人のセックスを笑うな

『人のセックスを笑うな』を価格比較。★★★☆(69点)『人のセックスを笑うな』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

人のセックスを笑うな
69点
監督 井口奈己
出演 永作博美,松山ケンイチ,蒼井優,忍成修吾
発売日 2008年7月25日
定価 4,935円(税込)

 

価格比較

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人のセックスを笑うな まとめて売る

amazon.co.jpによる解説

恋とは何だろう。それは頭ではなく、本能から誰かを好きになってしまうこと。抑えきれない欲望に苦しむこと。この感覚を、映画にしたらこうなりました、という一作だ。主人公は美術学校に通う、みるめ。講師として学校に来たユリに絵のモデルを頼まれたことから、彼は20歳上のユリが好きで好きでたまらなくなってしまう。もう他のことは目に入らない。一方、夫のいるユリは、みるめの心を弄ぶように、ときに愛し、ときに突き放していく。
年齢の離れた男と女。それぞれの恋愛に対する感情を、松山ケンイチと永作博美がこれ以上ない自然体の演技でみせてくれる。とくにユリを押し倒してまでも求愛しつつ、彼女にサラリと拒まれるシーンの、みるめの“寸止め”な悲哀は観る者に切なく伝わってくるのだ。みるめに恋する蒼井優演じる「えんちゃん」。そのえんちゃんに想いを寄せる堂本の心の移ろいも共感を誘いまくるナチュラルさで描かれ、ラブストーリーとしては長めの137分を飽きさせない。オープニングとラストの屋上の対比や、バイクを押しながら土手を行くシーンでの音楽の使い方など、井口奈己監督の繊細なテイストに彩られながら、恋とはこういうもの、と納得してしまう。人の恋を笑ってはいけない!(斉藤博昭)

商品詳細情報

販売元 Happinet(SB)(D)
発売日 2008年7月25日
リージョン 2
ディスク枚数 2
形式 DVD

映画生活ユーザーによる「人のセックスを笑うな」のレビュー

  • 60点 抜群のリアル感、だけど・・・。

    2008-02-07  by SA

    前半の永作サンと松山クンのふたりきりの会話は、”付き合い始めのカップルのラブラブ感”で出てて、すごくリアルでした。
    特にストーブとエアマットのくだりが印象的。
    「子供か!」「子供に子供って言われたくないわ!」などの会話のキャッチボールも、(見てる方は気恥ずかしくなるけれど)誰にでも経験あるよね、って感じ。
    (舞台挨拶の時の松山クンのハシャギぶりにも納得。本作の永作サンが相手なら、そりゃどんな男でもメロメロになるわなぁ!)

    蒼井優ちゃん演じるえんちゃんのイライラ感、絶望、やるせなさも「ある!ある!」っていう抜群のリアル感。

    でもそこまでかなぁ。

    監督の「カットをかけない」手法は、役者の”素(す)”が垣間見れて楽しかったし、ゆっくりしたテンポも決して嫌いではないけれど、これだけ多用されると、途中でもう”おなかいっぱい!”
    カットの長さ&上映時間の長さで、上映後はヘトヘトでした。

    2008.2.5 テアトル梅田にて

  • 80点 蒼井優と永作博美の自由奔放さが良い

    2008-05-25  by のびた

    長回しが多用される、137分。
    飽きてしまう人がいてもおかしくない。
    僕はもう少し短くてもいいとは思ったが、最後まで興味深く観ることができた。

    松山ケンイチはとてもナチュラルな感じで好感がもてた。
    しかし、ここは二人の女優がいい。

    『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でキネ旬助演女優賞を取った、永作博美。
    平然と若い男を誘惑するのだが、この口説き方が、下手な女優がやると、いやらしい悪女になってしまうのを、彼女が演じたおかげで、敵役にならずに済んでいる。

    松山ケンイチを自転車の後ろに乗せて、ヨロヨロ走る姿。
    黙々と作業するリトグラフ制作。
    当たり前のように見せてくれるパンスト姿。
    徐々にみるめを脱がすときの、小悪魔的な表情。
    ストーブに灯油を入れてもらいたい時の、おねだりの仕方。

