寝ずの番 特別番
『寝ずの番 特別番』を価格比較。★★★☆(74点)『寝ずの番』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | マキノ雅彦 |
|---|---|
| 出演 | 中井貴一, 木村佳乃, 木下ほうか, 田中章, 土屋久美子 |
| 発売日 | 2006年10月18日 |
| 定価 | 4,935円(税込) |
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商品詳細情報
| 販売元 | 角川ヘラルド映画 |
|---|---|
| 発売日 | 2006年10月18日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 2 |
| 形式 | DVD |
関連商品
映画生活ユーザーによる「寝ずの番」のレビュー
-
“粋人”の条件2008-04-28 by
牧坂満
日頃、船場の旦那衆と深い付き合いをしている大学の先輩に“粋人”の条件を三つに集約して回答を願ったことがあります。それは“美意識があり、資産があり、酒食を嗜むこと”。そして遊びの神髄は、金を使い、気を使い、唯、相手の喜ぶのを眺めていることだそうです。現代では究極の“粋人”の遊びは批判の対象になりそうです。
映画は、日本最初の映画監督だった牧野省三を祖父とする俳優の津川雅彦が、マキノの姓を名乗って初めての監督に挑戦した意欲作品です。東映任侠映画の巨匠、マキノ雅弘の甥でもありますので、お座敷遊びをした方々ならば拍手喝采したくなるお話になっています。
原作は「ガダラの豚」で奇想天外なストーリーテリングを見せてくれた、中島らも(早世しましたが才能が惜しまれます)の同名小説を忠実に映像化していますが、監督業初回演出ということで、三つのエピソードともに全力投球の姿勢が見えて好ましいのですが、緩急自在の“あ・うん”の呼吸も少し欲しい気がしました。
法政大学体育会空手部OBにY・Aという体重100キロを超える猛者がいて、昭和46年の大学入学前からお座敷遊びの経験者だったので、お色気話やセックス猥歌に通じているので、芸者遊びのノウハウをレクチャーして貰ったことが思い出されます。好色な下ネタの艶笑落語には、「品川心中」「風呂敷」「鈴ふり」「疝気の虫」「お直し」「汲みたて」「紺屋高尾」「立ち切り」「文違い」…etcと枚挙に暇がありません。
大阪西成区の飛田新地や東京墨田区の玉ノ井と聞かれて、思わずにんまりとしてしまう“遊び心”と、古典落語の上記艶笑話や「居残り佐平次」が分かる人間にとっての“粋”な映画です。
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お茶子2006-12-26 by
ペンギン
この原作は未読なのだが中島らもは好きだったので何冊か読んでいる。
この人の文章はセリフ以外の語り口調が実に大阪なのだ(大阪弁という意味ではない)。その部分がめちゃくちゃ面白い。
この映画はその部分の映像化に失敗している。
セリフや演技以外の小説で言う「ト書き」の部分がどうしようもなく東京くさいのである。
しかし、それだからこそ高い評価が集まったのだとも思う。
地元で死ぬほど面白い芸人が東京で(つまり全国区で)成功しなかったという例は枚挙にいとまがない。
たいがい退かれる。
ほどよく東京チックな装いで全国区の作品にしたのは正解だろう。
それを踏まえれば実に面白い映画である。
マキノ雅彦監督はとても頭のいい人なんだなあと思う。
自身が筋金入りのバイプレーヤーであるが故に映画全体の空気を把握する能力に長けているのか、ツボを心得ている。
そしてこの脚本。
この脚本は観客やマスコミうけをねらったモノじゃなく、役者に向けてウケをねらったモノだろう。役者なら思いっきり言ってみたいセリフ満載である。役者であるからこそ大声で言いまくれる快感を監督は良く心得ていて、みんな嬉々として役作りをしている。自然と熱演合戦になる。
おそらく観客よりも現場が一番面白かったんじゃないだろうか?
