砂の器 DVD-BOX

『砂の器 DVD-BOX』を価格比較。★★★★(84点)『砂の器』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

砂の器 DVD-BOX
84点
出演 中居正広,松雪泰子,武田真治,京野ことみ,永井大
発売日 2004年5月28日
定価 21,945円(税込)

 

価格比較

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amazon.co.jpによる解説

これまでにもたびたび映像化されてきた松本清張の同名小説の連続ドラマ版で、『白い影』でシリアスな演技に新境地を見出した中居正広が、ここでは過酷な宿命を背負った天才ピアニスト役を熱演している。新進気鋭のピアニスト・和賀英良(中居正広)はその日もまた、コンサートに詰め掛けた観客から拍手喝采を浴びていた。そんな和賀の前に、三木(赤井英和)という初老の男が現われる。三木から「秀夫」と呼びかけられるたびに、そして懐かしそうに昔話をされるたびに表情が曇る和賀。2人で飲み交わしたスナックの帰り道に、ちょっとした拍子で和賀は三木を突き飛ばしてしまい…。
原作や映画では刑事の今西(渡辺謙)が犯人探しをしていくミステリー仕立てだが、この連続ドラマでは追われる側の和賀が主人公に。犯人が犯した犯罪のトリックではなく、なぜその犯罪が引き起こされたかに焦点があたる松本清張サスペンスのスタイルとは合致しているようにも思えるが、昭和史的な裏打ちこそがこの物語を分厚く見せるだけに、時代設定を平成に置き換えたことでドラマの意味合いは少なからず変容してしまっている。(麻生結一)

商品詳細情報

販売元 ビクターエンタテインメント
発売日 2004年5月28日
リージョン 2
ディスク枚数 5
形式 DVD

関連商品

映画生活ユーザーによる「砂の器」のレビュー

  • 100点 ダイナッミックな映像美と音楽

    2008-02-11  by 牧坂満

    原作者の松本清張をして、過去における自分の原作が映像化されて、ことごとく失望させられているが、「私の原作を遥かに超えている」と言わしめた日本映画屈指の名作です。企画から完成までに14年間の歳月を費やしたといわれる橋本忍の脚本の情熱が見事に結実したものであり、昨今の日本映画の製作方法に対するアンチテーゼです。キーワードになる東北弁の「カメダ」は後の日本映画のエンターメントの傑作「踊る大走査線2・レインボーブリッジを封鎖せよ」での会話でも邦画の名作へのオマージュとして登場します。クライマックスでは捜査会議と東京交響楽団による演奏会、そして、親子が「カメダ」に行き着くまでの日本列島の原風景の春夏秋冬が三面同時進行して描かれており感動の涙を禁じえませんでした。当時は業病と呼ばれたハンセン氏病におかされた父と子供の遍路の道行きは、津軽の竜飛岬から信州、北陸、山陰と日本列島を縦断して撮影されており、本物の季節感溢れる名画面となっています。野村芳太郎監督の最高傑作にして、脚本が原作を超えた稀有の例であり、菅野光亮の書き下ろし交響曲をフルオーケストラで演奏した芸術の集大成による映画芸術を証明した作品です。この作品も邦画への興味がわかない方へ推薦する一本です。

  • 90点 思わず涙がこぼれた

    2008-07-29  by tamakazu

    なんと地元の図書館の無料上映で観る事が出来ました。古いテープでの上映で画面も粗いものでしたが、待望の観劇となりました。
    映画の緩慢な始まりと途中まで解決の糸口すら見出せない展開は、迷宮入り事件の典型のような流れで、観ているこっちは苛立ちすら感じました。一方ロードムービー的な風情は鉄道旅行好きには堪えられないものでした。また二人の刑事が積み重ねる捜査でつながってゆく事件の経緯が、不幸な因習と素朴な善意の中で解きほぐされて行く過程に、いつの間にか映画に魅入ってしまいました。
    特に、事件の全容を語る永いながい回顧シーンには(われながらビックリしたのですが)両目から涙が流れていました。映画に泣かされたのは本当に久しぶりのことでした。それだけこの映画が重厚に丁寧に作られていたのだと思いました。
    まだ素朴さが残る昭和30〜40年代の日本の風景や風俗は映画ならではの迫力があり、田舎育ちの自分の幼少の頃とダブらせてひたすら懐かしく感じられました。またその頃、田舎にも当時の言葉で「こじき」がたまに訪れ、その都度祖母らがお米を渡していたことなどを柱の影から覗いていたことを思い出していました。高度成長下の社会にはそんな置き去りにした人々がいたことを思い出していました。
    松本清張氏の小説はこれまでもいくつか読んで来ましたがこの「砂の器」は読まずに来て、今回は正解だったように思いました。氏の小説には単なるサスペンスを越える(それが愚かであっても)人間性に満ちたものを感じられますが、この映画にもそれは損なわれることなく存在していたと思います。
    また出演者にはすでに鬼籍に入った方も多くいらっしゃいましたが、皆当時の大スターやスタッフの大集合で当時の松竹の力の入れ様が感じました。
    なお、涙を流す夫の横で、サスペンス好きで都会育ちの妻に「だらだらして詰まんなかった」といわれてしまい、かなり寂しい思いをした次第です。

  • 100点 心に響く傑作!

