大脱走

『大脱走』を価格比較。★★★★☆(87点)『大脱走』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

大脱走
87点
監督 ジョン・スタージェス
出演 スティーブ・マックイーン,ジェームズ・ガーナー,チャールズ・ブロンソン,リチャード・アッテンボロー,ジェームズ・コバーン
発売日 2006年6月17日
定価 1,481円(税込)

 

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商品詳細情報

販売元 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 2006年6月17日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

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映画生活ユーザーによる「大脱走」のレビュー

  • 100点 動と静

    2008-04-02  by 牧坂満

     「史上最大の作戦」であったノルマンディー上陸作戦を成功させるために、連合軍首脳部が立案した陽動作戦の「大脱走」を描いています。監督はジョン・スタージェスですが、ハリウッド映画界ではジョンという名前の監督たちは、何故か“女”を描くことを不得手としている反面、“男”を描かせると見事な傑作に仕上げています。それは不得手を通り越して全く下手だった“ジョン・ヒューストン”を始めとして、当作品の“ジョン・スタージェス”や“ジョン・フランケンハイマー”、“ジョン・フォード”、そして、最近では“ジョン・ウー”や“ジョン・マクティアナン”が挙げられますが皆様のご意見は如何でしょうか。

     「大脱走」は第二次世界大戦でのドイツ軍の立場を公平な視点で描いていますが、これは、「戦場のピアニスト」における“ワッフェンSS”と呼ばれるナチス親衛隊と誇り高きドイツ国防軍を全く違った兵隊として描いているのと同じです。この差別化は軍服の襟章で見分けられます。“ワッフェンSS”は文字通り“SS”の文字が雷のようにデフォルメされたものを使用していますが、国防軍は横線二本が入ったデザインになっています。更に、「鷲は舞い降りた」のスーパーエリート兵士集団のドイツ空挺部隊は、「大脱走」の捕虜収容所所長ハンネス・メッセマー以上にと、“ワッフェンSS”を蛇蝎の如く嫌っていたのです。身体障害者だったがために脱走劇に参加しなかった連合軍側の将校とのシーンは戦争中の敵であっても「アラモ」のメキシコ軍将校が砦に生き残った非戦闘員の女性や子供、老人に敬意を表して敬礼する騎士道精神を感じさせてくれました。

     “国家の品格”を上梓した藤原正彦氏も著書で語っている弱者への思いやりやいたわりが出来る人間こそが騎士であり、日本でいう武士道精神なのです。アメリカンタフガイのジェームズ・ガーナーが、視覚障害者のために脱走を諦めかけたドナルド・プレザンスへ希望を与え、絶えず彼を気遣った行動にも騎士道精神を感じさせてくれる素晴らしい精神性を感じるのです。

     スティーブ・マックイーンのオートバイによる有刺鉄線を乗り越えるアクションシーンの“動”に血沸き肉躍らせましたが、リチャード・アッテンボローとゴードン・ジャクソンが「我々は間違っていなかった」と語り合う“静”のシーンも見事でした。

  • 100点 完璧ですよね。

    2007-04-30  by ラヴアゲイン

    ホント、今見ても全く色あせない完璧な大傑作ですね。

    皆さんのレヴューでもこの作品の素晴らしさとファンの多さがよく分かります。

    今、過去の名作や傑作をリメイクしまくるハリウッドで、この作品だけはリメイクしてほしく無いと、切に願います。
    リメイクしても、絶対この映画の域には達せ無いし、たぶん、怒り狂いたくなる出来になるのは目にみえますね。「ジャッカルの日」の二の舞は御免だ。

  • 90点 「映画」らしい映画!

    2007-09-02  by 星空のマリオネット

    本当に映画らしい映画ですね!