    数え上げたらキリがないが、もうどのシーンをとっても嫌味がない。

    そして、えんちゃんを演じた蒼井優。

    彼女はほったらかし状態の時の奔放さが魅力的だ。
    みるめと一緒にユリのアトリエに行った時の、所在無さ気に、ユラユラと身体を揺すっているシーンは、遠くから見ても、すぐ蒼井優だと分かるくらいの独特な動きだ。
    あれは人には真似できない。

    観覧車内で暴れるシーンや、みるめの家の前で叫ぶシーン。
    ベッドの上でみるめの上をぴょんぴょん跳ねるシーン。みるめとユリを目撃した時の雄叫び。
    キスのリアクション、など、こちらもキリがないほど印象的なシーンが多い。

    長回しが多い映画だが、カット割りすると、雰囲気が損なわれてしまう可能性があったのだろう。
    役者たちを信じて、カメラを回し続けた、井口奈己という女流監督、なかなか見せる。
    それに応えた役者たちも、たいしたものだ。

    会話も何だかとても自然で、役者がアドリブでしゃべっているような感じだが、しっかり脚本はできている。

    ほろ苦い初恋体験記だった。

  • 80点 恋におちる。世界がかわる。

    2008-04-19  by アカーシャ

    2008年4月16日(水)
    ガー!!忙しすぎて全然映画館行けてねー!!!

    そんな鬱憤を晴らすために、友人おススメの本作を期待を胸にレイトショーで観にいきました。

    ロングランしてて、レディースデイとは言え、こんな遅くの時間に結構大勢の女子が観に来ていたので、タイトルの期待度に皆引かれたのかなあと思いました。

    だって映画自体はそんなにエロくないもの。

    題材はセンセーショナルな感じではありますけどね。
    19歳の学生が、20も年上の自由気ままな人妻の臨時講師との恋に溺れる・・・。

    公開当初は松山ケンイチファンと、39歳のユリと同世代の女子が劇場に詰め掛けたようですが、確かにこれはその世代の女子には気になる話です。

    なんでかっていうと20代も後半になってしまうとですねー、こういう学生の後先考えない計算が一切ない、素直な恋愛がもう出来ない気がするからですよ。

    それが出来るってどういうこと?どうやって?って思うでしょ?
    私は思ったわよ!!

    まあコレ観て勉強しようとか思ったわけではないんですけどね。そもそも学生は私の範疇外です。

    でもねえ、あの一途な気持ちはもう夢なんですよ、大人の女子には!

    結婚してたら、「もうああいう無我夢中の恋愛は出来ないんだな」と思ったりするし、一人身ならなお更、過去の経験で苦い思いがあるから恐怖心で自由な恋愛に臆病になってしまうものです。

    そんな不自由な大人の女たちが夢見て病まないもの。それが、ここにあるんですよ。
    だから30代女子が詰め掛けるの。

    映画は非常に低予算で作られた作品で、派手な演出などは一切なく、その代わりに練りに練られたと思われる彼らの自然なやり取りの会話に、「ああああ〜〜!!こんなこと随分前にあったんじゃなかったっけ?そしてそれはもう無いのでは?」と深く我々三十路女子の心を貫くのです。

    相手役が永作博美(ユリ)のような、キュートなベビーフェイスのせいもあり、松山ケンイチと全く違和感のないカップルになっていました。

    しかもユリのネコっぽい性格がさー、女の私が観てても「ああ、こういう女は敵にしたくない」と直感でヤバさを感じるのですよ。

    自分の感情にどこまでも正直で自由な生き方をする彼女に憧れてしまう自分がいたりすんですね。

    主人公に恋心を密かに抱く蒼井優みたいに「結婚して他の男と付き合うなんて」と思ってしまうのが世の女子の大半ですが、できればそんなモラルからも解き放たれてユリのように「触りたくなったから」なんて笑って軽く言ってみたいのよ!

