犯人に告ぐ
『犯人に告ぐ』を価格比較。★★★☆(71点)『犯人に告ぐ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 出演 | 豊川悦司 |
|---|---|
| 発売日 | 2008年3月21日 |
| 定価 | 3,990円(税込) |
価格比較
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amazon.co.jpによる解説
WOWOWでの放映後、劇場公開というパターンをとった本作は、確かにTVドラマっぽい作りも目につくが、サスペンスとしての緊迫感は十分過ぎるほどの出来。「ドラマでも十分な日本映画」とは一線を画する。神奈川県警の巻島警視は、少年誘拐事件の捜査で失態を犯し、左遷させられるが、6年後の連続少年殺害事件を指揮するために県警に呼び戻される。TVのニュースショーに出演した彼は犯人を挑発するような言動を放ち、マスコミの注目も浴びてしまう。犯人が世間やマスコミを観客のように操る「劇場型犯罪」とも違う、「劇場型捜査」の展開が斬新な、雫井脩介のベストセラーの映画化。
当たりハズレのある豊川悦司の演技だが、本作は完全に役にハマった成功例だろう。過去の事件で少年を助けられなかった苦悩と、自分の家庭の問題を抱えながら、体を張って凶悪犯を追いつめる鬼気迫った演技に圧倒される。TV業界のドラマはそれなりだが、警察内の人間関係に深くメスを入れた点も本作の興味深いところ。小澤征悦ら助演陣のリアルな存在感によって、警察の階級社会がシニカルに描かれつつ、地道な捜査にも驚かされる。事件現場のリアルな映像も含め、骨太なテーマが伝わってくる力作だ。(斉藤博昭)
商品詳細情報
| 販売元 | ポニーキャニオン |
|---|---|
| 発売日 | 2008年3月21日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
映画生活ユーザーによる「犯人に告ぐ」のレビュー
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人の不幸は蜜の味2008-04-30 by
牧坂満
江戸川乱歩賞を受賞した原作を脚色した犯罪映画ですが、「樹の海」で人間群像劇を演出した瀧本智行監督だけあって本作品も壮大な人間群像ミステリードラマに仕上がっています。TVの2時間刑事ドラマだと所轄警察署がノンキャリア刑事だけの捜査で一件落着するといういい加減な構成が見られますが、本作品ではキャリアとノンキャリアの軋轢や、東京警視庁と神奈川県警の縄張り根性意識もリアル鮮明に描いて好感が持てます。
冒頭からいきなり誘拐事件のシーンに入りますが、誘拐犯、身代金を持参した家族、東京警視庁と神奈川県警の息詰まる攻防戦に圧倒させられました。撮影は「樹の海」でのスタッフ、柴主高秀が今回も見事なカメラワークと映画技法を駆使して映画をより重厚な作品にアシストしています。
報道の自由を前面に打ち出し、“人の不幸は蜜の味”と思っている視聴率至上主義のTV局を嘲笑すかのよな場面も多く登場しますが、「ダイハード・2」を彷彿とさせるカタルシスを感じます。
それにしても豊川悦司(長身でハリウッド映画でも充分に通用する)の存在感が見事だっただけに、風邪をひいたような鼻声で演技した松田美由紀のミスキャストぶりが目立ちました。
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今夜は震えて眠れ2008-08-16 by
のびた
原作の面白さもさることながら、映画もなかなか見せてくれた。こういうのを劇場型捜査というのか。マスコミを利用して、犯人をおびき出す。まあ、これは物語だからいいが、実際には無理だろう。挑発に乗って、新たな被害者が出る場合も考えられる。でも、お話としては巻島と犯人のスリリングなやりとりに、ラストまで惹きつけられた。
巻島の過去の失敗も、上層部の見栄や権力争いに引っぱり回されたのが原因だし、その時の妻と生まれてくる子供の状況も同情すべきところだ。あげくの果てに新たなる事件の責任者に祭り上げられたりと、本当に不幸?なキャラクター設定だ。巻島はとにかく犯人を挙げて、被害者を減らしたい、と純粋に思っているだけだ。そのために、家族が犠牲になってしまうこともある。彼の捜査にも人の命が懸っている。捜査中のことは守秘義務もあるだろうから、家族に現状を伝えるわけにもいかない。不幸とは重なるものなのか。そんな苦悩の主人公には、何としてでも犯人を逮捕してもらいたい。
劇中では、巻島を中心として、その周囲では、妬みや、恨み、権力闘争、足の引っ張り合いなどが醜く繰り広げられている。子供の命がかかっているのに、この有様だ。その中で笹野高史扮する、年長の部下と、巻島と前の事件から共に闘っていた捜査員の信頼と努力が、頼もしい。指揮官が優れていても、下で彼を信用して、靴をすり減らして動き回る捜査員がいないことには、事件は解決しない。
ある人物をヒーローに仕立てた後、アンチキャンペーンで、その人をこき下ろしたりする、マスコミの二面性。視聴率さえ取れるなら、モラルぎりぎりのところまで突っ込む、報道の恐ろしさも窺えた。
