息子の部屋
『息子の部屋』を価格比較。★★★(63点)『息子の部屋』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | ナンニ・モレッティ |
|---|---|
| 出演 | ナンニ・モレッティ, ラウラ・モランテ, ジャスミン・トリンカ, ジュゼッペ・サンフェリーチェ |
| 発売日 | 2002年7月26日 |
| 定価 | 3,990円(税込) |
価格比較
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amazon.co.jpによる解説
事故で息子を失ってしまった精神分析医とその家族が、息子を亡くした悲しみから再生していく姿を描いた、イタリアのナンニ・モレッティ監督作。
家族の悲しみを大げさに描かず、淡々と描写することで、死がリアルなものとなって、観る者の心にストレートに響き、これが胸に痛い。また、親も知らなかった息子の素顔が、次第に明らかになっていくなかで、家族が彼の足跡を追いながら、死を受け止めていくというストーリーも興味深い。
彼らの心の変化を丹念につづり、ジンワリとした感動をもたらしたモレッティ監督の手腕は見事だ。カンヌ映画祭パルムドール賞受賞も納得。ちなみに彼は父親役で主演もしている。(斎藤 香)
商品詳細情報
| 販売元 | アミューズソフトエンタテインメント |
|---|---|
| 発売日 | 2002年7月26日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
映画生活ユーザーによる「息子の部屋」のレビュー
-
初めて開けられる部屋2008-05-10 by
メイプルタウン
アメリカ映画の「普通の人々」のように派手なアクションやビッグイベントは出てこない映画です。舞台はイタリアの海岸に近い小さな田舎町の普通の家庭を淡々と描いているのです。
その、普通の家族に起きてしまった事件で、家族たちの運命の歯車が狂ってくるのです。この事件の前後の落差感が評価が分かれてしまう原因だと思います。
中盤以降はタイトルの息子の部屋がかかわってきます。構成もストーリーも描写も演技も全て優れているのですが、このレビューでも見られるように、評価は観客に委ねられるのです。 -
ご、ごめんなさい。まるっきり自分語りです2007-11-01 by
hirogon
何度も自分と息子たちのことに置き換えて観てしまいました。
序盤での些細だけど親にとっては重大な出来事。秘密を持たない者などいないとわかってはいても、我が子に関しては冷静でいられなくなってしまう自分。突然思いもよらない形で知ることになってしまった時の動揺。「信じてあげてください」という言葉をそのまま受け止められなかった自分。
突然の電話。「お子さんが事故にあって…」思い出す度、心が震え出しそうになります。幸い二度とも軽傷で済んだので今では思い出の一ページとなりつつあります。本当に生きていてくれて良かった。
子どもに対して願うのは幸せな瞬間をたくさん持てますようにということだけです。時々忘れてしまいそうになりますが。 -
身近な人の死2006-12-04 by
qp
淡々としてて普通の家庭の状況が進んでるから、刺激を求めてみた人には物足りないと思います。
でも身近な人が死んだらきっと同じようなことを思うんだろうなと思いました。
本当に父親は息子の部屋に入れなかっただろうかというレビューがありましたが、主観の問題でしょう。今までは問題が顕在化するのを恐れて突っ込んだことはできなかったんだと思います。
もっと家族だけではなくいろんな人といい顔をしているのではなく、まっすぐ接すればきっと後悔しないというメッセージを勝手に読み取りましたので、そういう風に生きていこうかと思える作品でした。 -
救いはどこにもない、でも爽やか2002-02-02 by
茶々
宣伝からしてストーリーはわかっていたが、見るか見まいかすごく迷った。
「見たら絶対に泣く」
それがわかっていた。
そして見てしまった。
自分と同じ「抱えていかなければいけない穴」を
持つ家族の映画、どうしても見たかった。
息子が亡くなる前から、その瞬間が訪れるのが怖くて悲しくて、
ずーっと泣いていた気がする。母親が泣くと私も泣いていた。
残された娘が、両親にとって「最後の子供」だということを認識し、
朝食を用意したり、母親と買い物をしたり、そういう所がすごくリアルだった。
最後に両親が笑ったのは、娘はきちんと「日常」に戻っている、
