岸辺のふたり

『岸辺のふたり』を価格比較。★★★★(82点)『岸辺のふたり』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

岸辺のふたり
82点
監督 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィッド
発売日 2003年6月4日
定価 1,890円(税込)

 

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岸辺のふたり 在庫切れ  

 

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岸辺のふたり まとめて売る

amazon.co.jpによる解説

2001年アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作。自転車に乗り、川岸に来た父と娘。父は娘を岸辺に置いて、船に乗って旅立ってしまう。娘は、それからの人生、父への思いを胸に何度も自転車で岸辺を訪れる。オランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督が、たった8分の作品に、娘の人生を凝縮していく。
人物の表情も見えない遠景のシンプルなタッチ。セピアがかったモノクロを基調にした、水彩の絵本のような画風は、デジタルセルアニメーション制作システム「ANIMO」で再現された。もの悲しさと希望が同居した名曲「ドナウ川のさざ波」が、恐れ入るほど映像にピタリとはまる。人物の微妙な姿勢、合間に挟まれる空や鳥など、繊細な表現で感動させながら、訪れる結末は、あまりに崇高で、ストレートに心をわしづかみ! 少なくとも10回は観ても飽きないはずで、なにも後に残らない90分の映画を観るより、結局は濃密な時間を与える。「8分の短編のためにDVDなんて…」という固定観念は、本作に不要だ。(斉藤博昭)

商品詳細情報

販売元 EMIミュージック・ジャパン
発売日 2003年6月4日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

関連商品

映画生活ユーザーによる「岸辺のふたり」のレビュー

  • 100点 珠玉の8分間

    2008-05-21  by 牧坂満

     左遷、倒産、重病を経験する波瀾万丈の人生の中で、二人の娘を育て上げました。娘たちも両親を信じて頑張って大学に合格。現在では社会人になっています。1億円に迫る莫大な借金も全部返済して、借金0まで、家族全員の力を結集して頑張り抜きました。

     死の物狂いの生活の中で、長女は父親からの無理強いにも応えてくれましたが、むしろ、ファザコンと揶揄されていた次女とは意思の疎通が出来なくなってしまいました。素直だった頃の次女を思い出し、「耳をすませば」の映画のように独立した人格として育てればよかったと猛省しています。

     本作品に登場している少女が次女にダブってきます。父親としてもっと彼女の心情を察してあげれば完全な対立関係になることが避けられたかもしれない。

     映画にはセリフは存在しません。だからこそ様々な人生を歩んできた十人十色の人々が自分自身の主観を込めて鑑賞すればいいのでしょう。私にとっては珠玉の8分間でした。この8分間の作品にあなたの人生を振り返ってみましょう。

     【新宿高島屋シネマ】劇場鑑賞

  • 100点 すれ違う過去の自分

    2007-04-24  by 未登録ユーザ葉音と白砂

    僕が感動した演出は、岸辺へ向かう途中ですれ違う過去の少女の姿が、年齢を追う毎に相対していて、回帰する想念をより深いものにしていたことです。

    疑う気持ち、憎しみ、人生の悲哀を超えた老人の岸辺を見る目には、幼い頃に見たやさしい父親と同じ影を岸辺の向こうに求めていた。

    許し、許され、もっとも美しい父と娘の愛の形が刻まれた最後のシーンは、永遠に伸縮する人生の哀愁に終止符が打たれたような安堵があった。

    「8分間の永遠」は良いフレーズだと思う。

  • 90点 巧みな演出でした

    2005-02-09  by どら☆

    良い作品だった、と思います。

    素直に感動したか?泣けましたか?と言われると、
    ドラマ性バチバチ(笑)の感動巨編が好きな私としては、
    そこまで盛り上がる前に終演を迎えたと言うのが本音ですが、
    この作品のテーマを長い時間で書き込まれれば、
    多分泣いたでしょう(笑)
    ただ、その代わり「上手だなぁ」という感銘は薄れたような気がします。

    泣ければ良い作品か?
    感動すれば良い作品なのか?
    という議論は割合このサイトでも見られますが、
    泣くこと・感動すること、と
    それを喚起させた作品が【良い】こととは、
    必ずしもイコールでは多分ない。