そして、そういう映画が観客にとって一番面白いと言うことも十分判っているのだ。
世間に対する反骨精神も十分感じた。
イーストウッドのような作家になっていってほしい。
次回作に激しく期待して★★★★。
それにしても、淡路島で「お茶子」の話を大声で出来ないことは、地元にいながら知らなかった。
私の通っていた高校(明石市立)は淡路島も校区内で、時代はまさに落語ブームだったので、知らない間に島の女子にセクハラをしていたかもしれない・・・。 -
上手!2008-05-09 by
ちゃいくま
言っちゃいけない言葉いっぱい
下品になりそうなのに、全然そうじゃなく、
そして面白く見せてるのがすごいっ
専門的なことは全然わからないけど
「上手!」と本当に感じた映画
本も面白かったけど、映画も劣らず面白かった
-
洒落、粋、の世界。2007-01-23 by
理屈屋
いや〜、素晴らしいですよ、この映画は。
洒落、粋、の世界を垣間見られます。
厳しい鍛錬を積んだ者だけに許される、言ってはならない事を言ってのける境地。それを粋、とか洒落、って呼ぶみたいですね。
いや〜、素晴らしい。
トンでもない内容の唄を唄っているのに、全然下品じゃ、ない!むしろ高い品格と知性を感じます。
背筋がピーンと伸びていて、通る声も素晴らしいんですが、「鍛錬」のニ文字が滲み出るような唄でありまして、素晴らしい芸人さんの「粋」の世界を垣間見させてもらった気分に酔ってしまいます。
中井貴一さん、堺正章さん、木村佳乃さん、富司純子さん、皆さん素晴らしい芸人さんで、もの凄い感動してしまいした。
いや〜、良かった。素晴らしい。
たぶん世界の中で、あのような「粋」の世界を表現できるのは、日本人だけじゃないのかな?
外国の人に見て欲しいと、思わず思いましたね。 -
楽しいエロ話(ちょっと引く)2008-05-04 by
March
この映画、好きな落語家さんが語るエロ話を横で聞いてるようで、確かに下ネタもきつ過ぎて引いてしまうのですが、下品にならないぎりぎりなところだったでしょうか。
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笑いはいいもんです。2006-07-03 by
黄金のキツネ
気分が落ち込んでいたので、活きのいい木村佳乃を観て、気分転換を図ろうと思った。そして大正解。即物的なえげつなさではなく、粋な下品さを楽しむことができたのがよかった。
実は身内の葬儀の準備中、悲しんでいる気持ちに偽りはないのに、故人の話題で一同が笑いあったことが何回かあった。不謹慎という感じではなく、なんかそうしたい「とき」が、何かの折にフッと顔を出していたような記憶がある。持続する悲しみで息苦しくなるのを避けたかったためでもあろうし、故人を悲しみの対象として想うだけではなく、生身の人物であったことをユーモラスなエピソードで確認し合いたかったためではないかと思う。それもまた故人を見送る態度のひとつであろうし、人間の心理、性分に根ざした行動なのだろうと思っている。
この作品はそんな席での笑いの取り出しが巧みだ。葬儀の席で生じる笑いを、文化と呼ばれるまでに育て上げた落語の香りを、原作者や監督がよく理解されているのだろう。直截語るのをはばかる内容がうまい具合に変形されて、不快にならない笑いへと昇華されている。その塩梅がいい。
最後の歌合戦はサドンデスとなってしまい、変な緊張感が生じてしまったのが残念だったが、それでもみんなが連なってグルグル歩き回る様子には声を立てて笑っていた。最高だったのは前半のダンス。もう笑いっぱなしだった。 -
下ネタが壁か?2006-04-27 by
りんぼ
予告だけでもR15くらいではないかと思うが、本編もよくもまあここまで下ネタを連発したもんだと感心する。
もし、下ネタが苦手な人で、内容を事前チェックせずに見たらちょっとキツいかもしれない。