しかし、やはり憎むべきは犯罪だ。
すべての元凶はここにある。
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作品に惹きつけられた。2008-05-17 by
lp
かなり面白かったです。期待以上の完成度で、満足しました。
キャストに関しては、主演の豊川悦司さんは、観客を作品に惹き付けるような力を持っている良い俳優さんだなぁ。と観てて改めて思いました。こういった俳優さんは、他に役所広司さんがそうゆう力を持っていると個人的には思います。
脇を固める笹野高史さんや石橋凌さん何かも渋い演技が良かったし、何より作品の雰囲気に二人ともとてもマッチしていて素晴らしかったです。
キャスト全体として、派手さはあまり感じられないけど、演技力が高い人達が集って、良い作品にしていたと思います。
ストーリーに関しては、静かに淡々と進んでいく所が多くて、途中で退屈する人もいるかもしれませんが、サスペンスとして盛り立てるところや惹きつけられる部分がかなりあったので、私は飽きる事無く、最後までしっかり鑑賞できました。
サスペンスの要素としては、節々に出てくる謎とその真相がとても上手くストーリーに絡んでいて面白かったです。
他にも色々な要素があったけど物語が破綻しないのも良かった。
総括すると、とても良く出来たサスペンスだと思います。どんでん返しとかではありませんが、ラストの展開には驚かされます。 -
見応えある作品2007-11-09 by
無責任な傍観者
派手な演出もあっと驚く急展開も無いんだけど、序盤からグイグイストーリーに引き込まれます。
タイトルの「犯人に次ぐ」というTVを使った犯人へのメッセージというアイディアはそれほど感心しないけど、トラウマに悩まされる主人公を初め様々な利害が渦巻く周囲のキャラ達がそれぞれ特徴的に描写され、二つの事件に絡み合う何組かの人間関係やエピソードが明快に小気味よく描かれているため、サスペンスを堪能できました。
演じる役者達も、TVシリーズの映画化も含め昨今流行のアイドル映画とは違って巧者揃いで、二昔前の清張映画みたい。
しっかりとした構成とバランスの取れたペース配分も併せて制作者の真面目な姿勢に好感が持てます。
大作でもなく、粗悪でもない中で80点ぐらいが居心地が良いでしょうか。 -
原作よりも良いか!?2008-04-13 by
March
原作が評判だったので先に読んでるのですが
僕にとってはあんまり印象に残りませんでした。
で、映画なのですが、正直、こちらの方が良かったです。
組織の中で屈折した思いを抱える大人たちはうまく表現されていたと思います。
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悪くないけど、肝心のところが・・・・2007-11-27 by
odys
映画として、それなりに良くできていると思います。ちょっと古典的かと思われるほど重厚な作りです。最後まで観客を引っ張っていく面白さと迫力が感じられます。
トヨエツを初め、石橋も小澤もなかなかいい。井川遙のニュースキャスー、意外にはまり役ですね。
ただし、肝心のところで「?」があるので、その分は減点。(この点についてはネタバレになるので、掲示板のほうに書きます。)原作はどうなのか知りませんが、このへん、犯罪映画の勘どころなだけに、もう少しうまくつくれないのかなあ、と思いましたけど。 -
原作を先に読んじゃって2008-06-28 by
boon
失敗しました。映画はシュールで役者もとてもよかったのですが、原作を先に読んでいたため、ストーリーに違和感を感じつつの鑑賞になってしまいました。これからという人は、映画を観てから原作を読むことをお勧めします。
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肝心なところで・・・2008-06-19 by
tubo
冒頭からひきこまれるストーリーで、最後まで目が離せなかったが、豊川悦司が言う決め台詞「犯人に告ぐ」にもっと迫力が欲しかった。
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重厚故に、ちょっとの雑が・・・2008-04-12 by
ハヴィエル
雰囲気は重厚で、冒頭からの緊張感がラストまで続き、2時間があっという間でした。
役者達も、皆良かったと思いますし。
話自体も良く出来てるとは思うんですが、どうも数箇所納得できない部分があったのと、ラストの別の事件はあまり気に入らず・・・まあ、しょうがないのでしょうが。
それでも、こういうテイストの作品は最近はあまりなかったので、楽しめた事は事実です。
色のネタは結構好きでしたし。 -
緊迫感2008-04-04 by
オーサワ
があって良かったです。
最後、問題残したまま終わってるのが消化不良だけど、その後どうなるのかは予想できるのでまぁよしと。。
しかし、主人公が甘さを持ってるのが何かやだったなぁ。2点ほど見逃してるのが。
「犯人をつかまえたいだけ」というセリフに矛盾している







