フリッツ・ラング コレクション スピオーネ クリティカル・エディション [DVD]

『フリッツ・ラング コレクション スピオーネ クリティカル・エディション [DVD]』を価格比較。★★★☆(70点)『スピオーネ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

フリッツ・ラング コレクション スピオーネ クリティカル・エディション [DVD]
70点
監督 フリッツ・ラング
出演 ルードルフ・クライン=ロッゲ, ゲルダ・マウルス, リエン・ダイヤース, ルイ・ラルフ, クレイグホール・シェリー
発売日 2007年6月30日
定価 6,300円(税込)

 

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商品詳細情報

販売元 紀伊國屋書店
発売日 2007年6月30日
リージョン 2
ディスク枚数 2
形式 DVD

関連商品

映画生活ユーザーによる「スピオーネ」のレビュー

  • 70点 33133

    2005-09-26  by アキラ

    記憶に残っていて気になるけど思い出せない事ってある。33133とは何の番号か?
    その部分が、サスペンスとしても実に巧妙にクライマックスを盛り上げています。
    他にも銀行に隠れた秘密組織との攻防や機密書類を盗まれた日本人の切腹シーンや
    ホテルでの珍騒動や露店に変装したギャングの奇襲や見事に決まった幕引きなど
    インディジョーンズシリーズ並に映像的な見せ場だらけのスパイアクションです。
    スパイに情報を集めさせ命令を下す。車椅子で常に葉巻を吹かし片鼻から煙を出す。
    この悪役を見ていると何気にDr.Noを思わせる。主人公よりも強烈な存在感がある。
    メインの話は、この悪役の部下のひとりだった女スパイが敵方のスパイに恋をして
    彼の為に組織を抜けようと奮闘する物語。内容的な濃さも含めて実に豪華な映画だ。

    だがテンポ良く話が進む割に長く感じる。色々詰め込まれ過ぎているせいもあるが
    何よりも悪役との仕掛け合いが攻防一体ではない脚色になっているからなのだろう。
    最近のハリウッド映画がサッカーやバスケの試合なら、これは野球の試合って感じ。
    両サイド共に常にチャンスがあり危機も迫っている状況ではなく、ひとつ仕掛けたら
    それが解決するまで次に進まないという何とも親切で解り易い構造になっています。
    サイレントだからこそ、見る側が混乱しないよう注意を払って構築したのでしょう。
    この親切さこそがラング映画からハリウッドが見習った最良のポイントに思えます。
    丁寧で解り易く、それでいて退屈させない。最低限そこへ向かうよう努力してこそ
    見るに耐える作品になります。世間で云われている作家性はそのギリギリの思考を
    重ねた末に、いかなる手法を最良の手段として選んだか?という結果論でしかない。
    模索の時代終盤とはいえここまで解り易いスパイ映画の基盤が出来ているのは凄い。

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