「日常」を生きている、それがわかったからだと思う。
新しい「日常」に回帰し、始まっていることを知ったからだと思う。
何も解決はしないし、救いはどこにもありません。
ましては息子のガールフレンドと会うことで前向きになるわけでもない。
でも、どうしてか最後は爽やか。それは、家族が息子の死と供に
これからも生きていく、という、
真っ暗だけれども鮮やかで潔い覚悟を決めたからではないか。
こんなにも静かに真実と現実を描いた映画を見たのは初めてだった。 -
by this river2002-09-14 by
まあ
それほど感動はしなかったが、モレッティ監督の気持ちはよくわかるような気がしました。
共感点は3つ。
まず、心理学を信用しない点。
人の心を分析したり、治療したりっていうのは、
たとえそれによって治療される人がいるとしても、ひどく残酷だと思います。
分析し、治療する人の心を無視しているようなきがするからです。
カウンセリングをしながら、医者の方が追い詰められていくところで、
そうそう、そうなるのが人なんだよって感心しました。
次に、死に退屈している点。
中原中也の詩「春日狂想」を思い出しました。
>愛するものが死んだ時には、
>自殺しなけあなりません。
でも、誰も自殺できないんですよ。
死ぬことができないと、愛するものの死の直後に、
退屈な、ありふれた日常が繰り返される、その滑稽さ、悲しさ。
死というものをドラマチックに描いていないところが、
この映画の優れているところなのかもしれません。
最後に、イーノを愛聴している点。
主題歌に20年以上も前の、
しかもほとんど流行らなかったby this riverを使うなんてねえ。
きっとこの曲はモレッティにとって大事な曲なんでしょう。
イーノファンとしては、曲に見合った映像を作ってくれただけで、
この映画は認めないわけには行きません。 -
瘡蓋を掻き毟る2005-10-19 by
アキラ
ニコラピオヴァーニの音楽はこの上なく"素敵な"音楽という形容が似合う。
イーノの懐メロもなかなかマッチしているが、それに比べると音楽自体が
自己主張し過ぎずにさり気なく全体の雰囲気を感情移入し易く和らげてる。
モレッティとはタヴィアーニ兄弟繋がりかな。曲自体が良いだけではなく
入れ所も理想的。芝居の部分の雰囲気音さえ生きる様な音楽の入れ方です。
話の内容は、家族が一人減る事で起き得る不和を余す所なく詰め込んだ感じ。
もしあの時、ジョギングに連れ出していたら?ボンベが壊れていたのでは?
客を断ってたら?時間を戻してやり直したい。同じテープを何度も巻き戻す。
忘れようとすれどその日の事に囚われ忘却の瘡蓋を何度も掻き毟ってしまう。
主人公がカウンセラーである事も傷を化膿させる原因の一つ。心を明かせず
抱え込んでしまう。必要以上に探ってしまう。時間が洗い流してくれるまで
泪さえ出ないだろうに。そんな日々に、互いへの気遣いが家族ともすれ違う。
それぞれの感情が、裏返しも含めてあざといほどに的確に描写されています。 -
なんとなく最後まで2004-12-25 by
ゼーン
なんとなく最後まで観てしまいました。
こんな感じの本とか映画とか(映画館には行かないけど)好きです。
どんな感想かなんて、この映画じゃほんと本人次第。
そんな押し付けのなさもよいかも。
やっぱ時間が1番の薬か。 -
宣伝で期待しすぎたかも2004-03-31 by
yukiyuki
見方が悪かったのだと思うけど、感想として特に思うことがなかった。
大切な人が死んでしまうことは、それがメインテーマではないにしろ他の映画やドラマで見慣れてて、「今までの作品にない特別なよさ」がみつけられなかった。 -
ほんわか悲劇という世界2004-01-18 by
ケセラセラ
息子の部屋という題名は、日本ではこもり部屋みたいに勘違いされやすいでしょうね。思春期の親子の関係が、そして家族関係が理想的で、見ていて「精神が安定」しました。場面展開で、診療室を入れる手法は漫然としがちなストーリーにメリハリをつけていて良かったと思います。
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☆2003-06-21 by
lumix
気が滅入りました。人間の日常って国は違えど、やはりどこでも共通した心情、風景が漂っているのだなと感じました。生活の中で何か滞ってしまった時、新しい風=人と出会う事はとても重要であると感じました。








