ふたりのベロニカ スタンダード・エディション

『ふたりのベロニカ スタンダード・エディション』を価格比較。★★★★☆(86点)『ふたりのベロニカ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

ふたりのベロニカ スタンダード・エディション
86点
監督 クシシュトフ・キェシロフスキ
出演 イレーヌ・ジャコブ,フィリップ・ヴォルテール,サンドリーヌ・デュマ,ルイ・デュクルー
発売日 2006年11月25日
定価 5,040円(税込)

 

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商品詳細情報

販売元 紀伊國屋書店
発売日 2006年11月25日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

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映画生活ユーザーによる「ふたりのベロニカ」のレビュー

  • 90点 キェシロフスキ監督随一の傑作

    2006-05-06  by 未登録ユーザodys

    昔映画館で見た記憶で書きます。
    キェシロフスキ監督作品としては、「トリコロール」3部作をしのぐ傑作だと思います。
    音と映像の神秘的な融合がこの作品にはある。監督の一番いい部分が結晶している。
    ヒロインのイレーネ・ジャコブも魅力的。のちに「トリコロール」にも出たけれど、こちらのほうが初々しい。

  • 50点 音を辿る

    2006-04-15  by アキラ

    岩井俊二の『LoveLetter』はこの作品にインスパイアされたのかな。童話作家から送られて来たテープの音を辿って出会うシーンとかスーパーボールで埃が舞うシーンとか繊細な感覚描写が似てる。特に広場でふたりが一瞬だけニアミスるシーンはソックリだ。同年代の自分にソックリな人が違う場所にいるって設定も模倣されているのだろう。ところがこっちの話の展開は物足りない。ポーランドの声楽歌手とフランスの音楽教師。いわゆるソウルメイト。何の接点もない2人だが名前も容姿も同じ。その魂は繋がっている。描こうとしているのは女性の第六感みたいなものなのかもしれない。

    今頃になってキェシェロフスキ熱が再燃しそう。昔は『トリコロール』と『デカローグ』シリーズ位しかビデオ屋になく見れなかったけど、今はポーランド時代の作品もDVD化されてるし、劇場でも毎年リバイバルしてくれるのが嬉しい。この作品は今思えば東側がゴタゴタしていた頃の現代劇でさり気なく古いスターリン像が運ばれていたり学生が騒いでたりなかなか背景も興味深い。労働闘争の終止符、ベルリンの壁崩壊、ソビエト連邦解体、東西を分断する鉄のカーテンは開かれ始めてキェシェロフスキは西側へ。時代の変わり目の渦中にいた作家が残した象徴的な女性映画。でもドラマとしてはイマイチ。

  • 100点 キェシロフスキ最高傑作です。

    2008-08-08  by せしるん

    この作品には『トリコロール』の様な分かり易い物語性は無い。だが、ストーリーテリングというファクターを排してすら、この作品に溢れる詩情や映像美等、個人的には『ふたりのベロニカ』が一番の傑作だと思う。この作品の感想を述べるのは難しい。
    無論、音楽の美しさや効果、木漏れ日を映すシーンやトーンの変わる画面、ガラス越しに見せるショットなど、映像の美しさを挙げる事はたやすい。更に劇中演じられる人形劇の何とも言えない動きの美しさには息を呑むほど。
    映画の劇中劇で感動するという事は皆無に近いのだけど、これだけは・・・。
    人形劇だったというのもあるかもしれないけれど、傑出しいるのだ!必見。
    ポーランドの、見覚えのあるようで、ちょっと西欧とはニュアンスの違う街並みや部屋の雰囲気なども堪能出来る。
    しかし、この作品は上に記した様に、彼が残した他の作品に較べて、筋という筋がなく、テーマ自体も具体性が無い。
    俄かに「これはこうである」という筋・形は無く、ただキェシロフスキ独特の作品の雰囲気を鑑賞するのみ。
    「難しい」という言葉を使うのも違う気がするが、未熟な私にはこの作品の良さは上記に述べた様な事しか言葉にして挙げる事が出来ないのであるが・・・。
    この作品を自分が本当に理解出来ているのかも判然としない。
    けれど、コトリと胸に落ちるような、心に響く「何か」がある。
    深く心に残る作品であり、美しく、切なく、自分の中の大切な何かに訴えかけてくる作品。
    キェシロフスキ独特の作品の雰囲気は、鑑賞するしか無いのではなかろうか。

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