ゲド戦記 特別収録版
『ゲド戦記 特別収録版』を価格比較。★★(43点)『ゲド戦記』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | 宮崎吾朗 |
|---|---|
| 発売日 | 2007年7月4日 |
| 定価 | 7,875円(税込) |
価格比較
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amazon.co.jpによる解説
宮崎駿の長男、吾朗が初監督に挑む。それだけでも興味津々の一作。原作は世界的ベストセラーで、宮崎駿も『風の谷のナウシカ』などに多大な影響を受けたと公言するファンタジー。全6巻の、とくに後半のエッセンスを抽出しながら、架空の世界「アースシー」における異変と、その原因を探る王子アレン、大賢人ハイタカ(ゲド)の旅をつづっていく。
人物の過去や行動の動機が詳しく語られないので、ある程度、基本設定を知ってから観た方がいい。吾朗監督は、人間の生と死など原作のテーマを追求しているものの、ストーリーテリングは、やはりまだ熟練とは言えない。ただ、満天の星空や、微妙な色で変化していく夕暮れなど、絵画のように美しい映像は印象的。全体の色づかいのバランスにも、過去のジブリ作品との違いが意識されているようだ。声優陣では、やはりハイタカ役の菅原文太が重厚。手嶌葵は透き通る歌声が心に響く。結末を含め、いろいろと突っ込みどころはあるが、巨匠の息子の初監督作として温かく見守りたい作品である。(斉藤博昭)
商品詳細情報
| 販売元 | ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント |
|---|---|
| 発売日 | 2007年7月4日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 4 |
| 形式 | DVD |
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映画生活ユーザーによる「ゲド戦記」のレビュー
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もういいや。2007-01-06 by
Hiro
『千と千尋』から宮崎駿の作品が面白くないなぁと思っていたのだけれど、
同じような絵柄と同じような世界観のこの作品を見ると、やっぱり宮崎駿はいい監督なんだなと再認識。
既存の宮崎作品と似ているようでどこか荒い映像。
もったいぶってるくせに肝心なことは科白だけで済ませちゃうとことか、クライマックスなはずなのに、あっけないほど盛り上がりに欠けるとか。
どことなく『キャシャーン』に似た印象。
門外漢のシロウトがつくったんだから、公開までこぎつけただけでも御の字か。
ま。作るほうはそれでもいいかもしれないけど、見せられるほうは溜まったもんじゃないけどね。
次回のチャンスがあるかどうかは知らないけど、次回はもういいや。
追記として
人を憎んで罪を憎まずな話って、あまり受け入れられないな。 -
ジブリ失格2007-01-05 by
のっち〜
たとえ偉大な父親に匹敵する才能が彼にあったとしても、
アニメ映画の最高峰といっても過言じゃないジブリの作品を、
監督経験0、アニメ経験0、でやるのは無理です。
ハッキリと云って彼の作品は父親のものと比べ明らかに劣ります。
でも、それはいいんです。宮崎駿監督の作品が飛びぬけていただけなのですから。
初めて宮崎駿監督が指揮を取らない、ジブリ作品の一作目でそれを超える作品……いえ、納得させるだけの作品にするのも難しいとは思います。でも、製作し公表する以上は作品のクオリティをそこに近づける義務があると思います。
……そして選んだ監督が息子ですか? 監督経験ゼロの?
肯定派の方々に云いたいのですが、ジブリ作品に求めたのは、
『初監督作品』なのに良く頑張ったと思う……そんな感動ですか?
荒削りながらいいものを感じた……荒いとはクオリティが低いことじゃないんですか?
偉大な父と比べるのはおかしい? でももう彼は同じ土俵に上がったんですよ? 同じジブリ作品の監督になり、自らの作品をジブリとして公表した。それで父親の作品とは比べない方がいい? それは、冗談ですか?