私もその濃さにちょっと引いてしまう個所もあったものの、全体的には楽しめたし予想以上に笑えました。
結構、ほろりとさせるところもあって、ただ笑えるだけの話ではなかった。
また役者さんの芸の深さに感心しました。
三味線は実際に演奏しているかはわからないですが、歌に関しては皆さんなかなか上手かった。
特に中井貴一が上手いのは発見です。
結局、この映画は人の死を描きつつ、その人の生き方というものを描いているように思う。
故人のことを語るということで、人生を集約的に表し、同時にその人の人間性を曝け出している。
三つのエピソードで、それぞれの人たちがどんな人生を歩んできたのかよくわかるのが面白い。
要するに人生のダイジェスト、三本立てみたいになっている。
ある意味、その時語られる人間像こそが、本当のその人の姿なのかもしれない。
また、この映画は理想的な死というものを描いているように思う。
私自身、こんな風に仲間や家族に囲まれて送られたらと、まだ当分先のことだが出来たらいいとも思った。
それは等しく如何に生きるかということになるのだろう。 -
お葬式2008-01-06 by
ユミコ80
人のお葬式ほど笑えるものはないと思う。
笑っちゃいけないだけに、笑えてしまう。
はたまた、笑い飛ばしてしまいたい、という
微妙な感じは、よくあらわしていたと思う。
が、全体的にはあまり好きではない作品だった。
なぜだろう・・・
無理やりのように見えたからだろうか。 -
ラジオの時間がいいような?2007-11-27 by
くりふ
DVDにて。正直、すべて見通すのにけっこう、労力要りました。映像表現としてあまり魅力を感じられず、これ、ラジオドラマにした方が面白いんじゃないか? と、はじめの方で思ってしまい、最後まで、その印象は変わりませんでした。
噺家の話、ということもあるのでしょうけど、言葉の面白さばかりで引っぱるんですよね。そして、佳乃クレバスこんにちは、も、裕之ゾンビダンスも、
音だけで聞いて、どんなトンデモないことやってるか
想像する方が楽しいだろうな、なんて思ってしまいました。
シモネタは大好きなのですが(笑)、
本作での表現が粋、とはあまり、思えませんでした。
オヂサン週刊誌に載ってるようなエロネタを、
役者さんたちがキマジメに、演技に置き換えている、
というような硬さを感じました。
映像と言葉の連動として面白く、説得力を感じたのは、
高岡早紀ビッグホールのところ。あれをみて以来、
彼女はコブシじゃなきゃだめなんだ、と思えて仕方がない。
脳内性欲を満たしてくれる、とてもナイスなおかずでした。
と、富司純子さんの皺が美しかった。褒め言葉です。
皺美人って、いるんだなあ、と思いました。
これは演出というより、ご本人の魅力なのでしょうが。
ラストの締め方と、
最後の意外性あるセリフはよかったです。
あそこはちょっと深みを感じつつ、
けっこう気持ちが晴れました。 -
面白いけどエロいな〜…2007-06-05 by
ももも
大人向け(熟年層)のエロコメですね。コレ。(笑)
プロの落語家の話なので、それぞれのキャストの話もしゃべりも上手いのでトントンとエロ話が進んでいく様は観ていて潔い(?)です。ここまであっけらからんとしゃべくられると、気恥ずかしさなんか吹っ飛んでしまいます。まぁ、そんな落語家の語り口調やネタを映画に盛り込みたかったんだろうなあと思いました。
全体的にはとても面白いのですが、「チン○、チン○、マン○マン○〜♪」と延々歌ってる画は、いささか…。まぁ、それも一興!ということで…。
だけど、あの死人踊りは、以前よくおばあちゃんに聞かせて貰った「カンカン踊り(駱駝の葬礼(らくだのそうれん)」だった事もあり、ちょっと懐かしくなってしまいました。
また話してもらおう^^。あの話は面白いね。













