グッドナイト&グッドラック 豪華版
『グッドナイト&グッドラック 豪華版』を価格比較。★★★★(75点)『グッドナイト&グッドラック』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | ジョージ・クルーニー |
|---|---|
| 出演 | ジョージ・クルーニー, デヴィッド・ストラザーン, ロバート・ダウニー・Jr., パトリシア・クラークソン |
| 発売日 | 2006年11月22日 |
| 定価 | 7,140円(税込) |
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amazon.co.jpによる解説
ジョージ・クルーニーによるこの監督2作目は、彼の父親がテレビ業界にいたこともあって、念願の企画であった。1950年代、赤狩りによる共産主義排斥が進むアメリカで、その急先鋒に立つマッカーシー上院議員を訴えるニュース番組を作る苦闘をみつめた骨太ドラマ。実在のキャスター役、デビッド・ストラザーンの名演もさることながら、本作には監督クルーニーのセンスが光り、社会派のテーマであって、作家性の強いアートフィルムの香りも漂っている。
ポイントにジャズの名曲が流れ、タバコの煙などもスタイリッシュにとらえたモノクロ映像が美しい。ファッションの細部まで時代を再現するなど、あちこちで作り手の誠実さが伝わってくる。そして歴史の強烈な断面を、わずか90分にまとめあげた構成も賞賛に値するだろう。おもしろいのは、他者の不合理な行動を告発するテレビ局側も、内部に差別的な状況があったことを伝える脇筋のドラマ。ここにもクルーニーの客観的になろうとする見識が活きている。他人だけではなく、自分の欠点も見つめ直すべきなのだ。とにかく監督としてのクルーニーは、俳優としての彼より何倍もカッコいい!(斉藤博昭)
商品詳細情報
| 販売元 | 東北新社 |
|---|---|
| 発売日 | 2006年11月22日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 2 |
| 形式 | DVD |
関連商品
映画生活ユーザーによる「グッドナイト&グッドラック」のレビュー
-
今夜もク−ルに、「グッナイ、グッラック!」2007-05-23 by
理屈屋
カッコイイです。
第二次世界大戦後、共産主義との冷戦真っ最中のアメリカに吹き荒れる、赤狩り及びその親玉のマッカーシー上院議員に敢然と挑むニュースキャスター、エド・マローとCBSテレビのニュース・クルーたちを描いた、モノクロ作品です。
とにかくカッコイイ。
カッコイイというのが最高の誉め言葉だと思いますね。
タバコ片手に「では今夜も、グッナイ、グッラック」って、カチョイー!!
んで、ひとつのエピソードの区切り毎にイイ感じで入ってくるジャズ・バーの音楽とお酒を酌み交わすシーンが、また、カッチョイー!
モノクロなのもベリー・グーッ!
そしてもちろん、我等が人権派キャスター、エド・マローの権力を恐れぬ敢然としたジャーナリスト魂が、最高にカッチョイー!!!
あれですね、ソファーとかに座っちゃって、タバコとか吸いながら穏やかに淡々と「事実無根です」なーんちゃって話すから、テレビを見てる人が思わず支持しちゃうんでしょうなッ。
これがまた、髪を振り乱して、激した口調かつ大声で相手を罵倒したりしたら、いかに人権派といえど、視聴者の心は離れちゃうでしょうね、たぶん。
それにしても、この映画が批判しているのは、赤狩りでもマッカーシー議員でもテレビ局でもスポンサーでもなく、実はニュースを見ない、娯楽と逃避を専らとする視聴者だったりするみたいなのが、ちょっぴり観客に対して挑戦的なのでありました。
そんなジョージ・クルーニー監督に、とっても好感を持ったりしたのでありました。 -
デヴィッド・ストラザーン!2007-04-04 by
kokoloko
社会派・硬派な内容。jazzyでモノクロ、美男子ときたら、私のつぼです。。(笑)
しかしながら、今回の一番の驚きは、デヴィッド・ストラザーン!自分の思いっきりつぼでした。。あんな美男子がまだいたなんて。。ご本人のHPを拝見したところ、美形は美形なのですが、作品の中の「あの時代」の髪型・モノクロがベストマッチと感じました☆渋い!