    通常の尺をつかい本作のテーマで感動作を作ることは、
    多分本作を作ることよりもずっと容易かった、
    と思います。
    そこを踏みとどまるかのように、この長さでまとめきった姿勢こそ評価されるべきでしょう。

    戻り得ぬ時間の流れを象徴させるように、
    アクセントを持ちながらも、
    車輪(=人生)の回転は右から左へ(奥から手前へ)一方向での動きを刻む。
    その暗喩の上手さ。

    常に父親に思いを馳せ、
    旅立った場所で自転車を止め続ける娘が、
    唯一素通りする恋人との二人乗りシーン。
    その直後に絶妙のタイミングで夫と子供たちとの楽しげなシーンが入るだけに、
    (恋人と同一人物かどうかはともかく)
    観客が素通りした娘に対する寂しさを感じる間もなく、
    ああ良かったねと思わせる展開の鮮やかさ。

    ラストシーンに至るまでの岸辺の変遷の描写を含めて、
    一人の人間の全人生に匹敵する時の流れを、
    わずか8分間で見せ、
    見終わった後に映画を観ることの豊穣感を感じさせたのは、
    テーマ云々よりもそれを料理した、
    計算し尽くされた極上の演出の勝利でしょう。

    こういった方向の作品を作り出し得ることは、
    頭では分っていましが、
    分っていることと、
    それを実際に観ることで得られる幸福感は異なる、
    と言う当たり前のことを再認識。

    良い作品でした。


    ちなみに併映の『お坊さんと魚』を観て、
    キャラデザ・動きが坂田靖子だぁと思いながら、
    やはり日本ではこの手のセンスは
    動画(アニメ)より漫画(コミック)に流れたんだろうなぁ、
    なんてことを思ったのは、
    私だけですか、ハイ。

  • 30点 あんまりいい態度ではないなとは思いつつ

    2005-01-29  by 未登録ユーザアッシュ

    いくら4人とはいえ、この作品がトップに立っているというのが許せないので、ちょいと辛めのことを。
    ていうか、この作品に関しては、見る前に知っておいてほしいからさ。
    ネタバレ……ではないと思う。強いていえば、警告。

    あれで「人生語った」とか言い切ってしまうと、他の人生を描こうとしてるクリエイターに失礼ではないかとちょっと思うが、決して悪くはない。
    アコーディオン(?)の穏やかな旋律と自転車の車輪の音が重なるのはとても印象深かった。

    作品としてだけ評価するなら、70-80点は十分つけていいと思う。
    監督や作品に罪はない。問題は、この映画の興行スタイルなのだ。そこにマイナス50点がつく。

    世界最短としてギネスに申請するとかいう話があったくらいの超短編なので、オカネを取れる興行としてどのような作りにするか、さんざん考えたであろうことはわかる。でも、その結果がアレだ。

    あらかじめ書いておくと、1/20前後に鑑賞している。それ以外の日には問題なかったら、ごめんなさい。

    「岸辺のふたり」自体はわずか8分の作品だが、映画としてはヴィット監督の他の作品を合わせ約30分にまとめられている。
    上映順は次のような感じだ。「掃除屋トム」「お坊さんと魚」「岸辺のふたり」「岸辺のふたり(2回目)」

    「岸辺のふたり」を2回やるのはいっこうにかまわない。むしろ、しかたない選択だったろう。
    問題は、その「間をつなぐ」ために彼らが何をしたか、なのだ。

    「お坊さんと魚」が終わり、いよいよ「岸辺のふたり」が始まろうというとき起こった事態に、私は絶句した。

    rylico 、だったかな? よう知らんが。
    「この映画を見て泣けてきました!」みたいな。
    よく、映画館の外や、新聞広告に載っている、「試写会を見た芸能人のヨイショなアオリ文句」が、どんとスクリーン上に浮かび上がったのだ。

    繰り返すが、予告ではない。
    「本編の直前」だ!

    それだけでも十分信じられないのだが、
    衝撃はさらに続く。

    「岸辺のふたり」1回目の上映が終わり、2回目が始まるまでのつなぎに、またそれをやらかしたのだ。
    今度は、スクロールで!
    十数人分!