……確かに価値観の違いで、面白い、面白くないは分かれます。
どこどこが悪いと嫌いな所を指摘しつづけるのも限界があります。
よって、わたしが映画『ゲド戦記』に対する感想は、
<<ジブリ作品として出して欲しくなかった>>
その一言に尽きます。 -
志を感じました。2006-09-28 by
黄金のキツネ
惜しいなぁと思った。原作は未読だが、少なくとも宮崎吾郎監督が主張したかったことは胸にストレートに響いてくるので気持ちがいいし、またその内容も好ましかった。だが満足できない点もあった。
まず気になった点は、世界が分からないことだ。空間的な広がりもわからないのだが、それよりもなによりも世界像、社会状況に対する説明が決定的に不足している。
序盤は仕方がない。しかし物語が動き出した中盤以降でもその状況が続く。そのため主要な人物が行動してから世界の構造や社会状況を後追い的に納得する構造となっている。本来ならばこの関係は逆でなければならない。なぜなら登場人物たちの行動を生み出す動機は背景世界との絡みから生まれるのだから。したがってそれに対する事前了解がなければ行動理由が納得しづらくなる。そこがなおざりになっているため、よく分からない背景(ほとんど「書き割り」状態)の前で数人の人物たちが演技しているのをずっと眺め続けているような感じに終始してしまう。これでは物語世界に入りづらいし、共感は生まれにくい。
二番目には、絵の力を侮ってしまったことが気になった。要するに絵柄のことだ。ジブリ伝統の美術の素晴らしさは堪能できず、とても残念な思いをした。言うまでもないことだが、感動を喚起し人を圧倒させる力は物語や台詞の中だけにあるのではない。絵そのものにもその力が宿っていることをアニメスタジオなら分かっていたはずなのでは。なんらかの意図、あるいは事情があったのだろうが、クライマックスですらあまり透明感のない絵では感動が薄れてしまうではないか。
以上の二点がとくに気になった。これに比べればテルーの正体に関する伏線、父王の生死などはマイナーな問題だと思う。
最後に「世界の均衡」という言葉は、自然環境保護と文明・開発との対立を言い換えただけであり、何を今さらの感があって少々うるさかった。(光と闇も、高校歴史のゾロアスター以来、最近ではRPGでも良く聞くしなぁ。)しかし最も主張したかったと思われる「生きることの意味」についての言葉は、はっきりと音声で表してくれたからこそ感動できたと思う。ほんとうに良い言葉であり、胸に響いた。換言すれば、音声で強調する主張とテロップ(絵でもよい)などで流してもよいものとを峻別して表現して欲しかった、ということです。
総合すると観客の目線に立った作品ではなく、監督だけの目線ですべてを描ききった印象を受けた。監督の個性はテーマや演出に存分に発揮してもらいたいし、またそうでもなければ没個性の作品になってしまう。だがその一方で、観客目線に立つ分かりやすさも必要だと思う。そのバランスについて新人監督としての拙さがあったような気がする。
ゴチャゴチャ、ダラダラと書いたけれど、内省的、哲学的テーマをあえてアニメの主題とすえた監督の志は高いと思う。そして志が感じられない普通の作品を観るよりは、たとえ駄作と呼ばれようが志を感じ取れるほうが将来が楽しみだ。おまけにこの作品を駄作だとは思えない。惜しいよなぁ、というレベルだとは思うけれど。そんなわけでもっと評価されていい作品だと思う。 -
十字架を背負って2008-09-05 by
ハャト
原作が大作なだけに2時間の映画では背景・人物設定がつかめなかった。が、いのちは大切なものだというようなニュアンスは伝わったし、観ていて退屈だとは思わなかった。
一般的な評価に比べたらそんなに悪くはないと思う。
宮崎駿映画と比べられてしまうから評価が低くなっちゃうのかな。元々評判が悪かったので、期待せず観たというのも結果良かったのかな。
僕はテルーが草原で歌うシーンが好き。このとき流したアレンの涙も素敵だった。この歌、このシーンがあったことで評価が上がった。
このシーンは無くてもストーリー的に問題はないが、これは吾郎氏の独自性が出ている良いポイントじゃないかな。
ジブリ映画として、息子として、巨匠:宮崎駿の映画と比べられてしまうことは誰もが思っていたことで、その十字架を背負いながらもあえて挑戦した吾郎氏は素晴らしい。
まだ初めての作品だったのだからということで更なるチャレンジを期待。
今後の新作ジブリ映画存続の為にもこの評価にめげず次回作にチャレンジしてもらいたい。
いつかきっと父親を越える大作ができるであろうことを期待しつつ。
次回は冒険ロマン系の原作オリジナルが観てみたい。 -
意外によかった!2008-09-25 by
mari127
ここでの評価がかなり低いので、あまり期待していませんでしたが、その割には楽しめました。
