アバウト・シュミット [DVD]

『アバウト・シュミット [DVD]』を価格比較。★★★☆(69点)『アバウト・シュミット』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

アバウト・シュミット [DVD]
68点
監督 アレクサンダー・ペイン
出演 ジャック・ニコルソン, キャシー・ベイツ
発売日 2004年1月10日
定価 3,990円(税込)

 

価格比較

アバウト・シュミット [DVD] 在庫切れ  

 

amazon.co.jpによる解説

保険会社を定年退職したシュミットは、ひまな毎日に嫌気がさし、チャリティ団体に応募。援助するアフリカの少年に手紙を書く。ところが簡単な自己紹介のつもりが、妻への不満など、グチばかりつづることに。そんなとき妻が急死。愛娘が帰郷するが、彼女が連れてきた婚約者はとんでもないアホだった…。
平凡な男シュミットの老後の日々をシニカルなユーモアを散りばめて描いた人間ドラマの傑作。主演のニコルソンが、口数は少ないけれど、心の中ではグチってばかりの怒れる老人をチャーミングに演じている。ユーモアの中に孤独を垣間見せる絶妙の演技は、オスカーノミネートも納得の素晴らしさだ。また娘の婚約者の母親を演じるキャシー・ベイツの豪快な老ババぶりも必見。監督&脚本は『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ』で脚光をあびたアレクサンダー・ペイン。(斎藤 香)

商品詳細情報

販売元 日本ソフトサービス
発売日 2004年1月10日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

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映画生活ユーザーによる「アバウト・シュミット」のレビュー

  • 80点 形なきもの

    2005-07-12  by 理屈屋

    お父さんとお母さん、それに子供達がいて、ハイッ、これが家庭というものです。
    社長さんに役員さん、管理職に平社員達がいて、ハイッ、これが会社というものです。
    と、いうような考え方に鋭く斬り込む、なかなかシニカルな作品でした。
    始めの方でされるスピーチと最後の方でされるスピーチは、微妙に違って聞こえます。
    前者も後者も「形」だけに見えますし、「形」だけなら前者の方が立派なスピーチに思えます。
    が、後者のスピーチは前者とは全く質的に異なっていて、娘を想う親の愛情が真実表れていると感じることが、微妙に可能です。
    形通りにしてあげることが、親の愛情表現になっているのです。

    それはこういう物だと形を決めて、自らその形にはまろうとしている姿の滑稽さ、そもそもそれがそういう形だったのかと疑問を持ち始める焦燥感。
    そしてその形から、はみ出してはいたが、間違い無く存在していた愛情や暖かい想いを、無視し踏みつけてきた愚かさ。
    そういったものが次々と目の前に現れては消えて行きます。
    あの国に未だ決まった形など無かった時、自分や家族を守るために、自然や外敵の脅威と闘い、自分たちの手で、自分たちの家庭や社会や国家を形作って来た開拓者達やその勇気ある行動に対する畏怖の念が、感動的に伝わって来ます。
    ハッキリ言ってそうとうに時代遅れでダサい展示なのに、それが示している「形」を見て、その形の意味する本質を感じとる主人公の姿が、非常に皮肉に映ります。

    あなたには、何の修辞も施さぬ、まるっきりの本音を、何の形にもなっていない想いをぶつけられる相手がいるでしょうか?
    この物語の主人公のシュミットには、1人いるみたいです。
    羨ましい限りです。

  • 70点 贖罪はお手軽に・・・

    2003-06-16  by Mの隠し玉

    この手のお話だと普通は主人公の送別会あたりが始まりの場面になるのが普通だけど、この作品はその前に退職寸前に自分のオフィスにひとり佇む彼を映し出す。そのキレイに片付いて−がらんどう−となった部屋がこれからの主人公の心持ちを象徴して見せる、これは高得点ゲットの巧い滑り出し。
    現役を退いて、追い討ちをかけるようにに永年の連れ添いを失っても、このオヤジは自分と世の中との間の大変化をあまり調整しようとはしない。それは性格の頑固さからだけでなく、仕事やそれに絡む社会的なモロモロの向こう側にあったものへのアプローチが機能不全に陥っているだけなのだが、そのオヤジ感性のニブサ具合をこれまたジャック・ニコルソンが軽妙に演じてみせる。本来だったら「孤独に苛まれる憂愁」だとか「枯れた人生の味わい」だとかが求められる役柄に、「懲りないオヤジの不良性」を付け加えるのがこの役者の面目躍如か。娘の結婚式で本心を隠しつつスピーチを行う場面など、いつ本性を表わすかのサスペンスで観客を引っ張り廻し「監督さんの演出いらず」のこの千両役者の本領を発揮する。
    と云うわけで今回は役者に振り回され気味だったけど、A.ぺインの必要以上にドラマ性を排した簡潔な演出も評価せねばなるまい。但し、大量失点は”チャイルドリーチ”なるNGOをダシにしたラストシーン。もちろん現実にこのような団体は在って善いのだし、その活動も評価をしないわけではない、さらに遠い異国の不幸な子供達への手紙に主人公のその時の心理描写を託す設定も良しとしよう。でもフィクションたるドラマのなかで主人公の機能不全の解消に、例えひとつのきっかけに過ぎないとしても、これを用いるのはあまりに安易で軽薄なヤリ口ではなかったか。

