マイ・ブルーベリー・ナイツ 【Blu-ray Disc】
『マイ・ブルーベリー・ナイツ 【Blu-ray Disc】』を価格比較。★★★☆(66点)『マイ・ブルーベリー・ナイツ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | ウォン・カーウァイ |
|---|---|
| 出演 | ノラ・ジョーンズ,ジュード・ロウ,デヴィッド・ストラザーン,レイチェル・ワイズ,ナタリー・ポートマン |
| 発売日 | 2008年9月12日 |
| 定価 | 4,980円(税込) |
価格比較
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商品詳細情報
| 販売元 | ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
|---|---|
| 発売日 | 2008年9月12日 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | Blu-ray |
映画生活ユーザーによる「マイ・ブルーベリー・ナイツ」のレビュー
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だからどうした2008-03-27 by
GOGO夕張
ウォン・カーウァイ監督なんかにはとっくに期待してない。
けどやはり気にはなるのでポスターからするにどうせあまぬるいんだろと思いながらも期待せず鑑賞。
何だ、いたって普通だ。
なぜ今さらこんな映画を…。
眠いぞ!
映像はウォン・カーウァイらしさも出てるし綺麗だしいいんだけど今さらそんなとこ評価してもしょうがないし…。
ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマンと出演陣は豪華だけどだからどうしたって感じだし…。
『恋する惑星』がおもしろいのは知ってるからもっと新しいものを観せてくれ! -
通りの向こうまでの遠回り2008-08-16 by
のびた
カーウァイ作品は、作家性が感じられる。というより、元々脚本家で、自分でオリジナルな物語を考えるので、作家なのだろう。
店に置き忘れた鍵を集めているジェレミー(ジュード・ロウ)の語る、数々の物語。鍵のひとつひとつに、それだけで、一本の映画ができるくらいのストーリーが秘められている。捨ててしまえば、ドアは永遠に開かない。そんなセリフを紡ぎ出せるのは、作家ならでは、である。
いつも売れ残るブルーベリー・パイ。食べれはおいしいのに、何故かみんな選ばない。それを夜更けに食べる、失恋したばかりのエリザベス(ノラ・ジョーンズ)。このパイがまずいのではなく、注文がないだけ。なんか観客に勝手な想像してくれと云わんばかりの表現方法。
二人して鼻血を流した夜、店内を映したビデオ映像を見て泣くエリザベス。映っていたものは、大体見当がつく。
寝ているエリザベスの唇についた、パイのクリームを取る方法について、女性の観客はどのように感じられただろうか。相手がジュード・ロウなら、何でも許せるという声が聞こえてきそう。まあ、彼女も素敵な夢を見ているようで、寝顔が笑顔になる。これはラストでも効いてくるので、結果オーライとしようか。
エリザベスは、通りの向こうへ行くのに、出来る限りの遠回りをしようと決め、旅に出る。
そこで出会う、愛を失った警察官アーニー(ディヴィッド・ストラザーン)。元妻スー・リン(レイチャル・ワイズ)を執拗に追い続ける。本当に迷惑そうにしていたのに、彼がいなくなったとき、彼女の胸に去来したのは、どうしようもない虚無感。スーの心のどこかに、そっと隠れてアーニーが住んでいたのかも知れない。
次にエリザベスが向った街では、人を信じないギャンブラーのレスリー(ナタリー・ポートマン)と知り合う。このギャンブラー、父親とうまくいっていない。父から車を奪ったつもりが、父親はその上をいく行動をとる。どんなに突っ張っても、所詮父の掌の上で踊っているだけ。人を信じてはダメと諭す、レスリーはまるで反面教師だ。
エリザベスは益々人を信じたくなる。
遠回りをして物理的に離れた分、心の距離が縮まっていく。彼女には帰る場所があった。これは自分の帰る場所を確認するための、心の旅の物語だ。 -
かなり好み。2008-03-27 by