確かにまだいろんな面で技術が足りないし、荒削りな部分もあり、ジブリがこのレベルでいいのか、と言う方もたくさんいらっしゃいますが、
初監督作品で、宮崎駿監督の息子っていうプレッシャーの中で、あれだけできれば、今後の伸びや今後の作品に期待できると思います。
私は原作は読んだことありませんが、ゲド戦記の原作自体がかなり表現やテーマが難しいらしいですね。
宮崎駿監督も、どう表現すればいいかわからなくて、今まで映画化を見送ってきた作品みたいです。
これだけの酷評をうけるのは、吾朗氏が最初から難しい作品を選んでしまったせいかな?と思います。
もう少し監督経験を積んでからこの作品に挑めば、もう少し違った映画になったかもしれないですね。
どちらにしても、今後の伸び・今後の作品に期待したいな、と思ってこの点数です★ -
倫理的に×2008-07-13 by
はちみつさん
精神分裂の少年がまったく落ち度のない父親を殺して逃げたのに、なぜか大賢人に助けられながらたまに凶暴性を発揮しつつも、自分の中の誰かのせいにする。というちまたで最近起こっていう事件を暗示したような映画でした。映画としてどうかうんぬん以前に倫理的に許されないような・・・。
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遺憾かつ心外たる反面教師2006-10-25 by
JAKO-AIBUCHI
本作、劇場版アニメに関して。
原作者が發したコメントこそが現実であろう。
項目があるならば、私はマイナスで票を入れたい。
それだけだ。 かなしい。 -
原作ファンから一言2006-08-10 by
りんぼ
先ず、この映画を見た人にお願いしたいのは是非原作を読んで欲しいということです。
私は原作は全て読んでいて、作品に対して思い入れがあります。
そういう一読者からすれば、この映画は原作とは別物としたい。
それは作品の根幹にある肝が抜けているのが最大の原因です。
原作では3巻のサブタイトル「さいはての島へ」とありますが、このサブタイトルがなぜついているのか、そのことにも意味があります。
そして、そこで世界が如何にして崩壊を始め、それを治めたか。
そのためにゲドは何をしたのか?
主題である生と死の問題にゲドがどのように答えを出したのか?
「生は死の中にこそあるものなれ」という意味を身を持って示すのです。
そういったメインテーマをそっくり割愛してしまい、アレン=監督という問題に置き換えてしまっている。
そのレベルまで内容を変更してしまうと、アレンジと言うよりは別物となってしまう。
事実、原案に「シュナの旅」が入っている時点で、ゲドにする意味自体が損なわれている。
その辺りが本当に残念なのだ。
むしろ「シュナの旅」をしっかりと作った方が良かったのではないか?
この映画は映画のこと以上に宮崎駿監督の息子が初監督となるという点が大きな問題だ。
宮崎吾郎監督の経歴から見ても、凡そ監督というものに相応しいとは思えない。
過去になんらかの作品に携わったわけでもない。
このようなことになったのはジブリの体制の問題なのだろう。
宮崎駿監督の年齢的な問題と人材の問題。
どうもその辺りが上手くいっていないがためにこのようなことになったのではないか?
それはジブリというブランドが出来てしまったが故の問題だろう。
映画そのもののことと同様にジブリ自体に危難が迫っているように思える。
このようなことが続けば確実に観客はジブリを見限るだろう。
さておき「ゲド戦記」は本当にもう一度、別の形で映像化して欲しい。
本当にしっかりと作れば間違いなく傑作なのです。
冒頭でも言ったことですが、この映画を見て失望した方こそ原作を読んで欲しいと思います。 -
この映画のファンの皆様、ゴメンなさい!2008-08-30 by
メイプルタウン
主人公の少年が尊属殺人を反省もせずに、何者かよく分からないままのゲドと一緒に旅をするなんて。あまりにもゆるい作りのドラマに馴染めません。脚本も絵も荒さが目立ちます。真面目に作っているのは理解出来ますが、もっと楽しさも必要だと思います。低い採点をしてしまって本当にゴメンなさい。
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命の重さ2008-07-21 by
むろじん
日本が先進国になる前、生きることに一生懸命だった時代だったら、この映画は見る価値があまりなかっただろうと思う。先進国になり誰もがある程度の生活ができるであろう今、ちょっとしたことで殺人が起こったり、毎日100人近くが自殺するような命が軽くなっている時代になっている。だからこそ、この映画で訴えている主題が痛感できるように思う。
アレンでなくとも、心にいろいろな問題を抱えながら生きていく人は多い。心を鍛え、命を粗末にしないこと、この映画はファンタジーに分類されるだろうが、伝えようとしていることはとても現代的ではないだろうか。