    むかし子供の頃、TVの何とか洋画劇場で観たような気はしますが、ちゃんと観たのはこれが初めてです。
    序盤はとても大らかな明るい雰囲気で、登場人物一人一人が上手く紹介されていて楽しみながら観ていましたが、こんな感じで脱走が成功し、映画が終ってしまうのだろうかと一抹の不安?もありました。

    しかし、中盤、収容所の庭での捕虜自らのふるまい焼酎による大宴会のシーンあたりから、映画は異様な高揚感とポジティブな緊張感に包まれ、収容所からの集団脱走という第一のクライマックスに向け、物語はぐんぐん進んでいきます。
    彼らは囚われの身でありながら、収容所のドイツ兵に対し、脱走という攻撃を仕掛けているように見えました。

    その後の逃走シーン、終盤は一転シリアスで厳しく悲しい「死」の連続です。
    列車の中でまた街角で、ネガティブな緊張感に押し潰されそうな逃亡者たち。
    背中を撃たれ線路に突っ伏す者、まるでモノであるかのようにマシンガンで銃殺される者たち・・・ゲシュタポの恐怖。

    その中で、独房が似合う一匹狼のアメリカ人ヒルツ。グラブとボールを片手に、屈服しないアメリカを象徴する。マックィーン演じる彼は、終盤に至るまで不変です。
    バイクで草原を駆け抜けるマックィーンだけは、逃げながらも攻撃的でポジティブな姿勢を貫いています。どんなに弾圧されても、相手を正面から見据えつづけ、生き抜いてくれるのではないかという希望を抱かせてくれます。

    序盤・中盤・終盤と、映画の明と暗の構成が素晴らしい。
    その変化の過程のなかにあっても、ヒルツに代表されるマイペースで屈しない「希望」の存在を、さりげなく格好良く配していているところが、この立派な映画にユニークさと爽快さをもたらしていると思います。
    スター達の見事な群像劇です。

  • 100点 1960年代集団劇の最高傑作

    2007-03-28  by 夢寝由来

    ジョン・スタージェス監督の収容所版グランド・ホテルと言うべき最高傑作。脚本が未完成の状態で撮影に入ったというが、複数の人物を見事に描ききっている。
    調達屋ジェームズ・ガーナーと偽造屋ドナルド・プリーゼンスの友情、チャールズ・ブロンソンとジョン・レートンのトンネルコンビの友情、とぼけたジェームズ・コバーンが長い足を持て余し気味に自転車に乗るシーンが印象的。
    しかしこの捕虜の中ではゲーム感覚で脱走に挑戦続けるスティーブ・マックイーンが最高です。
    ナチの収容所長に「アメリカ将校は礼儀知らずか?」と問われて「99%な!」と返す表情、バイクの乗りこなし方、一人だけ軍服とは程遠い革ジャン+Tシャツ+ジーンズというのも許せてしまう。
    もちろんエルマー・バーンスタインの音楽も何度聴いても胸が躍る。
    時代を超えたオススメ品です。
    追伸:1970年頃見て以来私のファッションはマックイーン・スタイル(ジーンズ+Tシャツ+革ジャン)になりました。

  • 100点 マックィーン

    2007-06-05  by 未登録ユーザA-2

    ただ単にドキュメンタリー的に撮らず、架空の人物シュルツを活躍させて暗い事件をほぼ忠実に描きながらも、娯楽性も持たせて楽しめる作品に作られている大傑作。マックィーン無くして大脱走の成功は有り得なかったと言っても過言ではないでしょう。

    他のインプレで、マックィーンのスタイルが軍服らしからぬことも許せるとありましたが、それは間違いでしょう。マックィーンのスタイルは、合衆国陸軍航空隊将校のもので、履いているのはジーンズではなく、白っぽく見えますが、色褪せたカーキ色のトラウザーズです。コッパンやトラウザーズは元々軍服です。ジーンズにしてもシュルツのUSAAFとは違いますが、大戦中も、また現在でも合衆国海軍の兵・下士官の作業服であり軍服です。着ている革ジャンはA-2というパイロット・ジャケットですし、履いているハーフ・ブーツも当時の陸軍で支給されていたバックスキンの半長靴です。Tシャツは下着同等に着ているもので、軍人が来ていても特におかしい事はないと思います。シュルツのスタイルは、1944年の合衆国陸軍航空隊将校というTPOに合った物です。奔放なヤンキー(ツッパリではなく本来の意味ヤンクス)のオーソドックスな将校スタイルという点でドンピシャリ的を得ていると思います。

  • 100点 面白い!