HJ
失恋を忘れる為に旅に出る女性のロードムービー。
いつの時代にも作られる題材で、
これだけ知らされてしまうと、何を今さらって思っても無理はない。
ところがウォン・カーウァイが監督で、これだけのキャストが集まってしまうのに驚き。
しかもノラ・ジョーンズが主演って、いったいどんな映画になっているのかと思った。
自分で曲を作り、詩を書くアーティストは感性が優れた人が多いと聞くし、
脚本を読んで共感する部分があれば、
「演技をする」という形式をこえて、気持ちで表現出来てしまうらしい。
この映画のノラ・ジョーンズを見ているとそんなふうに思えてしまう。
演技していると意識させずに、まるで歌うように感情を表現していたな。
もっとも感心したのは、とあるアパートを訪ねるシーンなのだが、
二度目にここを見上げた彼女の表情がとにかく良い。
今年見た映画の中でもっとも記憶に残る表情だった。
ウォン・カーウァイは主要キャストが決まってから、
彼らのイメージにあわせて詳細に脚本を書いていったそうで、
そのおかげで登場するどの人物もが等身大で演じて見せてくれる。
オスカー受賞後、シリアスな演技ばかり求められそうなレイチェル・ワイズの女の部分の表現もいいし、
ジュード・ロウもほとんど本人そのままのキャラクターで演じているかのよう。
ノラ・ジョーンズ同様に、もう一人のミュージック・アーティストであるショーン・マーシャルの登場も、
演技という枠では表現出来ない雰囲気を見せてくれた。
子供の頃に両親が離婚しながら、その後も互いの連れ子と一緒に生活したという複雑な環境で育ったそうで、
16歳くらいでニューヨークにヒッピーとして出て来たとか。
自分の経験に重なる部分があったのかも知れない。
彼女もサントラに2曲ほど提供しているが、
The Greatestという曲がこの映画のカラーにピッタリハマってしまう。
ウォン・カーウァイはあいかわらずスコープの画面の半分くらいを何かで埋めてしまうが、
泣いているエリザベスをジェレミーが抱いてあげるところのフレームなんか面白かった。
ニューヨークの片隅に二人だけが置き去りにされたような構図。
80年代に人気アーティストの音楽ばかりを使ったミュージック・ビデオのような映画が量産されたが、
今もこうして新しいミュージック・ビデオのような映画が作られるのもありでしょう。
ただし単なるミュージック・ビデオではなく、
先に書いたノラ・ジョーンズの気持ちが、ちゃんと映画のテーマを語ってくれていることは大切。
自分ひとりが辛い想いをしているのではないことを知るのだ。 -
○出てくる俳優がみな美形2008-04-05 by
tamakazu
せっかくの映画の日だったんで、朝7時に出社して仕事、外で打ち合わせの後そのままとにかく何か観ようと新宿へ。ぴあ読んでも新宿って普通の映画しかやってない・・・どうしようかなって思ってバルト9へ、ってことでこの映画を。主演の女の子が歌手ってことは知ってた。一抹の不安・・・でも、自然な演技だった。けっこうかわいいしね。相手役のジュード・ロウも「スターリングラード」あたりから結構好き。ニューヨーク、メンフィス、ラスベガス・・・アメリカって広いんだね。いろんな街があるんだな。ある意味ロードムービーって感じ。とてもまじめな恋愛映画で、なんだか素朴でうれしくなっちゃったな。こんな映画もたまには観たい。そんな映画でした。
辛口コメントの人も多いけど、そんなヒトって、きっと今充実してるんだろうなぁ。ボクは連日の長時間労働と人間関係に疲れてて、こんな映画観てホッとしたなぁ。
あ、そうそう、出てくる俳優がみんな美形だった。これも○!
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素晴らしい色彩2008-05-12 by
HARVEY
ウォン・カーウァイはやっぱ天才だ。いつものようにセリフは深いんだか浅いんだか良くわからないけど、やっぱり映像が素晴らしい!
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空気感を楽しめた。2008-05-26 by
maaaa
音楽も出演者もスローなストーリー等が合わさって凄く気持ちよく鑑賞出来ました。
最近アクションやサスペンスなど切羽詰まった映画ばっかりみてたせいもありますが・・!