    絶叫しそうになったね。
    1回目の上映が終わり、その叙情的な内容にそれなりに感銘を受け、余韻に浸ろうと思うところで、スクリーン上に流れ始めるアオり文句。
    「感動したよね?! 泣いちゃったよね?! スゴい作品だよね?!」という感動の強制誘導。

    あきれた、なんてレベルの話じゃない。
    それは、興行主が絶対にやっちゃいけないことだろ、と思わずにはいられなかった。

    まぁ、そんなことなので。
    今後見に行く人はどうぞご注意ください。

  • 90点 感動しました

    2005-01-30  by 未登録ユーザ岸辺の親父

    ここで見て気になったので、DVDを注文して家で見ました。ラストで、不覚にも涙が出ました。妻も同様でした。人間関係が深く描きこまれていて、2回目にはいろいろな発見があり、それがさらに感動を誘いました。こういう作品がランキングの上位に出ることに抵抗がある人がいることもわかりますが、まず一生出会うはずのなかったであろう作品と知り合えることも、こういうサイトのよさではないでしょうか。

  • 100点 父と娘

    2005-01-11  by 未登録ユーザボーン

    10分足らずの映像の中に“少女の父を想い続けた生涯”が凝縮されていて、なんとも味わい深い珠玉のアニメーションです。

    1回目より2回目、2回目よりも3回目と、感動が増してくる不思議な作品です。
    3回目は、ワンシーンワンシーンがホントに“愛しく”想えて、初めから泣きっぱなしでした。。。

    色調を抑えたシンプルな画、野鳥や風が舞う岸辺の美しい風景、そしてアコーディオンによる哀愁漂う♪ドナウ川のさざ波・・・全てがMIXされて“つつみ込むような”独特の世界観を生み出しています。

    時の流れを表すかのごとく回る自転車の“車輪”も、とても印象的です。

    最近観た『ベルヴィル』もそうでしたが、ヨーロッパのアニメーションって、個性的で強烈で後を引く味わい深い作品が多く、新しい発見があり、ナンだか観てとても得した気分です!

  • 90点 光と影

    2004-12-31  by るとら

    新聞紙上で紹介されていたのを思い出して
    大晦日に出掛けてきました。

    人を想い続けること。
    その大切さ、尊さ、美しさ。
    うまく言えませんが
    そのようなことがしみじみと伝わってくる映画です。

    10点マイナスは
    あ、これで終わりなんだ、と思ってしまったところ。
    でも続けての上映でそれも払拭されるのですが
    あくまでも1回目の鑑賞でということで90点です。

    私が一番ぐっと来たのは
    老人となった少女が桟橋から一歩踏み出すところ。

    動画や背景はシンプルなのに
    光と影というものがとてもよく表現されていたと思います。
    光と影をとらえる芸術、(モノクロの)写真が
    動いているような感覚。

    ただひとつの小道具、自転車がいいですね。

    2004年12月31日 テアトルタイムズスクエアにて

  • 100点 おげんきですか

    2004-12-09  by 未登録ユーザtomo

    8分間でこんなに多くのものが描けるなんて
    すごいアニメです。アニメというか、もう
    これはアートですね。 心をぐっとつかまれ
    ました。ファザコンにはたまらない作品です。
    涙が涸れるくらい泣きました。おとうーさん!
    お元気ですーかって、映画「ラブレター」の
    気分です。

  • 100点 宝物にします!

    2003-06-20  by 未登録ユーザもっさん

    部屋でひとりで観て、泣きました。
    余計なものを語らず、多くを語る、素敵なアニメーション。
    人に薦めたいけど、自分だけの宝物にしたい!

  • 50点 正直言うと…

    2005-01-30  by ほし

    映画が始まる前、後ろの席から1人の女性が熱心に、2人に向ってこの作品について話しているのが聞こえてきた。
    どうもその女性は1度観て感動したらしく、2度目と言う事で2人を誘ったらしい。
    私は感動出来るということより、短さでギネス申請しているという点で、話の種になるかと思い観に来た口だったので、「8分程度でそんなに感動できるのか」とちょっと期待しました。
    そして映画が始まり…。

    観終わった後の感想と言えば、正直微妙でした。
    決して酷いというわけではないですが、
    NHK辺りでやっている「みんなのうた」のような
    雰囲気で、しかもその「みんなのうた」の中の
    良作と比較してレベルが高いかというと、
    ちょっと微妙な感じ。
    映画が終わって後ろを見た時、1人は泣いて居て
    誘われた2人は微妙な顔をしてたのが印象的でした…。

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