    2007-01-28  by こわれもの

    貧乏、病気、決して消すことの出来ない親子の血縁関係‥映像もGOOD!音楽もGOOD! 涙涙涙‥本当に心に響く傑作です!方言からの推理が踊る大捜査線に活用され嬉しいかぎり

  • 90点 どちらも名作

    2005-06-26  by Ashleyroad

    私は、中居君が主人公を演じた方のドラマ版を先に見て感動し、その後に加藤剛が演じた映画版を見ました。

    中居君の方は、現代風にアレンジされていましたが、犯人がなぜ殺人を犯すに至ったか…が丁寧に描かれていたのに比べ、加藤剛の方はその点の描き方がいまいちだと感じました。

    どちらの作品にも共通して言えるのは、美しい日本の景色、心に響いてくる音楽、俳優の名演技…etcが素晴らしい!ということです。まさに名作、傑作と言えると思います(^-^)

  • 100点 鳴り響き続ける音楽

    2005-06-29  by 未登録ユーザTERU

    今回、実に二十数年ぶりに映画館で観た。感動は二十数年前とほぼ同じであった。とくに、演奏会が始まるあたりからはノックアウトである。もう、大号泣。
     初公開当時、鑑賞後原作を読み、その雰囲気の違いに驚いたものである。
     確かに、不思議な映画ではある。・・・最初から疑問だったのが、殺すだろうか?ということ。感動し、大号泣しながら、疑問に思っていた。
     今回、見直し、思ったことは、こんなに美しい音楽を作るほどすばらしい人間が殺人を犯すという宿命の厳しさ。
     
     この映画の成功の要因は、前半の事件の捜査への興味から、後半謎解きを音楽と日本の四季を背景に撮ったその構成である。
     それと同時に今回感じたのは、加藤剛とその子役の演技である。彼らの表情は決して殺人者のそれではないが、そのことが却って心かき乱すのである。

     この映画の音楽は約30年間心のどこかで鳴り響いていた。これからも鳴り響き続けるであろう。

  • 100点 邦画の輝き

    2005-06-18  by 未登録ユーザgersyon

    初めてこの作品を観たのが高3の春。リバイバルでしたがすでに20年経ってしまいました。あれから何度観たでしょう。その度に号泣し、最後の加藤嘉のセリフに胸をしめつけられ、親となった今、あのような奥ゆかしくも激しく深い愛情で子どもを想えたら、と考えます。
    映像がキレイになって、音響も良くなって・・・・だけどやっぱり私が何度観ても愛してやまない傑作、「砂の器」に変わりありません。コンサートのシーンの加藤剛の手が吹き替えだ!とバレバレなのも愛おしい!邦画の歴史に燦然と輝く、一代傑作です!

  • 90点 心が痛んだ。

    2004-06-12  by 雪勢

    確かに、事件解決への糸口は偶然の連続。
    偶然に偶然が重なって、事件は核心へと近づいていきます。だから設定的にちょっと苦しいところも。
    でも、そんなことはどうでもいい。
    哀しいくらいに、登場人物が皆真剣に生きてます。

    命よりも大事なものなんか絶対に無い。
    でも、それでも、殺人を犯した主人公の引き裂かれた心が伝わります。

    本当に主人公親子を大事に思い愛し続けていた人と、あんな形で再会。
    そして、その人からの要求。
    本当なら誰よりも主人公本人が望んでいた内容でしょうに。
    父親への、本当の想いがどうしようもないほど膨れ上がったでしょう。

    何だかもう、やるせなくて仕方ないです。

    ドラマなんかいらない。
    全ての人が生きて幸せに在ることが出来る世界が来るのなら。

    丹波哲郎の、後半の音楽とリンクしながらの語りが、素晴らしかったです。
    泣きました。

  • 100点 すごく力の入った名作

    2008-07-28  by てるてる13

    30年以上前の作品なんですね。劇場で観ましたがスケールの大きな名作でした。原作のアレンジが見事で、原作とは別世界のようで、でもこちらの方が感動しました。
    後半は、演奏と映像が重なり合って、ただただ感動。丹波哲郎さんも真面目に(?)演じていて、すごく力の入った作品でした。

  • 80点 見ごたえあり

    2008-03-06  by boon

    テレビ版を見ていたので、ストーリーは知っていましたが、画面から目が離せませんでした。それくらい映像に引き付けられました。CGやつくりものではない「昭和」がそこにあります。若い昭和の名優も見ごたえがあります。四十代以上の人にはとても迫るものがあると思います。

  • 80点 そっ、そんな人しらねぇ・・・ああぁぁぁぁ!

    2007-11-11  by 名画座の怪人

     こっ、後半の50分が。もう涙が止まりません!
    今西刑事の説明で明らかになる事件の真相。そして和賀英良の正体と生い立ち。
    「宿命」のメロディをBGMに放浪の旅を続ける父子。
    寒風吹きすさぶ雪の夜は身を寄せ合って眠り、雨の降る日は即席のバラックでわずかな粥を分け合って食べる。何処へ行っても邪険にされる親子が庇いあって生きる様。
    千代吉と秀夫のあの駅での別れのシーンとか。
    年老いた千代吉が和賀の写真を見て慟哭するシーンとか。
    もう流れる涙と鼻水でハンカチが一枚では足りません!

     ただ〜。其処までが長くて。
    検討違いで空振りに終わる捜査を延々と見ないとならない。
    最初の30分くらいは要りません! 早送りしてしまいましょう。
    他の人が掲示板で指摘しているように真相にたどり着くまでの展開が今ひとつ。
    偶然見つけた小さな手がかりを事件に結びつける様が不自然というか強引というか。

     あと字幕による説明に頼りすぎているのも減点。
    特に感動のラストに水をさすような余計な説明には不満だ。

     それと和賀は指揮者ですよね。
    オーケストラで指揮者が自らピアノ弾いてるっていうのはありなんですか?
    その間の指揮はしなくていいの?

     以上を3つの点を減点して70点と致します。

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