心地よい空間で少し眠たくなったりしましたが、後味も良くて幸せな気分になれた。 -
台詞がストレート2008-04-07 by
アキラ
「もし鍵を捨てれば永遠にその扉は開かれない」「監視カメラで自分の映像を見るとやり逃した仕事の多さに気がつくんだ」「異常なほどにお互いを拘束していたから」「もしかしたら道連れが欲しかったのかも」「車道を渡るには勇気が必要だ」久しぶりにストレートで力強くかつ詩的な響きのある台詞を聞かせてくれたカーウェイ脚本。ありきたりなロードムービーで話の大筋は分かり易く無難なハリウッドスタイルのラブロマンスに落ち着いてはいるものの、彼自身の主題に対する台詞がここまで露骨に示された事に驚かされました。昨年亡くなったベルイマンとアントニオーニが高尚な映像と普遍的な言葉で語り続けた男女の不毛。これを現代的な忙しい日常の言葉に置き換えて語るのがカーウェイ脚本の魅力な訳だが、陳腐さを避けて吐き捨てるようにはぐらかして来たその孤独感をここまで愚直にぶつけて来る本作はこれまでになく新鮮でした。
映像面ではジェネやボイルといった癖のある連中との仕事で知られるコンジがドイル風を試みたようだが、やはりドイルと比べると卒がなく諄さがない。そのサッパリ具合が結果的には逆にカーウェイ流の雑多な色彩のドロドロ感を薄めて丁度良く心地良いバランスに落ち着いてるけど。ライクーダの音楽もイイ感じに湿り気を抜いてくれています。内容面でも警官のエピソードは名作『パリテキサス』を意識したかのようです。近づき過ぎて逃げ出したくなる愛情の悲劇。失って初めて気付く相手の存在の大きさ。近過ぎても遠過ぎてもすれ違う心。分り合えない苛立ちに疲れ果てる。それでもひとりぼっちではいられない。心を枯渇させまいと無理して新しい恋を流し込む。まるで『渇望』に描かれる悪循環。登場する誰もが寂しげで誰かを求めずにはいられない。無駄な事かもしれないが希望を捨てずに”車道を渡ろうとする人々”の姿が愛しい一本。 -
品のあるロードムービー2008-03-22 by
京之介
ストーリー,俳優,カメラワーク,そしてミュージックとどれをとっても個性的で,全体として品のある作品に仕上がっています。ウォン・カーウァイ監督の面目躍如というところでしょうか。特に冒頭のニューヨークのシーンは,ジュード・ロウが非常に魅力的なカフェの主人を演じています。旅の途中,メンフィスでのエピソードは,ちょっと暗いかなという感じですが,それを補って余りあるのが,レイチェル・ワイズの名演技でしょう。また,ナタリー・ポートマンのギャンブラーも良かったです。その分,どうしても俳優としてのノラ・ジョーンズが見劣りするのは仕方がないのかも知れません。本作品を観て,(甘くてちょっと酸っぱい)恋の味がするブルベリー・パイを食べる若者たちが増えると良いですね。
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まったりでした2008-09-17 by
mari127
盛り上がりのない、淡々とした映画でした。
私は好きです。
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言ってしまえばカーウァイ節2008-07-20 by
ナムコ
例のごとくの映像詩人。夜の映像を撮らせたらピカイチだと思う。光と闇の溶け具合が相も変わらず素晴らしい。ただ、この人、詩人ではあるけど散文詩人であって、語り部ではないので物語の構成はけっこう適当。映像と編集の力技で展開させるのも、ある意味いつも通り。
物語はカフェのオーナーとウェイターをしながら旅する女の子のほのかなラブストーリー。ロードムービー的な要素も含まれており、今までのカーウァイ映画と抑えどころは同じ。役者がアジア人から白人になっただけ。でも、何だか髪の増えたジュード・ロウと初の主演となるノラ・ジョーンズがいい味出していた。音楽もライ・クーダーだし、キャストやスタッフは豪華。
基本は相変わらずの揺れる映像。それに、ときおりはさまれるスローモーションとストップモーションを混ぜたような映像がきらめきを与える。そして時に力技も。3人の登場人物が話すシーン、例の揺れる映像で撮っていたのだが、目線がメチャクチャで、誰に対して話しているのか、誰がどこにいるのか位置関係が全然分からなかった。そんな場面がところどころに散見された。それでも雰囲気と編集力で持ってっいっているのは流石。いや、流石と言っていいのかどうか。許すかどうかは人それぞれか。
それと、監督の狙いか撮影監督の狙いかはわからないけど、今回いつもより画のサイズがタイト目だった気がする。全体的にも割と寄りが多いなあと思って最後のクレジットを見たら、撮影監督がクリストファー・ドイルではなかった。映像の揺れ感も普段と違うと思っていたからここで納得。やっぱり撮影監督が変わると画も変わるもんだ。自分的にはもう少し引いた方が好きだが。
ウォン・カーウァイの作品は、基本的には、見終わった後、流す涙も鳥肌の立つような感動もない。でも、この人の映像と共有する時間は、毎回心地よく、そしてかけがえのないものになったりするんだ。この作品も絶賛する気はないけれど、このテイストってこの人しか出せないからなぁ。たまに迷走するけど。
結局、今回は大作ではなく落ち着いた小品。物語も地味。というか、彼の映画、語る要素はいつも同じだし。それでも、自分としてはそれなりに期待に応えてくれていた。ぶっちゃけ、引き出しの多い人ではないと思うが、マンネリとか自己模倣と言われてもいいので、個人的には今後もこのテイストを期待したかったりする。さて、どうなるか。









