バーバー吉野 スペシャル・エディション

『バーバー吉野 スペシャル・エディション』を価格比較。★★★☆(68点)『バーバー吉野』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

バーバー吉野 スペシャル・エディション
67点
監督 荻上直子
出演 もたいまさこ,米田良,大川翔太
発売日 2004年10月22日
定価 4,935円(税込)

 

価格比較

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amazon.co.jpによる解説

山々に囲まれた田舎町。そこの小学生たちは皆、額の上で前髪をピッチリそろえたおかっぱ頭“吉野ガリ”で100年以上も統制されており、町の床屋「バーバー吉野」のおばちゃん(もたいまさこ)はそのヘンテコな伝統をかたくなに守っていた。しかし、ある日東京から転校生が現われ、吉野ガリのヘンテコさを指摘したことから、町は一大騒動へと発展していく…。
PFF出身の新鋭・荻上直子監督の長篇劇映画デビュー作。大自然の中、まるで修道士のように映る少年たちの思春期の始まりをみずみずしく捉えながら、悪しき(?)伝統と対峙していくコメディー映画である。ご想像の通り、もたいまさこが何とも言えない味わい深い怪演を見せてくれている。元少年だった立場の者からすると、劇中の少年たちはどことなく女性の視点で神格化されすぎているような違和感も覚えるが、これまで男性監督が少女を神格化する作品ばかり撮ってきた映画史的事実を振り返るに、これでおあいこといったところか。透明感あふれる全体のタッチには、この新鋭監督の未来を大いに期待させるものがあった。(的田也寸志)

商品詳細情報

販売元 ハピネット・ピクチャーズ
発売日 2004年10月22日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

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映画生活ユーザーによる「バーバー吉野」のレビュー

  • 80点 荻上ワールド

    2008-06-25  by すかんぽ

    「吉野ガリ」なるものが存在して、街中の男子は皆それでなくてはならないなんてファンタジーの世界…と思ったけど、日本のどこかにはホントにあるな。髪型なんてカワイイ方で、呪縛やらいい意味では伝統にがんじがらめになってる事なんていくらでもありそうだ。そんな事との付き合い方にもさらっと触れつつ描かれる、日本の田舎の男子における正統派成長物語。街中で人を追いかけてくる変な人も田舎の日常では包括されてるんだろうか。街ぐるみで子供を育ててるように変な人、いや個性的な人も全幅に受け入れられる共同体なんだろうか。もたいまさこの絶対的善人な母がいい。おやつを投げてよこすやり取りのシーンが好きです。監督初長編だということだが、田んぼの中でハレルヤを歌うとかちょっと不思議な荻上ワールドがよく展開されていると思います。

  • 70点 別素材でよかったかも

    2008-06-22  by ytmlog

    監督の描きたいところは別に丸刈り強制の人権侵害といったところではないので、別の素材の方がよかったのではないかと思う。

    この素材であれば、どうしても田舎社会の不条理さとそれが崩壊するきっかけみたいな話を期待してしまうので、そこが残念。まぁ、そういう問題意識を持たない人(田舎者にひどい目に合わされたことの無い人)には関係ないのかもしれないけど。

    その点抜きにしても、まぁまぁ楽しめました。長編第一作としてはよくできているんじゃないでしょうか。映画界のことはよくわかりませんが。

  • 80点 荻上直子

    2008-02-24  by @えんぞ

    監督はPFF出身で『恋は五.七.五』『かもめ食堂』の荻上直子。一押しの女性監督さんです。

    物語は吉野ガリと呼ばれるオカッパ頭をめぐり、思春期の少年たちと家族の絆が描かれます。この作品に大きな事件は何一つ起こりません。かつてどこの田舎町にもあった平凡な風景と日常。ただひとつ違うのは、この町には山の神の存在と「少年には吉野ガリ」という伝統が・・・。

    かけがえのない友達、町を徘徊する不気味な大人、裏山の秘密基地、初恋の女の子、少年時代のノスタルジックな思い出がつぎつぎによみがえります。

    もたいまさこ演じるどこか憎めない床屋のおばさんが、代々受け継がれる吉野ガリの伝統を守ろうとする一挙手一投足がたまらくおかしいです。
     
    もたいまさこという性格俳優の味が見事に活かされ、無名の少年たちの演技も瑞々しくて作品を引き立てます。

    久しぶりに見ましたが、やっぱり面白いです。好みは分かれるところですが、『かもめ食堂』『めがね』に受け継がれる、何ともいえない癒しの空間が広がる名作です。

  • 70点 伝統が伝説に変わっていくんたよ

    2008-01-06  by トラップ大佐

    昔はやったおかっぱさん頭、それを強制されるということは今の時代でもどこかの田舎であるのだろうか。ありそうな気もするけど、床屋の客が伝統が伝説に変わっていくんたよという台詞は妙に説得力がありおかしかった。でも、そういう決まりごとがあるのは平和な村である証拠なのだろう。転校生の登場と同じように新しい何かが入ってきて今までの決まりごとが変わっていくのはしょうがないこと。そんなどこにでもある暮らしの変化を小学生の髪型というものを通してコミカルに楽しくそして暖かく描いている。東海地方のどこかの村の景色がとてもきれい。子供たちがお花畑の道を歩くシーン、川べりで小学生らしい言葉の掛け合いで遊ぶシーンもなんか自分の小学生の頃を思い出させてくれる。ハレルヤの音楽は村には不釣合いのように思えるけど意外と田舎の景色に合う気がした。