    くっそー、あんたがウラヤマシイ!!!
    と本音で思いました。

    相手が松ケンだからとか、若い子だからとかいう理由じゃなくて、彼女自身のその自由さが妬ましいんよ・・・。
    _| ̄|○

    世間の常識に縛られた小市民の我々には到底突き抜けない壁が自分自身なんだもの。
    ううう。

    主人公みるめは彼女が人妻であることを知ってから会うまいと踏ん張るんですが、どう頑張っても気持ちは会いたくてしょうがない。

    もう観てたら、一途さに痛々しくなってしもた。
    そしてそれを密かに片想いしている友人のえんちゃん(蒼井)も辛いなあ。
    最近の子はこういう恋愛しないのかとも思ってたりもしてましたが、やはりあるものはあるんですよ(たぶん)。

    普通の女子はきっとえんちゃんの方に感情移入するんじゃないでしょうか。
    私はユリのような猫系女子ではなく犬系なので、完全にこっち視点でした。

    意外とユリとみるめのラブラブしているシーンは少なく、キャストのアップがほとんどない、引きの撮影(まさしく低予算映画って感じですね)で現実的ではない演出を避けたこの作品は、シチュエーションそのものがファンタジー(でもこういうことは実際にありえるからなあ)に溢れた作品でした。

    個人的にはもう少し2人のラブラブな関係を映して欲しかったんですが、どっちかっていうと主人公が完全にユリにのめりこんでるようにしか見えなかったですね。

    ユリの彼へのキスは、カワイイ自分の飼っているペットに思わずチューしたくなってしたような感じを受けてしまいました。愛おしさに溢れてる感じです。

    本音で、「ええなあ・・・」と心底思ったっす。

    そんな自由奔放な女子を受け止められるのは、確かに親子ほど歳の違う大人の男なのかもしれませんね。
    旦那役をあがた森魚がいい感じでゆる〜く演じてました。

    彼女が旦那のことをどう思っているのかは最後のほうの彼女の台詞でよくわかりました。

    「一人でよく考えたくて」と旦那とインドに行ってるにも関わらず、みるめに電話でそう伝えた台詞に言い表されていますよね。

    何でもやってくれる一緒にいると便利で心地よい存在感のあまりない旦那と触りたくなるカワイイみるめ君。

    求める愛は全て得た彼女が独りで何を考えたかったんでしょうか?

    そしてユリだけじゃなく、初めての想いに翻弄されるみるめの切ない想いは、甘酸っぱくて羨ましいような怖いような気がしました。

    先のない相手にこんな想いだけは二度と抱くものか、と固く心に誓っているくらいでしょう。
    苦い恋の経験をした大人なら。

    ああ、でもその怖いもの知らずな恋も実は心の底で求めてたりすんですよ!!
    大人の恋のほうが世間体とか将来だとかがあって面倒くさいんです。

    ああ、ヤダヤダ! ヽ(`Д´)ノ

    なんとなくラストだけが腑に落ちませんでしたが、それ以外はなかなか良く出来た的を得た作品でありました。

    でも演出過多の大作を見慣れた若い人はちょっと物足りないかもよ。
    エンターテイメントではない作品ですからね。

    ほとんど自分との対話です。
    人のセックスを笑ってる余裕はありまへん。

    英語のタイトルは”セックス”じゃなくて”ロマンス”ですね。だとしたら、ちょっと変わるけどねー。

    人のロマンスなんて笑うどころか、”羨むな”でしょ。
    笑うほどの余裕のある幸せな人が一体この世にどれだけいるっていうのよーう!

  • 70点 で、それで?

    2008-04-17  by 未登録ユーザりうひめ

    永作博美、松山ケンイチ、蒼井優と、私の好きな俳優が三人も出ている映画、3人の持ち味がそれぞれ出ていて、俳優達の演技が堪能できた。

    が、長かった・・・原作を読んでないこともあるが、長かった割には、ユリとみるめとえんちゃんの三角関係を題材として何が訴えたかったのかイマイチこちらに伝わらない。「ふーん、それで?」と思わずにはいられなかった。
    実は監督は、永作と松ケンがただ撮りたかっただけだったんじゃないのかなー?

