開が多く早送りを多用したがそれでも長く感じた。物語の内容が薄いのがつらい。
桃井かおりが格好良くていい感じ。伊藤英明は主役としては普通。石橋貴明のオカマキャラは大いに引くものがある。いただけないのは香川照之で2重人格ギャグがかなり寒い。死ぬ前に「なんじゃこりゃ〜!」をやるなら前から撃たれてくれないとね。
黒澤明の時代劇や西部劇の有名どころのオマージュと言うか、ぱくりと言うか、パロディが随所に見られるので、元ネタを言い当てながら見るのも楽しいかも。いっそのことギャグに徹してくれるともっと面白くなったかもしれぬ。
「皆殺しのジャンゴ」ネタを早々に使ってしまったのでクライマックスをどうしめるのかと思いきや「タクシードライバー」を持ってくるとは。出来れば最後のシーンでは平八に「カムバ〜ック」と言わせたかった。 -
めちゃめちゃくだらないけど、かなりすき…2007-11-15 by
なぎこ
血みどろだと聞いていたのですが、それほどではありませんでした。
ものすごくはっちゃけてて、かっこいい映画でした。
聞いての通りものすごい豪華キャストで、俳優としての力も抜群な方が勢ぞろいしていて、そっちの意味でも圧巻でした。なかでも佐藤浩一がかっこよすぎです!!
この監督の映画を観たのは初めてなのですが、なんだか妥協のない不思議ワールドが展開されていて、私はかなり好きでした。ストーリーははっきり言ってアホな感じですが(笑)それでこれだけ見せられるのは監督のずば抜けたセンスなのではと思います。 -
「かっこいい」でいいじゃない。2007-09-30 by
りんぼ
予告を見た時は「キル・ビル1」のようなものかと思ったのだが、見終わった印象は随分と違う。出鱈目映画という点は共通している。源平ウエスタンに台詞は英語だし、嘗ての邦画の無国籍映画のようでもある。しかし「デスプルーフ」のようなオマージュを主軸にしているものとも違う感じだ。自分が感じたのはかっこいいものの寄せ集めという印象だ。
この映画はリアリティが薄い。その誤魔化した分がそっくりこの映画のスタイルになっている。純粋にアクション映画とだけ見るのでもいいだろう。そういう世界観だと話そのものが破綻をきたすことが多いのだが、この映画は予想以上に話がしっかりしている。逆にしっかりし過ぎていて、それ自体が意外に思える変な映画だ。
この映画にタランティーノが出ているが、ここまでしっかりとした役回りで出るとは思わなかった。もっと友情出演程度かと思ったが、これがかなりおいしい役どころ。彼目当ての観客には良いかもしれない。
当たり前ながら彼の英語と日本人役者の発音には差がある。しかし、この映画はそれも完全に狙っているだろうし、そう考えると英語圏の人が見た方が楽しめるのかもしれない。また、明らかにハリウッド映画のパロディと思える部分も数多く見受けられた。保安官は某有名ファンタジーのキャラから来ているだろうし、清盛の風体は有名活劇映画のキャラそっくりだ。それ以外にも色々と狙っていると思われる箇所がある。それら全てをひっくるめて楽しめるかどうかが、この映画の好き嫌いを分けるところかもしれない。
この世界観の利点は登場人物をいじれることだろう。世界観がしっかりし過ぎているとリアリティの無い人物は浮いてしまう。だが、この世界観なら何でもありで、突飛な行動が許容出来る。特に平清盛や、弁慶といった濃いキャラが居てこの世界はバランスが取れる。義経のかっこよさが引き立つのもこの舞台だから。逆を返すと普通の人があまり居ない。
それでありながら、親を亡くす悲しみや、憎しみなど、野望が剥き出しの世界でありながら、人情話をベースに持っているのはちょっと意外だった。もっと考え無しにガンマンとチャンバラするのかと思ったが泣けるところもある。
とはいっても、やはりこの映画は「かっこいい」が基本にある映画だ。この映画を「かっこいい」と思えるかどうかは人により違うだろうが、私は彼らを「かっこいい」と思った。 -
心からスキヤキ・ウエスタン ジャンゴが好きだ。2007-09-28 by
ジャンゴスキ
「なぜ、日本人キャストなのにセリフを全編英語にしたのか?」と聞かれて、三池はこう言った。
「スペイン訛の英語や、イタリア訛の英語があるんだから、そろそろジャパニーズ訛の英語が出て来て、世界に浸透したっていいんじゃないか。
どんなにヘタクソな英語だって、そこに『愛』があれば、絶対にわかろうとするし、必ず伝わるんだよね。」
****
これから、ごく個人的な話をする。
三池崇史の「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」を観た。
傑作だった。
登場人物たちの全てが、必死に生きていた。