  • 80点 幸せな気分に・・・

    2007-05-13  by するめん

    子ども達がいいですね。
    なんだかんだですぐ友達になれちゃったり、やり取りなど、微笑ましいシーンが多かったです。
    吉野ママも素敵でした。小さな小さな話で、エンディングも普通といえば普通ですが、可笑しくて優しさに溢れた作品で個人的には大好きでした。

  • 90点 雰囲気が好きです

    2006-10-11  by hawai6ian

    町中の男の子供がみな同じ髪型にする。そこから転校生がやってきてくずれていくという話ですが私はとても好きです。雰囲気がとてもいい。癒されます。

  • 60点 イマイチ何を言いたいのか…

    2006-09-11  by 理屈屋

    小学生の男の子は全部同じ髪型「よしのガリ」。
    確かに私くらいの年代の者が中学生の頃といえば、あんな感じが普通でしたねェ。
    親や教師が大真面目に、前髪は眉毛の上○cmとか計ってたり、靴下はシロでラインはダメ、とか真剣にやってましたから。

    そんなこんなで、子供の人権とか自由とか、親が子を不良にするまいと腐心するさまとか、田舎の閉鎖的な暮らしに対する批判とか、そんなものを感じたりはするでしょう。
    が、実をいうとイマイチ何を言いたいのか分からないのでありました。

    少年たちの描写が、客観的には間違っていないのでしょうが、どうも本当っぽく見えてきません。
    仏作って魂入れず、そんな感じがしています。

  • 0点 見る価値なし

    2006-07-05  by

    オチが無い。
    男の子たちの行動とか、やりすぎ。演出過剰です。
    さすが女性監督と思わざるをえない。なんか、監督の想像する「悪ガキ像」が貧弱すぎて、男の私としては興ざめな内容でした。

  • 30点 うーん苦手です

    2005-11-18  by ももも

    もっと面白おかしくしようと思えば出来ないこと無い設定なのに、それを全面に使わなかった事が私的にはもったいなく感じましたが、こういうほのぼの系が好きな人にはこれでよかったのでしょう。
    「茶の味」とか好きな人にはウケそうだなと勝手に思ってしまいました。

  • 60点 雰囲気は好きなのですが

    2005-05-27  by 未登録ユーザnico

    男の子の髪型が郷土の伝統の一部になっているらしい町、そこに1人の異分子(転校生)が入ってくる事から話が始まる
    とか書いてしまうと仲々際どく面白いテーマのようなのですが、そんなふうに掘り下げる映画ではないのだろうなー、と一応は心づもりして観たのですが、それでもね・・
    なんでこんな複雑な背景が必要だったのか、理解できないような単純なノスタルジーの映画でした。
    もたいまさこは裏で学校と結託してるんじゃないか、とか(そう思わせてくれる怪演だったのに)
    家出した少年たちが裏山で,伝統をひっくり返すような、町の誰も知らないような驚愕の事実を発見する、とか(転校生の”神道なのにハレルヤなんておかしい”・・確かにこの光景は、ほのぼのと言うより胡散臭いです・・という発言で”おっ、もしかしたらそっちの方向に行くのか?”と思ったのに)
    等々見当外れの期待を抱いてしまったのですが、そんな期待を持たせるような、一癖ありそうな見せかけなのに、結局は何も起きずに雲散霧消してしまい、最後の解決法はあまりにベタな予定調和でちょっとアングリしてしまいました。
    もう1人、異分子になりそうなおじさん(大昔に観たアングラ舞踏の人みたい)もノスタルジックな風景の一部でしかなく、やや肩透かし。
    おねえちゃんは出て行くらしいけど、お父さんはずっと吉野刈りのままなのかしら?(息子と一緒に”実は僕も嫌だった・・”なんて言うかと思ったが)最後のTVには笑いました。
    素直にほのぼのした雰囲気に浸るには、異物感があり過ぎだし、面白くなりそうな”雰囲気”だけがもわ〜んと流れていって尻すぼみにフェイドアウトしてしまったような映画でした。

    ところであのおじさんが歌っていたメロディーは”カタリ、カタリ”だと思うのですが、歌詞が違うようだったのですが、別の歌なのでしょうか?

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