    我々見る側を意識して撮ったんではなく、監督、スタッフ、俳優自身が楽しんで創った、という感じ。
    美術展に出品されている映像作品のように、「私達こんなん創りましたんでぇ〜、後は皆さんでご自由に判断してくださ〜い♪」といっているように思われた。

  • 90点 赤子の手を捻るような恋

    2008-02-23  by vivie

    「観ているあいだ、小さな共感に満たされて、頬がゆるみっぱなしでした。時々、ほんの小さな笑い声も立てたりしながら・・・・」。これは井口監督の前作『犬猫』の感想からの抜粋なのですが、本作にもぴたりと当てはまります。切なさと可笑しさがそれぞれ10パーセント、そして共感は80パーセントの心地よい作品。あの長廻しがダメな人が多いようですが、現在の主流となっている、物語を効率的に語ろうとする映画の対極にあるような作品で、わたくし的にはそれだけでも高得点です。

    それにしても、ユリさん的には「赤子の手を捻るような」恋でした。捻る場面は固唾を呑んでしまいましたが(笑)、捻られたみるめ君の、足が地に着いていないようなワクワク感に思わず微笑。もう一度捻られたあとの悶々ぶりも、何だか懐かしくてやっぱり微笑。松山ケンイチ、好きだし・・・・(笑)。しかし、捻った方にもそれなりの悶々はあるわけで、えんちゃんと堂本君も含めて、三者三様の悶々ぶりにも共感するところがなきにしもあらず・・・・。何だか、みんなが愛おしくなってくるのでした。

    脇役陣も含めてキャストが最高。主演の四人のリアルで自然な演技は素晴らしかったし、あがた森魚もいい味を出していました。そして、みなさん、とてもチャーミング。

    ちょっと田舎っぽいロケーションや、木村威夫さんのレトロチックな美術も見応えたっぷり。V字型の道路がある場所は、『犬猫』で榎本加奈子がウロウロしてた所じゃないかな。前作を観た時にも思ったんですけど、あんな場所、よく見つけてくるなあ。そして、冬の空気感を捉えた映像が気持ちよい作品でもありました。吸い込まれそうな青空に思わずため息。

  • 40点 タイトル勝ち

    2008-02-01  by 未登録ユーザミルクボーン

    前評判が高いので期待して観に行ったものの、期待通りとはいかなかった。というより、面白いシーンと詰まらないシーンの差が極端で、足し引きゼロといったところ。

    その差の原因になったのが、ワンカット長回しだと思う。効果的に用いられた素晴らしいシーンもあったんだけど、全体的に間延びしていた。しかも混乱が生じるような間延びもチラホラあった。
    さらに上映時間は130分以上。ということでエンドロールが始まった瞬間、かなりの数の観客が一斉に帰り始めた。

    それにしてもタイトルにやられた。人のセックスを笑うような奴が一人も出てこないのに、「人のセックスを笑うな」だからね。内容と関係のないタイトルで客を集めるのは、違うんじゃないかと思った。

  • 100点 ひたすら素晴らしい

    2008-06-10  by アームピット

    2回観ました。
    今時こんなチャレンジを仕掛けている映画が世界のどこにあるだろう。
    一見アイドル映画のようにみせかけて、またはホンワカかわいい映画と見せかけて、簡潔なプロットを最小のカット数の中で閉じ込める脚本の技。生身の役者の魅力を引きずり出してゆく手腕。実は演技のバリエーションが少ない蒼井優が嫌みなく収まるボディアクション。
    美しいものを記録するには、美しい場所に立って、美しい瞬間を待たねばならず、この監督はほぼ全編に渡ってそれを実現さえてしまっている。
    ロメールに、ルノアールに、ジャック・タチ、そして小津、清水宏にあって、今や断絶した快楽の映画史の継承者が突然現れて、しかもアートな映画でなく、何気ない流行原作の映画化の一本のように公開されてる事実。
    こんな人が日本の映画界にいるのが奇跡と思えてくる。
    あらゆる知識層が最終的に行き着くところ、“軽み”に向ってこの監督は揺るぎない選択をしている。“深み”という最も理解されやすい、しかし短絡思考の他の同世代監督の凡庸さを嘲笑っているかのようで気持ちいい。

  • 80点 うん、わかるよその気持ち

    2008-05-11  by くりふ

    今頃やっとみてきましたが、得難い映画体験となりました。
    途中まで見事にはまり、延々ニヤニヤ。が、物語の流れが変わった後、心の梯子を外されたようになり、イマイチ感と共に終了。
    …だったんですが、時間と共にその宙ぶらりんな感覚も納得、に変わりつつあります。
    私の感じた疎外感は、ある事を知ったのに
    手から離れてしまった、主人公みるめ君の、
    おあずけ感そのものではないか、と考えたもので。