清盛も、義経も、重盛も、弁慶も、保安官も、静も、アキラも、ルリ子も、トシオも、ピリンゴも、平八も、ガンマンも、そしてあの鬼畜 犬畜生以下の与一でさえも、誰もが一生懸命、己の人生を生き抜こうとしていた。
もうここ何年か、ずっと考え続けていることがある。
「どんなに過酷で絶え難く辛い経験をし続けている人間に対しても、『それでも頑張って前を向いて生きろ』と言ってもいいものだろうか?」と。
そんな残酷なことを言っていいのだろうかと。
大した苦労もしてない甘ちゃんの私が、そんなことを考えるのは大きなお世話だし、不遜もいい所だけど、考え続けていた。
三池が、いや、このスキヤキウエスタンジャンゴが、教えてくれた。
「そこに愛があれば、言うべきだ」と。
そう、そこには、薔薇。名前は「ラブ」。ハイブリットティーローズ。
赤と白。世界で一番美しい華。
そしてわかった。私は、本当は、「架空の不幸な人物」に対してその疑問を投げかけていたんじゃない。すり替えだ。それはまやかしだった。
私はその疑問を「自分」に対して投げかけていたのだ。
(私はただの甘ちゃんだけども、)『それでも頑張って前を向いて生きろ』と自分に決意させるのを怖がっていたのだ。
三池に「お前も、生きてていいよ」って言われた。
いや、違う。
「生きてみやがれ。」って言われた。
己の道は自分で選べ。誰も代わりに「自分」をやってはくれないのだから。
****
役者たちが、三池が、スタッフが、自分の力のキワキワまで、いやそれ以上を出しきっていた。文字通り、大げさでなく、「命懸け」だった。それは映画を観ていればわかる。絶対にわかる。
なぜ彼らがそこまでしたのか。
「映画」を、「テレビ局」や「タレント事務所」や全ての膠着した規制から取り戻したかったからだ。
それは、三池やキャストらのインタビュー記事等からわかる。彼らの苛立ちや危機感、絶望や渇望がはっきりと浮かんでくる。
そしてその渇望は彼らの自己満足の為だけではない。我々、映画を観る者も渇望しているのだ。テレビ局やタレント事務所のいいなりになり続けたせいで、今や日本映画は、犬の糞以下の存在まで加速度をつけて進んでいる。
彼ら三池組が、「映画」を取り戻す為になりふり構わず命がけで、全ての手を尽くして挑んだ結晶が、このスキヤキウエスタンジャンゴなのだ。
それが観ててわかるから、わかってわかってしょうがないから、私は涙を流すのだ。
日常の中で、この映画のワンシーンワンシーンが何かの拍子にふと思い浮かぶだけで、涙が出るのだ。 -
What's the hell?2007-09-23 by
vivie
題名を聞いただけで思わず笑ってしまう本作、期待していた通りのヘンな映画(笑)で楽しめました。ちょっとヤリすぎのところがなきにしもあらずでしたが、そのデタラメさこそを楽しむ映画、たまにはこういうのもいいんじゃないでしょうか。
何といっても役者さんたちが最高。みんな楽し気にのびのびと怪演していて、観ているこっちまで楽しくなりました。なかでも佐藤浩市(どこがヘンリーやのん?)VS伊勢谷友介(いょお、ナルシスト義経!)のナンバーワン対決と、その横でうろうろしている堺雅人(微妙な表情に笑けた)VS安藤政信(今回も行っちゃってます)のナンバーツー対決にニコニコ。でも一番好きだったのは、やっぱり裏主役(笑)の桃井かおりやねえ。いゃあ、カッコよかったわあ。その他、塩見三省(先住民が似合いすぎ)や松重豊(泣かされた)といった個性派ぞろいの脇役陣も素晴らしかったです。
中盤ちょっとダレるのが惜しいけれど、終盤はちゃんと盛り上がり、それも大盛り上がり大会でワクワクドキドキ。ラストを締めるサブちゃんの歌もキマってたし、観終わった印象は悪くなかったです。あそことあそこを削って(観た人にはどこか分かりますよね)1時間40分ぐらいにしたらベストだったのでは・・・・。美術、衣裳なども見応え充分でした。
そうそう、タラちゃんと某ゲストスターの対決する、清順テイスト(CGの使い方に「オペレッタ狸御殿」を連想)のプロローグには大笑い、これも楽しかったです。で、点数はちょっとオマケして80点。 -
面白かったですね2007-09-19 by
ts
ここでの評価が真っ二つだったので結構楽しみにして観にいきました。ちょっと冗長に思えた場面もありましたが私には面白かったですね。
皆さんが書かれている英語での台詞もnobody,nowhereを上手に表現していましたね、まったく気にはなりませんでした・・・これが日本語だとかえって胡散臭く感じたでしょう。
木村さんがちょっと役不足かなって感じでしたがタランティーノさんを含めてあとは上手くこなしていたと思います。