  • 80点 自分の存在価値を見出す旅

    2008-12-21  by バキョウ

     主人公はいわゆる「仕事人間」で生涯を仕事に尽くしてきた男です。

     定年を境に多くの事が彼の身に降りかかります。そして、自分探しの旅に出かけるわけです。僕が思うに、自分探しの旅とは人間の一生のテーマだと思います。そしてラストは…

     ジャックニコルソンが非常に良いです。最後まで見てみると、「ジャック以外いないな」と思わせてくれます。

     幅広い人に見てもらいたいですが、団塊世代の人には是非。

     

  • 100点 ああ、面白かった

    2008-12-04  by mable

    日々感じる微妙な嫌悪感や
    心の突っ込み(あんた、ただお酒飲みたいだけじゃんとか。)
    悲哀、一人でいることの焦燥感やさみしさ。
    すごく言葉で表現しにくい線を
    ユーモアも交えながら
    うまく映像で表現している。
    監督や脚本、そして俳優それぞれ
    本当に凄すぎ。
    映像も非常にきれいでした。

    ジャックニコルソンの年齢へは私自身は
    程遠いが、どこかで老成しているのでしょうか?
    非常に共感を得ました。

    一瞬一瞬をいとおしい気分で
    見ました。
    キャッシーベイツのヌードもすごい。
    彼女の出ている作品はやっぱ面白いなあ。

  • 80点 最後のシーンが全て

    2008-10-18  by 未登録ユーザyyuki

     この映画は最後のシーンのためにあるといっても過言ではないと思います。

     役と完全に同化した名優の最後の表情は、シュミット氏が歩んできた人生をそのまま描いているように感じられます。これをぶつけられた受け手は、自分の人生をぶつけてこの表情を解釈するしかありません。ですから、当然評価は分かれてしまうでしょう。

     私は彼がとても惨めな人だと思いました。微笑むのは、ある意味自分自身の惨めさを笑ったのかもしれません。しかし、多くのものを得て、また失い、死へと着々と進む日々に身をおく境遇に至らぬまではその感情に共感するすべなどあるわけがありません。ジャック・ニコルソンはそうした様々な解釈をすっぽり受け容れてしまいます。その意味で、本当にこの映画を評価するにはほとんどの人々は幼すぎるともいえます。

     誰かと一緒に、見終わった後共に語らうことで真価を発揮する、素晴らしい映画だと思います。ただ、映画という枠組みに完全に収められるテーマではなく、ここはあえて80点としました。

  • 80点 味わい

    2007-09-26  by 10 COLOR

     コメディといっても切なさや暖かさもあって、予想を裏切られたり、期待通りだったりと心地よい作品でした。若者向けではありませんが、シンプルな内容の割に深みがありました。Jニコルソンがいい味出してます。

  • 80点 問いかけを自分自身にしなくてはならない

    2006-11-29  by トラッブ

    アレクサンダー・ベイン監督はサイドウェイでは仕事を一休みした男を、この作品では定年退職した男を描く。どちらにもロードムービーだがサブウェイが友人と二人なのに対しこちらはずっとひとり旅。どちらも男の哀愁が漂っているが、男友達を今のうちに作っておきたくなる。生きていく上でのの行き方その後人のために何かしたか、今までの人生で誰かのために役立っているのか。そんな問いかけを自分自身にしなくてはならない映画。死んでから女房のありがたさがわかるのは誰でも同じかな。隣に寝ているこの老婆は誰だろうという主人公のセリフはドキッとした。キャシー・ベイツがたれたオッパイ丸出しで風呂に入ってくるシーンは主人公でなくてもびっくり。こういう肉欲の強い女性に会ってみたい気もする。ジャック・ニコルソンのあの顔はやはり役者としていろいろな表現をしやすくなっている顔なのか。ラスト近くの結婚式での父親としてのスピーチについては、あの落ち着きと間の取り方を参考に自分でいずれ使ってみようかと思う。

  • 60点 長〜い前フリ

    2006-11-10  by H.T

    正直、この映画、終盤までは見るのがかなり辛かったです。
    見ていてひたすら「イタイ」場面の連続で、もう…思わず目を逸らしたくなります…。
    いや〜辛かった…。

    しかし!最後の最後のシーンを見て確信しました。
    今までの長く険しい道のりは、あのラストカットのためだけの長〜い前フリなんだと!
    ジャック・ニコルソンのあの顔!あの表情!
    それらで全てが救われました…。

    最後まで耐え忍んで見ていて、本当に良かった…(涙)

  • 70点 ラストで

    2006-11-08  by お茶

    制作者側の意図はミエミエだが、やっぱりあのラストは泣けた。
    あれで緩慢なストーリーに対する不満は帳消しかな。

  • 80点 やさしいおじさんになっちゃって

    2006-05-14  by minami

    でも何か怖いw
    ニコルソンの表情は、幾通りもの解釈があるように感じられる。

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