    本作、みるめ君とパートナーAが物語の牽引役ですが、
    ABが対峙する名シーン(!)を境に、パートナーBに交代します。
    Aは、欲望や戦略がとてもわかり易く、同期できたのですが、
    Bになると、何となく気持ちはわかるものの、
    みるめ君との心理的距離感が掴めなくなりました。
    この差異に「セックス」が関わって来ているのですが、
    Bの弱さが物語の弱みでもあると、上映中は感じたのでした。
    不思議な体験です。Bは感情移入し易い人物の筈なんですが。
    しかしBは「元に戻そうとする」大事な役でもあるんですよね。

    長回しには、まったく違和感ありませんでした。
    フレームイン・アウトを多用した、人物の導線が、教科書的?
    かと気になる位わかり易く、そこに乗せられてゆく感情も、
    すごく自然で、時間を忘れました。但し、上記の感覚があり、
    後半は長回し以前に、今ひとつ画面に入り込めませんでした。

    とはいえ、大人の女を知り、高みにはのぼったものの、
    青空は近いが周囲は灰色ばかり、となってゆくみるめ。
    「下界」では友人たちが、年相応にじゃれているが…
    …という構図を、映像そのまんまで受け取って、
    納得したりはしたのですが。

    あちこちに仕込まれた、反復や対比は面白かったです。
    みるめとパートナーA・Bとの、「二人乗り」の逆転など。
    その他、映像の遊びは随所にあって楽しめました。
    画面手前から中央奥に抜ける導線が多い中、
    二股に分かれる道が幾つか出てきて、異質でしたが、
    ハンター・ユリが獲物を見つける場所なんですよね。
    分岐点にある黄色い信号を、みるめは気付けなかったか。
    ユリのトラップがみるみる成功し、現れる「招き猫」も絶妙。

    ユリ役永作さんは、コドモおばさんだが毒婦の横顔を持つ、
    というのがいい味でした。蒼井さんはちょっと浮いたかな。

    タイトルは第三者視点のものと思ってましたが、英語題、
    『Don’t laugh at my romance.』を知り、併せると納得。
    「ぼくを笑わないで」という、みるめ君の叫びなんですね。
    孤立してゆく段階の彼を見れば、自然です。彼にしてみれば、
    セックスとロマンスはセットだし。でも相手はどうか?(笑)。
    また、彼の気持ちに沿っていけば、唐突に出る最後の一文も、
    すんなりと、タイトルから繋がったな、と思うのでした。

    長々書いてしまいましたが、そして今は、
    みるめ君の肩をぽんぽん、と叩いてあげたい気持ちです。

  • 20点 笑えない!

    2008-03-19  by どらねこさんだ〜す

    原作を読んでいませんが、長い上につまらない。見終わった後は疲労感でいっぱいでした。うまく編集したら1時間半で終わる映画じゃないんですか??シーンひとつひとつが無駄に長い。

    全体が単調で緩急がない。自然の演技を追及しすぎ。キャストは非常にいいのに、なんだかもったいないです。永作さんの自由すぎるキャラと蒼井さんの意外なキャラの感じが好きでした。

  • 80点 贅沢な絵

    2008-03-01  by 草莽の志士

     人のセックスを笑う人を物語(登場人物)に捜すなんて無意味。それは僕であり、あなただから。“知らずに植え付けられた価値観に囚われている人々”に赤裸々に向けられた一言、まずはタイトルから僕が感じた事だ。

     マニュアルや説明書で語られる映画はそこらで幾らでもやっている。過剰なサービスが当たり前な昨今に産み落とされたワンシーンワンカットの贅沢、その凛とした美しさ。

     例えば美術館で一枚の絵を見ていて、或いはリビングで一枚の写真を見ていて。その一枚に想いを巡らせる心地良さ、のような。

     クスクス笑う自分に気づかされたのは久しぶりだ。小さな共感を共有するささやかな幸せ、がここにある。

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