    2007-05-24  by いろりん

    この映画出演の時にはまだ無名だったらしいけど、すごい豪華俳優陣。子供の頃にTVで観て、それ以来何度も何度も観てるけど、その度にワクワクハラハラドキドキ。映画音楽としても名曲のBGMが、また気分をどんどん盛り上げて、最後まで退屈せずに観れる、これは最高の映画よね。スティーブ・マックイーン演じる主人公ヒルツの、独房の壁に投げつけるボールの音が、いまでも耳に残っています。

  • 90点 初めて見ました

    2007-04-04  by 雪だるま

    名作だって知ってたけど、初めて見ました。み〜んなかっこいいですね。名優が、揃い踏みじゃないですか。スティーブ・マックイーンが出てるのは知ってたけど、ブロンソンも出てたんですね。ストーリーも3時間、飽きずに見れました。最後は、ちょっと悲しさも残るものだったけど、ドイツ軍に対してしてやったぞって、気持ちのいい感じがありましたね〜

  • 70点 不屈の男たち、っていうか、懲りない面々?

    2005-06-13  by 理屈屋

    連合軍の正義を信じて捕虜としての扱いに不屈の精神で命を賭けて抵抗する男たちの物語ッ!とか、リキんで見たのが、いけなかったかもしません。
    実際に見みると、とっても紳士で優しい収容所長の思いやり溢れる接し方に、頑なに抵抗を続ける、やんちゃで懲りない面々といった印象を強く受けてしまいました。
    悲壮な脱走への逼迫した感じがあったのは、精神的に限界の方の悲劇のシーンと脱走後ゲシュタポが捕虜にした仕打ちだけでした。
    あとは皆さん、嬉々として粛々と脱走の準備にいそしんでおりました。
    私的には、もっとうんと悲壮感漂わしていただくか、さもなければ、うんと笑わしていただくか、どっちかにしていただいた方が良かったかも、と思いました。

  • 100点 なぜ今こんな映画ないんだろ・・・

    2004-04-17  by 未登録ユーザテケテケ

    男たちが、キラ星のように輝いて見える映画は、この映画以外知らない・・・
    40年も前の映画なのに、この躍動感は今も色あせてないどころか、無味乾燥な昨今の映画に渇を入れてくれそうな、期待感が感じられる。
    初めて見たのは小学生の頃でしたが、有刺鉄線にからんだマックィーンを見て(痛いやろなあ・・)と同情したのを覚えてます。
    時代を超えて、見続けてほしい映画ですね・・・

  • 100点 面白かった〜!

    2004-03-29  by もすきーと

    ここでの評判が良かったので観ました、DVDですが・・・。レンタル屋で見つけ次第パッケージを良く見ずに借りました。作品を観ている途中で「あのアメリカ人は格好いいなあ〜」なんて思ってたら彼がS・マックィーンって人だったんだと後になって知りました;;なるほど〜やはり第一線の男前ってのはどこか違うもんなんですね。(調達屋も渋くていいですね)

    脱走じゃなく本当に「大」脱走だ!
    始まって直ぐに土を調べるシーンがある。いいですね〜とても好感がもてます。わかりやすくて、シンプルで、かといって軽くない。構えなくていい映画は大好きです。
    たまに借りきてちょいちょい観る映画のひとつになるかも。まだまだ発見がありそうだ。

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