ミッション スペシャル・エディション

『ミッション スペシャル・エディション』を価格比較。★★★☆(73点)『ミッション』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

ミッション スペシャル・エディション
72点
監督 ローランド・ジョフィ
出演 ロバート・デ・ニーロ, ジェレミー・アイアンズ, アイダン・クィン
発売日 2004年11月25日
定価 4,935円(税込)

 

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amazon.co.jpによる解説

1986年のカンヌ映画祭グランプリ作品。18世紀、ブラジルとアルゼンチンの境にあるイグアスの滝の上流で、インディオの住民にキリスト教を布教する神父と、南米を征服しようとするスペイン、ポルトガルの思惑が衝突する。軍隊の攻撃にも徹底して無抵抗を貫くガブリエル神父と、自らの罪をあがなうために布教の道に入るが、力には力で対抗する奴隷商人のメンドーサ。好対照な主人公ふたりを、前者をジェレミー・アイアンズ、後者をロバート・デ・ニーロと、二大俳優が熱演で挑んでいる。
うっそうとしたジャングル、静かに流れる川。手つかずの自然の風景に心がなごみ、インディオたちの持つ音楽の文化、その繊細な美しさに驚かされる。アクション面では滝を使ったシーンが圧巻で、急流を真っ逆さまに落ちていく舟や、デ・ニーロの決死の絶壁登りなどが臨場感たっぷり。ガブリエル神父に寄り添う住民たちが次々と倒れていく姿には、時を超え、現在の人類の姿もダブり、悲壮な感動を与える。タイトルの「ミッション」からは、キリスト教の「伝道」と人生の「使命」という、ふたつの意味を読み取ることが可能。(斉藤博昭)

商品詳細情報

販売元 ビデオメーカー
発売日 2004年11月25日
リージョン 2
ディスク枚数 2
形式 DVD

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映画生活ユーザーによる「ミッション」のレビュー

  • 100点 シーシュポスの神話

    2008-05-19  by 牧坂満

     イグアスの大瀑布の圧倒的迫力が映画の中心であり、奴隷商人だったロバート・デニーロが自分の妻と不倫関係にあった弟を殺害したことにより、生きる意欲を喪失してしまいますが、イエズス会の神父に試練を与えられます。これが、実存主義のアルベール・カミュの「シーシュポスの神話」を彷彿とさせるのです。「シーシュポスの神話」では岩を山の上まで持ち上げる刑罰で、山頂まで上げると下まで転がり落ちる。そこで再び持ち上げるという、実にくだらない単純作業を次々とやらされるという苦行です。デニーロはシーシュポスと同じように持ち上げる中に自己変革を中心に見据えながら、色々と喜びを見つけるような努力をすることで、刑罰のつらさを克服して生まれ変わったのでしょう。

     キリスト教徒でありながら7つの大罪を犯すポルトガル商人は枢機卿を丸めこみイグアスの滝の上を居住地区とするグアラニー一族の大虐殺計画を実行しますが、これこそが人間の世界であり、人間が作った、愚かな世界なのです。死んだのは7つの大罪を犯した先進国の植民地主義者たちであり、死せる者の魂は永遠に記憶に生き続けるのです。クライマックスの戦闘シーンの凄まじい迫力にも圧倒されましたが、グアラニー一族の少女が川底に捨てられたキリスト教のシンボルを一瞥しただけで、流れてきたバイオリンの方だけを拾う行為こそが、キリスト教を伝道した後に植民地主義者が来襲した事実を物語っていて見事なシーンでした。

     そして、映画はエンドロールまでしっかりと鑑賞しましょう。枢機卿が手紙らしき文書を折りたたんだ後に意味深な表情をクローズアップさせてきます。

     【ビデオ・マイコレクション】鑑賞

  • 60点 「ラスト・サムライ」に通じるものが・・・

    2007-08-28  by 星空のマリオネット

    先日観た映画「ホリデイ」の中で、ジャック・ブラックが本作におけるモリコーネの音楽が最高に良かったと言っていたので、本作「ミッション」を観てみました。カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した作品なんですね。

    先進国が既に失ってしまった「清浄な楽園世界」を未開の世界に見るという、上から下を見下ろすような視線が「ラストサムライ」にも通じる部分があるように感じました。個人的には余り好きな舞台設定の映画ではありません。ロバート・デニーロの髭面がトム・クルーズの髭面にダブりそうになるのを何とか振り切って観ていました。

    例えば、映像は美しくダイナミック。しかし、西洋人の頭の中で築いた「原住民のあるべき世界」を映像化する他ないにしても、ある種の気持ち悪さを禁じえませんでした。
    音楽はモリコーネらしいワクワクさせられる部分がありました。ただ、南米奥地の原住民が賛美歌を美しく歌うのですが、どうも西洋文化の価値観に引き寄せすぎているように思い、これにも違和感がありました。賛美歌を歌えば人間であるかのような。

    そうであれば、もともとこの映画を観なければいいではないかというのは・・・そのとおりですね。しかし、観はじめてしまったものはいたしかたない・・・

    先進国の自作自演の物語に原住民を巻き込み、牧師の殉教振りを描くためなんでしょうか、原住民に対する惨たらしい仕打ちをここまで描くその神経がよく理解できません。
    おまけにラストシーンで原住民の子供たちによる再生への希望を描いていますが、そこにもバイオリンを大事に拾う姿がさりげなく挿入されています。西洋文明なり牧師の教えが、子供たちに引き継がれていくことを暗示するものですよね。
    感動的な救いのシーンなのかもしれませんが、自己満足が過ぎるような気がします。

    映画そのものは水準の高い力作であったと思いますが、好きにはなれない作品でした。

  • 80点 素晴らしい

    2005-01-31  by 未登録ユーザまさとも

    80年代の作品で、自分はそのとき10代でしたから、
    この作品の奥深さなどはわからなかったでしょう。
    宗教と政治は往々にして深く密接しあってしまう。
    「神」の御心という大儀で、いったいどのくらい地球上の生き物が
    なくなっていったか。。。
    結構、普遍的な話のように感じました。
    デ・ニーロ見たさに借りてきたのですが、
    出演者皆さん、レベルの高い作品に仕上がってますね!!

  • 70点 こんな争いはいらない

    2006-06-20  by ゼーン

    こんな感じで戦争がはじまるかも。
    こんな感じで犠牲者がでるかも。

    途中までは明るい気持ちで観れたが、観終わると切ないです。

    勉強不足で時代背景がわからず観てしまいました。

    リーアム・ニーソンもでててビックリ。

  • 90点 デ・ニーロとモリコーネとジョフィ

    2004-09-13  by 未登録ユーザやしき

    VTR全盛期、念願のLDプレーヤーを購入した後、少し悩んだ瞬間がありました。まず最初にどのソフトを買おうか…。さんざん悩んだ挙句、買ったのは2作品。「タワーリング・インフェルノ」と本作でした。
    この「ミッション」はもともとビデオで見て満足感実証済み(もちろん「タワーリング〜」も)。DVDほどではないにしても映像はとても素晴らしかった。
    そしてモリコーネの音楽も!現地民族との遭遇で奏でるオーボエも鳥肌ものです。そして断崖の岩場での号泣の表情はデ・ニーロ作品史上、屈指の名シーンではないかと思います。美しい映像と音楽そして心に染みる演出と演技、ハイレベルな作品は今も色褪せません。

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