最後、「え?もう終わり?」と少々物足りなさが残るものの、すごく好きな映画の一つになりました!DVD買おうかな。。 -
紫煙漂うモノクロール映画の魅力2007-07-05 by
星空のマリオネット
上映時間は約1時間30分。監督としては経験が浅いにもかかわらず、ジョージ・クルーニーは、この短い時間に物語をコンパクトに整理し「見事」。テーマや舞台を絞り込み、ジャズやスコッチを効果的に配し、紫煙も鮮やかなモノクロールの映像で魅せてくれました。
主人公のテレビキャスター、マローも単なる英雄としてではなく、正義感とエゴを押し通し最後にはマッカーシーを舞台から引きずり降ろす戦果(自由の勝利)をあげたものの、一方で失ったものも多く、苦い思いを噛みしめながら生きてきた一人の男として描かれているところが共感できました。ハードボイルドな映画でもあります。
赤狩り(マッカーシイズム)は、アメリカの映画界の汚点としても長く影を落としている事件だと思います。アカデミー賞の舞台を巡ってもその根の深さが分かります。赤狩りで国外追放されたチャップリンは、1973年の特別賞受賞時にアメリカの地を20年振りに踏み、仲間を売ったエリア・カザンはその46年後の1998年に名誉賞を受賞しましたが、受賞に反対する関係者も多数おり混乱したことを覚えている方も多いと思います。
後に米国大統領となるニクソンやレーガンもマッカーシーの共犯者(或いは協力者)でした。ブッシュの反イスラム政策を含め、自由と民主主義の国「米国」の、恐ろしくも危うくもあるところです。 -
渋いけど2007-08-26 by
にしやん
久々の骨太映画見たような、当時どれだけ大変だったのかわかります。モノクロも作品を盛り上げてる気がする、アップ中心なので当然の選択かと、作品事体はただの記録映画みたいな感じに思えます。
-
良かったんですが2007-05-20 by
みーー
エド・マロー役の俳優さんが良かったし、挿入曲(ジャズ?)も心地良かったです。
よっしゃぁ、これからが勝負だぞ・・・と思ったら、えっ?もう終わりなの?と、ちょっと物足りなかったです(苦笑) -
素晴らしい2007-01-04 by
シャンティ
マローのファンだったんですが、この映画を見てますますアメリカのジャーナリズムの素晴らしさに感動しました。本当に面白いですし。
マローとその友人のジャーナリスト達は、ほんとに勇気のある「英雄」だってことを、クルーニーさんは言いたかったんじゃないだろうか。特に911テロのあと、マスコミは狂っちゃったところがあるし、消防士とか兵隊ばっかりがアメリカの自由を守る「英雄」みたいな扱われかただったし、そういうブッシュ政権の生み出した風潮に痛烈な批判を浴びせている作品だと思います。
題材はマッカーシズムの時代にとっているけれど、すぐれて現在の映画です。 -
思ったより観客数が多くて、びっくり。2006-07-13 by
すわん
題材が日本人向けではないというか、「グッドナイト&グッドラック」という番組をどれほどの日本人が知っているでしょうか。にも関わらず、田舎の映画館でも比較的観客数が多くてちょっとびっくり。
全編白黒で見づらいところも有りました。最初から台詞ばっかりで、眠気が襲ってきて困ったのですが、その後は話の内容にぐいぐい引き込まれていきましたね。英語も聞きやすかった。(最近の映画と違います。)
こういう映画もいいかも。
でも、ジョージ・クルーニーの影がちょっと薄くて残念。 -
えらいもんだと思った2006-06-19 by
ポチ
別れた女房の、結婚前の活動までさかのぼって辞退するなんて、ほんとうに偉い。そこまで徹底しないと、戦えないんだ。
たとえるなら、発覚していないからといってドロボウや詐欺で食ってる人間が、ひょんなことから「警察批判キャンペーン」の旗を振ろうなんて場合があるとしたら、ありえないし許されるわけないのと同じで、「思想」絡みとなれば、足下は徹底するべき。告発で調査されて、全部出て来ちゃったら、丸ごと吹き飛んじゃう。
クリーンに生きることは難しいかもしれないが、将来、何事かを為そうと夢見る若人(笑)は、肝に銘じるべきでしょうね。
まあ、「刃物持って殴りこむ」だけが、戦う方策じゃない、ってことだ。
では、グッドナイトそしてグッドラック。 -
2006上半期のベストワン2006-06-12 by
outsideman
いや〜素晴らしい映画です。
これこそ良質の1本ではないでしょうか?
俳優良し! 絵良し! 音楽良し! 雰囲気良し!です。
ジョージアニキにやられました。
そして、アニキの心意気に惚れましたよ。 -
時代を撃つ映画でありながら、娯楽作品でもある!2006-06-05 by
Handara Yabanye
いや、観てよかった。たしかにあまりお金をかけた大作ではないし、あら捜しはできるかも知れない。
でも、今、この時に、この作品を創り、「アメリカの自由」の中身を問い、軌道修正を訴えるクルーニーの凄さ。
でも、メッセージ性もさることながら、ちゃんと娯楽作品にもなっている。本番前のスタジオの慌しさは「E.R.」を思い出させる仕掛けがある。やたらと煙草を吸い(マーロウの死因は肺癌)、女性は使い走りのような仕事、アフリカン・アメリカンは歌い手のダイアンと、上院の査問を受ける記録画像の女性アニーだけ(でも、日本の企業もそうだった。うちの会社も社内結婚したらどちらかが辞めなければならなかったそうだし)。バラカンさんも言っているけれど、スラングだらけの現代アメリカ口語でなく、はっきりとした発音の耳に快い英語。
しかも、極端なマッカーシズムがあった一方で、勇気ある正論も生きていた時代だとクルーニーは言いたいのだろう。それは父へのオマージュでもあるかもしれない。加えて、ダイアンのバックバンドに故・ローズマリー・クルーニーのバンドメンバーを起用したことは、叔母へのリスペクトも作品に含まれているということだろう。
「赤狩り」がぴんとこないという話もあるけれど、いまや日本は同じような状況になりつつある。赤狩りの犠牲者にはスイスへの「亡命」を余儀なくされたチャップリンもいる。軽井沢生まれのカナダ人外交官・ハーバート・ノーマンは故・都留重人氏と接触があったためにマッカーシズムの標的となり、ホレンベックのように自殺した。
ロバート・ダウニーの役どころがぴんとこないというのは、たしかに観ただけではそうかも。実は、演ずるJ.ワーシュバ氏はマーロウと過ごした時代の回顧録を著し、今回、作品の考証を手伝っているそうだ。クルーニーが敬意を払ってキャスティングした結果だろう。
ところで、ちょっと調べたら、冒頭と最後のRTNDAでのマーロウのスピーチ、実はもっと長いのだけれど、なされたのは1958年10月25日ではなかった!ここにもクルーニーの「悪戯」が潜んでいる?











